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母娘(ははこ)御膳 第26話「再生」

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「じゃあ、入試元気で頑張って。又、来月!」 「有難う!貴方もね」前夜を共にした翌日、大学入試を目前にした、花井 宙(はない・そら)と阿久比 周(あぐい・あまね)は、彼の居所近くの喫茶店で朝食後、そのまま日中の予備校教科三限を、昼食を挟んでこなし、夕方前、花井邸の前で解散した。この翌週末からの、大学センター試験を皮切りに、ほぼ一ヵ月は続く入試期間は、予備校の直前対策教室で顔を合わせる事はできるが、前夜の様な深い往き来ができない。宙が、周の居所を訪ねたのは、その絡みもあっての事だった。

帰宅した宙は、何食わぬ顔で自室に落ち着くと、家屋敷と母の会社の社長室とそれに続く控え室とかの音声を記録した装置の再生にかかる。この時間、母 妙(妙)と姉 結(ゆい)のいずれも、仕事もあって、まだ帰宅していない。

「さてと・・」彼女は呟く。「正月は、二日と三日に、ウチの記録があるわね。どれどれ、声を聞いてみようかしら」聞こえて来たのは、母 妙が応対した客複数の後、若い男二人との会話だった。恐らくは夕方前であろう。年始客が退けて暫く後、周が後輩 豊野 豊(とよの・ゆたか)を伴って来訪挨拶。しばし会話の後の入浴、出前寿司を囲んでの談笑、それらが、夜の深いやり取りへと繋がって行く有り様。それに続く、若者二人との、前後しての交歓の後、予想もしなかった、母との三人一体での、熱く激しい行為。

それだけではない。行為の進行の途上、豊のただ一度の失言がもたらした、若者二人の、母の小用行為の観察。更に・・その「聖水」を飲み干しての、周と豊の「兄弟杯」。それらは、宙の驚愕を誘うに十分だったと言って良い。「ああ、いやいや・・」彼女は呟く。

「あたしの想像以上だわ。母さん、自分の小用を、彼たちにモロ見せなんて、よくやるわ。まあ、ウチの中だけの秘め事ってつもりだったんだろうけど・・」入浴準備にかかった宙は、まず姉の結に伝える事にした。

6pm近く、予想通り、結が先に帰宅。「只今です」 「姉さん、お疲れ。・・でね、ちょっと伝えたい儀が」 「うんうん、もう少ししたら聞くわ。まずは、着替えと化粧の処理ね」 「ああ、勿論」宙は、その合間に自習を進める。暫くして「宙ちゃん」姉が声かけ。「はい、何?」 「それ、お風呂で聞きたいなあ。一緒に来ない?」 「ああ、まあいいでしょう。じゃあ、ご一緒するわ」夕食準備が一定済むと、姉妹は入浴。ボディ洗いや背の流し合いなどを進める、生れた姿の、眩しい女体二つ。そして、大理石調の、泡を立てる浴槽へ。

「実はね」宙が切り出す。「はい、聞きましょう」結が応じ。「あたしたちが、正月研修で留守の間の、ウチの音声を記録しておいたの。母さん、やっぱり彼たちを連れ込んでたわ」 「やっぱりね。つまり、周と豊の事だよね」 「そうそう」 「そうか。三人なら、随分な事ができそうね」 「実際、そうだったみたい。お風呂の様子は、よく聞こえなかったけど、どうも三人一緒だったみたいよ。お夕飯は出前の好いお寿司。妬(ねた)ましいわよ。彼たちに、そんなの勿体ないって!」こう言うと、姉は「ふふ・・」含み笑いで合せて来た。

結は言う。「確かにね。彼(あいつ)らは、本当の上物の味なんて分ってないから『猫に小判』てとこはあったかも。でも・・」 宙「でも、何よ?」 「まあ、母さんも大人だしさ、その辺は、あたしたちも黙って見てりゃいいんじゃない?」 「そりゃそうだけど、続いて起こった事も、任しときゃいいのかしらね?」 「ああ、食後にあった、ベッドの『今日の出来事』でしょ。それもまあ、想像の内だからねぇ」姉は、努めて冷静に応じる。が、妹は勝手が違う様だ。

