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南へ・・ 第8話「蠢香(しゅんか)」

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賑やかな宴(うたげ)もどうやら先が見え、些か名残り惜しくも、翌朝早い事もあって、周(あまね)と豊(ゆたか)は、途中で離れの寝室へと引き上げる。母屋の大座敷の、引き続く大人たちの談笑を耳にして。しかし、彼たちの宴も、まだ終った訳ではなかった。

「今晩は。やっと、三人だけになれたわね」後ろから、優れた声。「おお、これは美波(みなみ)さん、いらしましたか」若者二人が返すと、「ふふ、佳いお席だったわね。・・で、ここからは、あたしたちだけの内緒のお席よ」美波は、こう続けた。

二間ある離れの内、広い8畳程の座敷には、周と豊の床と、彼たちが談笑する為の卓と座椅子が用意され、補助の座布団も出されていた。その卓上には茶器も整えられ、三人は、暫く茶を囲んで雑談に耽(ふけ)った。15分程後・・

美波「豊、実はね・・」 豊「はい、美波さん。何かありました?」 「さっき、お食事の席が終わる辺りで、周さんと、最初の挨拶をしたのよ」 「はあ、挨拶ですか?あっ 分ります!」少し間を要したが、豊はそれを聞いて、美波と周が、接吻(キス)の挨拶をした事を察した。「さあ豊」美波は彼に、隣に来る事を促した。「今度は、君と挨拶がしたいわ」 「はい、只今・・」豊、こう言って美波の隣に座ると、その上体を抱き寄せて、ゆっくりと唇を交わす。途中からは、舌の出し入れを交えた、濃厚なそれに変わった。

「ハハ、お前、上手いな・・」傍らの周、こう言って、接吻中の美波の浴衣の裾を、僅かに捲り上げ。どうも、その奥は下着を纏わぬ裸らしい。「ふふ、周さん、嫌らしい・・」 「ああ、ご免なさい。つい、ちょっと見たくなっちゃってね」 「貴方は、素直で好いわ。ね、ちょっと待って。乱暴にさえしなければ、これから披露してあげるわ」 「はい、どーも済みません!先に手を出しちゃって・・」笑い声を交えながら、大声では言えない、夜の行事(イヴェント)が進んで行く。

豊との挨拶が終わると、美波は浴衣の裾を大胆に捲り、立膝の「スポーツ座り」の格好で、若者二人から、奥の方が見える様に座す。時折、足袋(たび)を着けた脚を組み換え「剥き出しでは?」と思われる、股間チラ見せの要領で、挑発す。「彼女、ノーパンだよな」周も豊も、内心では思っていながら、まだ直に訊く事はできなかった。

「二人、教えて」美波、続ける。「はい・・」周と豊が返すと「二人とも、佐分利学院にいる間に、(本荘)小町先生から『あの事』を、教わったって事かしら?」 「はい・・まあ、そんなとこですね」周と豊は、顔を見合せてそう返し、笑った。

「それじゃ・・」と美波。「周さんから訊きたいわ。最初はいつ、教わったの?」 周「はい、それは・・」と返し「確か、高等科最初の年だったと思います。一浪してますから四年前ですね。夏前でしたが、自習中に、前から症状のあった頭痛が出まして、暫く学院の養護室で休憩する事になったんです。時間は、夕方近かったですね」 「ああら、若い内からの頭痛は大変だ。今も、出る事あるの?」 「そうですね。治療もして、今はごくたまにですが」 「まあ良かった。で、さっきの続きを聞かせてくれるかな?」 「はい」

周は続ける「30分位安静にしてたら、小町先生がカーテン越しに『周君、シャワー行っといでよ』て、指図をされるんです。『シャワー?変だな』とは思いながら、浴室行って、戻ってみると、小町先生の様子が変わってたって事でして・・」 美波「そう、変わってた・・?それって、素敵な変化だったんだよね」 

周「そうですね。白衣と同じ、白基調の、随分豪華で艶のある、下着上下でした。特に下が凄かったです。ガーター・ベルトにデザイン柄のストッキングで決めてました」 「ハハ、そりゃ好い。それで貴方は、そんな恰好の小町さんに、手取り足取り、熱く濃い事を教えてもらったって事ね」 「そして遂には先生に重なって、下半身を一つにして・・まあ恥ずかしい思い出ですが、そんなとこですね。あ、最初だったんで、ゴム着用でしたけど」 

