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想いでの山峡(やまかい)~林間学級の秘密 第9話「蠢動(しゅんどう)」

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「いつ知ったの?どこで覚えたの?」徹のベッドに移った、初美の下方を愛撫する彼の動きの巧みさは、驚くべきものがあった。
とても、小6男児の仕業とは思えない。優しく、愛でる様に、彼女「自身」に唇を重ねる仕草も、「ああ、ここですね」とは言いながら、既に知っていた様に「自身」の割れ目に舌を入れ、陰核(クリトリス)と共に、丁寧に、磨くみたく舐め上げる様も、悉く健(たける)の、いや、これまでに交わった、全ての男たちのそれを上回った。困るのは、初美にとり本意ではない、菊花(肛門)にまで唇を寄せようとする事だ。何度も「そこはダメよ」と嗜める。

徹は「いえ、ただただ愛おしいだけです。他に考えなんかありません。お願いだから分って下さい」と言うが、それをそのまま受け取って良いのか?と思ってしまう程、クンニリングスを初め愛撫(ペッティング)が上手かった。時折、欲情の表れの様な「ジュルジュル」と言う音。師の「女性」は、再び湿度と潤いを取り戻した。「ああ、困ったわ。本当に気持ち好い。初めてだなんて、信じられない位。何か、新しい歓びを開発されそう・・」初美は、今まで経験した事のない、この新しい悦楽に、本気で戸惑っていた。「このままだと、本当に自我を失ってしまいそう。でも、この歓びの奴隷にだけは、絶対にならない様にしないと」彼女の胸中では、凄絶な葛藤が繰り広げられていた。そして・・

「徹、用意はいい?」初美、彼女の下方に仕掛けようとする徹に尋ねる。彼は応じ「OKです。ただ、お願いが一つ」
「何?」「勝手言って済みません。俺、どうしても後ろからしてみたいんです」後背位(バック)での行為を望む、徹であった。
「いやいや、これは意外。本当に、お尻大好き。あたしの上に乗り、抱きしめて欲しいのに。悪戯の延長じゃないんだから」と思い、呆れながらも、初美「仕方がないわねえ。じゃ、今夜だけはつき合ってあげるわ」こう返す。

「有難うございます!」徹、一礼。初美、彼「自身」にゴムを着けた後、ベッドに上り、四つん這い姿態(ボース)で「さあ、来て」手招く。
彼女の腰を抱え、後ろに寄り添う徹「じゃ、繋ぎます」彼「自身」がすぐに「女性」を探り当て、健の時同様、滑り込む様に、中へ。肉壁の包囲を受け、先端が子宮口にソフト・タッチを果たした様だ。

「んん、はああ・・」繋がる歓びは大体同じ。ただ、少し浅めの結合感が少し物足りないか。それにしても、新しい快感は、それを帳消しにする心地良さ。徹は、もう一度連結を確かめ「動きます」と一言。初美が頷いたのを認め、前後動を始める。これも、初めてとは思えないスムーズなもの。「ああ・・初美さん、好きです。とても素敵・・」徹も又、彼女「自身」から己の下方に伝わる悦楽に嵌りつつあった。

初美の喘ぎと、徹の吐息が交わって、傍らの健にも、その声が伝わる。彼は思った。
「初美さんは、本当は不満なんだ。徹の奴が、彼女の気持ちに沿わないで、自分の好きな体位(ポーズ)に走っちまったからな。性愛(セックス)は、そんな事じゃ上手く行かないだろう。後で俺が、説教でもせないかんかな」と思いながら、喘ぐ師に尋ねる。

「キスをしてもいいですか?」初美は、縦に首を動かし頷いた。それを認め、健はゆっくりと彼女の唇を奪う。「徹」振り返った師は、彼に尋ねた。「はい」「長い髪は、好き?」「大好きです!」「なら、髪に顔をつけて、後ろからあたしを抱いて」「はい。やってみます」
徹は、初美の後ろから離れない様にしつつ、左手で彼女の腋辺りを抱え、その少しウェービーなブルネットに顔を埋めて行く。

「んん・・んん・・」振り返り、後ろの徹と唇を重ねながら、初美の抑えた喘ぎが続く。キャミソールから出た乳房はそのままに、下方のミニ・スカートは軽く整えられ、その裾から、お尻の双丘が覗ける。後ろからしか、その貌(かお)は臨めないが、徹が繋がる為、全てが拝めるのは彼だけだ。この体位(ポーズ)、健は「ラヴ・トレイン」と呼んで、からかった。