「姉さん!」宙は続ける。「その『今日の出来事』も、その『なり』がちょっと違う様なのよ!」 「ふぅん、どうして?若い男が、一人増えて二人になっただけの話でしょ。それを母さんが、取っ替え引っ替え味見しましたっと。まあ、大した刺激じゃない。金持ち熟女にゃ、ままありそうな事だわ」 「いや、そんな事は分ってるわよ。しかしね、もしも、その若い男二人と、同時に絡んで繋がったとしたら、どうかしら?」

「ハハ、そんなのがあるの?」結は、さすがに呆れて言葉が出ない風情だ。その様子を見て、宙が続ける「そうなの。実はあたし、ウチと母さんの会社の社長室奥の控え室に、音声傍受ができる装置を仕掛けたでしょが。あれ、スマホのアプリで聞くのはやめたけど、代りにウチの中の音も、聞ける様に設定変えしておいたの。そしたら、研修で留守中の音が、ぜ~んぶ録れてたって訳!」「ハハ、正直 呆れるわ。ここでも、そんな事できるんだあ」

入浴を終え、トレーナー上下を纏った姉妹、宙の部屋で音声装置を動作させ。「ハハ、貴女も、人が悪い・・」結は、苦笑して呟いた。「多分、母さんもうすぐ帰るけど、又それをネタに揺さぶる訳?」 「ふふ、今度は、そうする価値ありそうよ。この音声データにはね」宙は、笑って返す。「で、更に続きがあるの。聞いてみる?」 「ああ、ちょっとね」妹は、飛ばし気味ではあったが、姉に、正月の留守中の音声の主な所を聞かせた。三人が一体になったのが分る、夜の行為にての会話や、若者たちの眼前での、妙の小用。それにその「聖水」をあおっての、兄弟杯、などなど・・

「大人しい顔して、彼たちもやるわね。まあ、煽る母さんも、どうかとは思うけど・・」結は、こう呟くも、決してヒステリックな反応は見せない。宙の眼からも「ホント、姉さん、マジで落ち着いてる。あ~あ、こっちの方がイラつくわ」と思わせる程だった。「まあね、宙ちゃん」結は続ける。「あたしだって、その音聞いて、正直驚いたわよ。母さんも、どこまでやるの?てのが正直なとこ。でも事実、あったんだもの、それは認めるしかないわ。ただ、どのつもりで事に及んだか、位は訊いてもいいわね」 「分った。じゃ、夕飯の席で訊いてみようかな」 「それが良いわ」会話の区切りとなった姉妹、夕食準備を仕上げる。

「お帰りなさい、お疲れサマー!」母 妙の帰宅は7pm過ぎ。この日は関与先への直行直退日程だった為、自家用車 アウディA6で出かけていた。ざっと簡単な入浴後、浴衣に上衣姿ですぐに夕食。この回も、魚介と野菜がメインだ。妙と結は白ワイン、宙はペリエで乾杯だが、酒気がなくとも気にはしない。

「年初で、忙しかったでしょう」姉が、母に訊く。「まあね、正月休みのデータとかが溜まってたから、区分とかは手間だったわ。明日、会社行ったら、半日は処理で取られるかも。まあ、伊野(初美)主任にも応援してもらうけど」 「そうだね。要件が溜まったり重なったりの時、初美さんはホント頼りになる。あたしも、あの女性(ひと)が佐分利学院にいらす時から、感心したわ」 「そうだね。そこは安心して、行って良いかな・・」

暫く、仕事絡みの雑談の後、宙が切り出す。「所で母さん」 「はい、何かしら?」妙が返すと「あたしたちが、正月研修で留守にしてた時の事で、ちょっと訊きたいとこがあるの」 「何、それは?」 「年始のお客様が何人かいらしたのは分るけど、中に少し、あたしの知ってる若い人がいたんじゃないかってね。どうかしら?」 「ああ、その事?正月二日の午後、阿久比君と豊野君がちょっとの間、寄って話をして行ったのはあるわね」 「ふぅん。ホントに、午後のお話だけだったのかしらね?」 「それ以上はないわ。他に、何かあるの?」 「それがあるのよ。それはね・・」宙はそう言い、自室から移動していた、ワイヤレスでも使える、例の音声装置の電源を入れた。妙の表情が、やや曇った様に見えた。
(つづく 本稿はフィクションであります)

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