美波「ハハ、有難う。素敵じゃないの。次は豊ね。前にも聞いたけど、もう一度 お・し・え・て」 豊「はい、美波さん。前にもお話したけど、まあいいでしょう」と一呼吸置いて、続ける。「実は、あの時の俺は、所謂『マセガキ』の類でして、阿久比さんより一年早い、中等科の終わりに『その時』が来たんです。時季はもう少し暑くて、夏休みの盆の後・・かな。確か第二学期向けの直前対策講習に出て、午後の教科が終わってすぐだったから、夕方前・・ですか」 

美波「確か、最初に聞いた時、そんな事言ってたよね。そうか、周さんの時より暑い日・・で、行為の方も、同じ風に熱かったの?」聞かれた豊、慣れた手つきで美波の背後に腕を回し、抱き寄せる様にして顔を近づけ、こう答えた。「はい、そりゃもう熱かったです。これから実演するみたいに。その方が、早い話と思いますが・・」

この言葉を合図に、美波と豊は、互いに両腕を回し合い、もう一度口づけ。先程と同じ、途中から舌技も入る、濃いそれだ。美波「舌使いも上手いわね。それも、小町さん直伝かしら」 豊「そう思って頂いて、結構です」そう言い、一旦少し離れると、美波の浴衣の胸元に、右の手指を滑り込ます。「ふふ、嫌らしいけど、上手ね。今度はおっぱい狙い?」 豊「そうです。今夜は少し、じっくり触れそうで、嬉しいですよ」 「まあ、仕方がないか。時間はまだあるからいいけどね」 「ええ、多分遅くならないでしょう。俺たちも、明日朝早いですから」豊、そう言いながら、浴衣の胸をはだき、CかDカップ位の、美波の双丘を表し。

「おー、素晴らしい!綺麗な双丘、綺麗な肌!」若者二人、感嘆す。「ホントにもう、初めから狙ってたんでしょ!」美波、呆れながらも許す。「さあ、寄っといで。暫くの間、吸わせてあげるわ」 「有難うございます!それでは・・」座椅子と座布団を繋げて、三人横並び。左から周、右から豊が、真ん中に座る美波の乳房を、片方ずつ愛撫す。手指は周囲、唇と舌は、乳輪と乳頭を駆け巡る。

「なあ豊・・」周、乳房の片方を愛でながら言う。「はい、阿久比さん、聞きましょう!」豊が返すと「来る時乗って来た、JRの特急ってさあ、峠の上から海沿いに降りて来る時、こーんな感じで遠回りしてたよな!」と、乳輪を覆った手指を、乳房の丘の輪郭をなぞる様に、ぐるりと摩(さす)って、裾まで降ろし。

答える豊「そうですよ、阿久比さん。それでですね、明後日の帰りは、こーんな感じでグルグルっと裾から回り込んで、上へ登って行く訳で・・」と、周とは逆に、乳房の裾から、回す様に撫で上げた手指を、乳頭まで回す様に摩り上げる。「まあ、こんな感じで小町先生に教えて頂いた訳です。まだ続きがありますが」二人の若者、こう言い。

美波「ハハ、嫌らしいけど素敵よ。さあ、今度はもっと、核心まで攻め上るつもりでしょ!」問われた豊「はい、その通り!美波さん、そろそろ横になられた方がいいですね」 「やっぱり?じゃ、連れてってくれる?」 「ええ、勿論ですよ!」豊、こう返すと周の応援を願い、彼が上体、豊は両脚を抱えて小移動、寝床に横たえてやる。

美波「さあ、それじゃ・・」臥した美波、意を決した様に、浴衣の裾を開くと、両脚を曲げ開き、周と豊をその間に招じ入れる。「二人、あたしの『ここ』を目指して来たんでしょ?その為に、朝から街を発って来たんでしょ?」 「はい、仰せの通り・・」ここまで、小一時間。まだ、下弦の月の現れぬ星空の下、若者二人が頷く、視線の先には・・一糸纏わぬ美波の「女の真実」が現れた。そこには、薄目の下草を介し、妖しい色香蠢(うごめ)く、落ち着いた真紅の秘花と、薄紫の菊花(肛門)が咲き競い・・
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の人物壁紙 三上悠亜
東京スカ・パラダイス・オーケストラの今回楽曲「星降る夜に」下記タイトルです。
星降る夜に
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