「徹」初美の上体に手を回しながら、健が言った。「いつまでも、ラヴ・トレインの運転ばかりしてないで、体位(ポーズ)を変えろ。嫌われるぞ」徹、心ならずも「分った。今、変えるよ」そして、前の初美に「有難うございます。今度は、俺が下になりましょう」彼女は、これに応え「分った。じゃ、君が仰向けになって」「はい。お願いします」徹、こう返す。

天を仰ぎ、臥した徹の上に、初美が跨る。「前か後ろ。向きはどっちが好い?」「じゃ、俺に後ろ向けてお願いします」徹、こう返す。
健の時とは反対の、逆騎乗位である。着けたままのミニ・スカートを軽く持ち上げ「ああ、んん・・」軽い喘ぎで、再度連結。
暫くは、この体位(ポーズ)での行為が続く。健も、徹の脚上に乗り、初美と向き合って唇を重ねたり、乳房に手を回すなどの愛撫(ペッティング)に勤しむ。一方 徹は、師のお尻を撫で回しながら、下からの上下動を続ける。

その後、もう一度後背位(バック)での交わり。ベッドから出ての「立ちバック」だ。今度は、健が後ろに回って、徹にお返しの陰嚢(玉袋)へのマッサージ。併せて、その前にいる初美のお尻や太腿も愛撫する。
繋がる二人の喘ぎが大きくなり、頂に近づいた事を感じる。「あああ!んんん!行けるぅ~!」「んん!初美さ~ん!凄いですぅ~!」
大きく喘ぎながら、最後の高め合い。そして、ほぼ同時に頂へ。徹の「筆おろし」もこうして果たされた。

お互いに、まだ荒い息。「好かった・・」とは言うものの、初美には、少し不安が残った。新しい悦楽に向き合うには、少し時間が必要かも知れない。「離れていいわ」と師。徹は、これを受け、少し間を置いて彼女「自身」に繋いでいた彼「自身」を静かに離す。着けたゴムの先端に男精が溜まり、胴も、師の体液で濡れそぼっているのは、健の時と同じ。「有難うございます。お蔭で俺も、健と同じ所に立てました」素直に、心より初美に一礼を送る。そして、彼女と自身の下方を拭き清める。

初美「徹もおめでとう。ただ・・」「はい。何でしょう?」と彼。師は続けた。「君の親御さんから聞いたの。お話とかの時、その相手の目を見ないから困るって言われてるの。その問題、あたしが、ここにいる間に治す様にするわ」「マジですか?」と徹。初美「それはね」の後で、こう言った。

「今夜みたいな補習は、後何回かあるわ。その時に、君の問題を治すチャンスがあるわね。そのやり方は、あたしが仰向けに寝て、君が上に乗る事よ。そして、あたしと目を合せて、治るまで『好き』って言い続けるの。それから、あたしを優しく、熱く抱きしめてくれれば大丈夫。必ず、治るわよ」と笑顔で語る。

聞いた徹「いいんですか?俺は、それが失礼だと思ってできなくて、後ろからトライしたんですが」と返す。初美「言い訳にしか聞こえないわ。『いいのか?いいのか?』て戸惑いを、乗り越える勇気を持ってする事よ。次からそうするの。約束よ」
徹「かしこまりました。難しいかもだけど、お約束します」初美「初めは、不安だろうけど大丈夫。あたしが教えてあげるわ」
徹「了解しました。有難うございます」何とか自我を守りきった初美。ホッと一息だ。だが、こうなると、後ろからの行為ばかりが好きな徹に、自信の「寝技」を見舞ってやりたいと思う様になるのも事実だった。

こうして、二少年は思春期を迎えるより早く「男」になった。しかも、同じ女性(ひと)によって。終礼の、師との濃い口づけの後「いや~、大変な夜だった。夢に出るかな?」苦笑し合う彼たち。師に続いてシャワーを使い、時は午後10時に近く。暗い眼下を行く、JR中央西線に、重い走行音が響く。M県下へ向かう、上り貨物 5878列車の様だ。
(つづく 本稿はフィクションであります。2016=H28,6,25記)

今回の人物壁紙 小島みなみ
渡辺貞夫さんの今回楽曲「マイシャ(Maisha)」下記タイトルです。
Maisha
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