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南へ・・ 第10話「夜戯(よぎ)」

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「あ・・周(あまね)さん・・ふぅぅっ!」夜深まる豊野家(とよのけ)の離れ。一方の床(とこ)で、組み敷かれ、喘ぎながら美波(みなみ)、言葉を発し。「はい・・」上に重なり、その上体を抱く周が返すと「貴方の仕草で、さあ、来て・・」 「かしこまりました。只今・・」美波の下方が、熱気と湿気で濡れ光るのを確かめて、周は、礼儀を正した己の男根を、女の真実に、ゆっくり進める。亀頭が肉壁に迎え撃たれ、少しの緊締を感じながら、ゆっくりと滑り込む。奥まで進み、先端が当たる様に感じたその時「あっ・・はあっ!」一際大きい喘ぎ。子宮口への連結が果たされた、ポルチオ性感が、その声を上げさせたのである。

「美波さん・・」周、訊く。「ああ・・ええ、何かしら?」美波の返事に「繋がりました。動きますね」 「あ・・お・・お願いね」これを受け、周はゆっくり腰の上下動に入り。初めは、下級生 健(たける)の伯父 中条(なかじょう)から聞いた、ゆっくりした動きのスロー・ピストンを心がける。

「あ、ああ・・い、好いわ・・」周の下で喘ぎ、下ろした黒髪を揺らしながら、美波は下から技掛けを試みる。彼の背後に両腕、腰に両脚を回す。まだ締め付ける事はしない。とりあえずは、愉悦を味わいながら、周の動きを観察するのだ。この間、豊は背後に控え、二人の交合を、所謂「ハメ撮り」の位置から観察す。

「好い感じの繋がり・・」豊は、ついそう思った。薄暗い照明の下、辛うじて、はだけた浴衣姿の、美波の臀丘と菊花(肛門)が、重なる周の、開かれた股間の下から見える。彼女の秘溝には、周の勃起した男根がしっかりと繋がり、血管を浮き上がらせて、下草を纏った陰嚢と共に、力強く上下に動き、ゆっくり出入りを繰り返す。「いや~凄い凄い!見てる俺のアレまで、礼儀正しくなるわ。阿久比さん、そんな感じで、もそっとお願いしますね」こう呟く豊であった。ただ見るだけでは飽き足らず、卓上にあった、鷹の羽を取ると、美波の臀丘片方ずつと、周との交合部、彼の陰嚢、そして彼女の菊花の順で、「シュッシュッ」と愛撫を施す。

周「お・・おい豊」 豊「はい・・」 周「随分急だな。でもいいぞ。暫くその調子で頼むわ。美波さんもいいですか?」彼の下で美波「ふっ・・、はぁぁっ!い・・いいわ」 「かしこまりましてござる」これを受け、豊は、羽の愛撫を暫し続け。続いて聞こえる、喘ぎと呻きを聞きながら「面白いな。恩師と先輩、二人まとめて制御(コントロール)できてるぞ。所謂『調教』って、こんな感じ・・かな」ちょっと、危なっかしい考えが生じ始めていた様な。周の上下動は、初めより僅かに速く、強さを増した様だ。

交合が始まって十数分程後、周は美波に「お疲れでしょう。一休みしますね」声かけ。 「あ・・ふぅっ!い、好いわ。でも、まだ上にいてね」 「はい。・・んで、豊、ちょっと」彼女を抱いたまま、周が手招く。「はい、何でしょう?」応じると「これから、美波さんと上下入れ替わろうと思うんだ。暫くしたら、その体位で、お前と交代のつもり。どうだ?」 「ああ、好いですね、それで。俺もそろそろ準備しますよ」 「豊・・」まだ組み敷かれた、美波が声かけ。「はい、美波さん・・」 「あたしが上に来たら、君の礼儀正しい『体育会系』で挨拶するのよ。いい事?」 「はい、了解です!上手くやりますから、見てて下さい!」 「ふふ、楽しみだわ」

少しおいて、美波と周は上下を入れ替わった。床に臥し、天を仰ぐ男根を目指し、美波がゆっくり腰を落とし、秘溝を亀頭に重ねて行く。「あっ、ふぅぅっ!」 「んっ、うぅぅっ!」喘ぎと呻きを交わし、騎乗位の一種「百閉(ひゃくへい)」の姿態(ポーズ)で、この二人は再び一つになる。「あっ!うっ!ゆ・・豊!」声を上げ、周の上で腰を揺らしながら、美波が「さあ、こっちへ来て」豊に促す。「はいっ、只今!」下方を露わにした豊、膝を折って、己の男根を、やはり下草を纏う陰嚢と共に、美波の眼前へ。「さあ、始めようね」この一言と、頷き返しを合図に、下から周に仕掛けられる美波は、豊の亀頭に食らいつく。

「ふっ!はっ!ふぅぅっ!い・・好いですぅ!」豊が呻く。その顔は、むしろ愉悦で緩んでいる様に見えた。「ふふ、このままイかそうかしら」下からの熱い動きに激しく揺さぶられながらも、美波はそんな事を考えていた。「あ・・嫌!ダ・・ダメ!い・・今は、イく訳には、行かないんですぅ~!」同じく、熱く激しい愉悦にも、何とか持ち応える豊であった。

交合から小半時が過ぎ「さあ、豊・・」周が声かけ。「交代の時間だ。今度は、お前が昂らせて差し上げろや」 「はいっ、任せて下さい。きっと、美波さんを幸せにして見せます!」こう返し、一服して横たわる彼女の後ろから手を回し「じゃあ、始めましょうか」 「ええ・・」今度は、壁に背をもたれての行為に入る。座り姿勢の豊の上に、後ろ向きの美波が腰を落とし、秘溝で、礼儀を正した男根を呑みこんで行く。連結を確かめると、豊は下から上下動を加える。

「あ・・あぁっ・・、こ・・これも、い・・好い!」又、美波の艶やかな喘ぎが聴こえ。豊は、頷きと熱い吐息で応える。「くふっ・・豊。き・・君はホント、後ろからが好きよね~!」 「はい、美波さん。俺、色々教わったけど、後ろからが一番好い感じでして~!」 「仕様がないな~!ま、もう少し、その願いを叶えてあげるわ~!はっ、うぅ!」 「は・・はい、有難うございます!お・・俺、頑張ります!」10分程後、又、体位替え。今度は、豊の大好きな後背位を取る。

「さあ、仕切り直しよ。直ぐに来て」 「はい、只今」前かがみになって裾捲り、床に手を突いた美波の後ろに豊が取り付き、腰に手をかけ、男根が秘溝に返される。「仏壇返し」の体位。喘ぎと呻きで行為が再開されると、周は美波の前に回り、その男根が、口唇愛撫(フェラチオ)の施しを受ける。「あっ・・はぁぁっ!」 「うっ、うっ!」 「ふっ、ふぅぅっ!」熱い喘ぎと、二つの呻きが融け合って行く。次いで、豊を後ろに迎えたまま、眼前に立つ周の男根と陰嚢も、口唇でネットリと愛撫を施す。

「豊!」息を荒げ、美波が声かけ。「は・・はい!」後ろの豊が返すと「どう?絶頂(オーガズム)まで行く?あたし、イきそう・・」と言い。豊「お・・お願いします!」これを合図に、彼の腰の動きは、速さと強さを増し、二人の喘ぎも大きくなり、やがて「イ・・イくぅ~っ!」まずは、最初の絶頂を迎える。

「ああ、ああ・・好い」 「はい~、俺もですぅ」この夜は、余り時間に恵まれないのが恨めしい。少しの余韻を味わった後、豊は、美波の背後を離れる。濡れ光る秘溝。程なく、その合わせ目から白い男精が流れ出。豊は舌で受け、それを美波に、口移しで献上。「ふふ、ザーメン・キスも慣れたものね。これも、小町さんに教わったの?」 「ええ、まあ・・」笑いながら、唇を交わす二人。もう一方の周、辛うじて暴発を避けた。

「ど~も済みません!俺が先とは予定外でした」周に向け、平謝りの豊。「あ~、いや、別にいいよ。お前が若い証拠やんか。でも、こうなっちゃ俺も昇らんといかんな」余り気にしない風情で、周はこう言い。「周さん・・」美波が声かけ。「はい・・」応じると「やっぱりね、あたしの上で昇って欲しいわ」 「分りました。その願い、叶えましょう」周、こう返し、再び床に臥した美波に重なる。

「ふっ、はっ、はぁぁ~!」再び組み敷かれた上体が抱かれ、男根が秘溝に返されると、幾分速めの上下動へ。「豊も、前に来て。さっきのお浄めよ」「はい、お願いします」正常位で交わる、仰向けの美波の眼前に、促されるままにまだ礼儀正しい男根を差し出すと、口唇による「お浄め」が施される。一通り済むと、豊は、美波の眼前を離れ、又も後方の「ハメ撮り」位置から二人の交合部をじっくりと観察。「豊は、そこから眺めるの好きねぇ。嫌らしいわぁ~!」 「ホント、お前の根性スケベだわ~!」二人から言われた豊は「ど~も済みません!見るのもするのも好きでして~!」苦笑しながら平謝り。

「気にするな!それより、又例の事を!」 「かしこまりましてござる!」もうすぐ絶頂。豊も、心得た様に、再び取った鷹の羽で、結合部を中心に愛撫。周に絡まる、美波の両腕と両脚。高まる喘ぎと呻き。もう十分昂っているだけに、絶頂への到達は早かった。「ああ、これも好い・・」数分間をおいて、周が礼儀正しい男根をゆっくり抜き放すと、美波の秘溝は、更に湿度を高め。先程の豊と同じ位濃い男精が、合わせ目から現れる図も、又ほぼ同じ。「周さんも、しようね!」 「ええ、勿論!」そして「豊、お前も来い!」 「わ、マジすか?でもいいや。それなら、参りますー!」いや凄い、3Pのザーメン・キスになった。

「ああ、素敵な夜でした!」 「有難うございます!」最後の、口唇のお浄めまでしてもらい、周と豊は大満足だった。「さあ!」着衣を薄手のセーターと、ジーンズに戻した美波が言った。「明日朝はお父さんの船でしょう。気をつけて。大漁を祈ってるわ」 「はい、有難うございます。頑張ります!」若者二人は、一礼した。

各々ウォーキング靴を履き、前庭の、美波の愛車 スズキ・アルトの所まで見送る。イエロー系の車体だ。「ああ、ワークス(Works)じゃないんだ」豊が言うと「ふふ、あんなお転婆、あたしには乗りこなせないわ」美波、苦笑して返す。そして「早く免許取って、あたしを横に乗せてよ」 「はい、頑張りましょう!」周と豊は、こう返す。時に10:30pm。「お休みなさい、気をつけて!」病院寮の門限には、無事間に合いそうだ。
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の人物壁紙 明里つむぎ
東京スカ・パラダイス・オーケストラの今回楽曲「嘘をつく唇(片平里菜さんとの共演)」下記タイトルです。
嘘をつく唇
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