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南へ・・ 第13話「感触」

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「ああ、ご免ご免!これ、あくまで豊(ゆたか)と俺の内輪話だから、気にしないで・・」シャワーを終え、戻って来た姉妹に向け、周(あまね)が言う。「ふ~ん、分った。で、貴方たちも、シャワー行って来る?」姉の由香(ゆか)が訊く。「有難うございます、行って来ます!」傍らの周に、肘(ひじ)で促され、豊が答えた。

一も二もなく、若者二人は、シャワー室へ行かなければならない状況だった。これから、ブース席でどうするかの打ち合わせも必要だし、帰りの方法も、話しておくべきだろう。何よりも、ここから彼女たちの宿がある、川湯までの道順を伝えなければならない。二人は、とりあえず隣同士でシャワー室に入り、使いながら、帰りの列車の話などをした。そして、再び着衣しながら・・

「さっきの、これから部屋でどうするか、だが・・」周が切り出す。「はい、阿久比(あぐい)さん、聞きましょう」豊が返す。「今夜の、お前の話を考えると、彼女たちと深い事をするのは拙い。初めて会った、行きずりって不安もあるしな。それで・・」 「それで・・はい」 「お前に、この話はしたんだったかなぁ。良くは覚えがないんだが、いつぞや、小町先生が安全じゃない日に、下半身の関係なしに、手とか口だけで昇り詰める事を教えてもらった事があってな」 

豊「ああ、何となく分る。俺たちが、あの女性(ひと)たちに、手と口の愛撫とか、刺激だけで絶頂に行ってもらうって訳ですね」 周「そうそう。これ、人呼んで『手マンコ』とかって聞いた事があるんだが・・」 「ハハ、なる程ね。手で刺激を誘うから、手マンコですか。それじゃ、指でやったら『指マンコ』ですね!」 「まあ、そう言う事だな。略して『手マン』とか『指マン』とも言うらしいが」 「う~ん、ま、やるしかないですね~!」二人は笑った。

シャワー室からブース席に戻るまで、周と豊は、もし求められたら、フェラチオ又はクンニリングスの、口唇愛撫まではやろうと言う事と、様子を見て、途中で交代しようと言う事で、意思を固めた。部屋に戻ると、既に姉妹は薄着になり、一人ずつ各部屋に控えていた。「ご免なさい。お待たせ!」 「ふふ、楽しみにしてたわ。これからね」初めは、道案内の話を要する豊が 姉の由香と、周が 妹の由紀(ゆき)と、それぞれ同席になった。到着して、小一時間後の事だ。

「周さんの彼女も、今年から大学ですってね。学部も同じなの?」由紀が言った。「そうです。学部も同じ経済学部でね。ああ、これ、どっちかが狙ったって訳じゃないからね。気にしないで」周が返す。「ふふ、分るわ。ただの偶然って事でしょ。・・で、今日、貴方たちとあたしたちが出会ったのも、まあ偶然かしらね」 「そう言う事です・・」そう言葉を交わしながら、ごく自然ななりゆきで、唇を交わす。

「由紀さんは、初めて・・かな?」周が訊くと「どう見えますか?想像して欲しいわ」由紀はこう返し。 「じゃあ、初めてって思っておこうかな」 「ふふ、夢があって好いわね。有難う・・」更に舌を交えた、濃いそれになって行く。「あのね・・」周、躊躇(ためら)う風情で、由紀の薄着のブラを、下にずらす仕草を見せる。「あ・・ダメ!・・て言いたいけど、初めからのつもりだったんだよね。まあいいわ」 「有難う・・」こうして、由紀の「胸の双丘」が姿を現す。ブラ・カップは間違いなく「D」だろう。

周「思った通り、綺麗な肌やね」 由紀「有難う。誉められると嬉しいな」 「まあ、余り熱くならないで・・無理、か」周は呟きながら、由紀の乳房の周囲に、ゆっくりと周回する様に手指を走らす。「中々いいわ。暫く続けて・・」 「はいはい、いいですよ」数分間程、両の手指で「胸の双丘」の愛撫を続ける。「ん、んん・・」押し殺しながら、由紀、初めての喘ぎ。

同じ頃、仕切り一つ隔てた隣席では、姉の由香が、豊と高め合い始めていた。川湯までの道順を、地図も交えて説明、由香は一安心したのか、彼女から唇を交わし、周と由紀同様、舌技も使って、徐々に深みへと近づく。「豊君・・」由香が訊く。「こう言う事、初めてじゃないでしょ」 「バレましたか。嘘はつけないなあ」豊は苦笑して「実は、今も通う予備校の、養護の先生に深い事を教わりまして・・」と、予備校の養護主任 小町(こまち)からその辺りを教わった事を、一定までの所で話した。

由香は言った。「有難う、分ったわ。じゃ、途中まで大丈夫ね」 「はい、多分大丈夫でしょう」豊、一抹の不安を残しながら、こう返し。
「じゃ、胸から行こうかしら・・」 「はい、お願いします!」彼も促され、薄着の上方をはだけた、由香のブラを下へ降ろし、現れた「旨の双丘」への愛撫を一通り。こちらは「D」カップより僅かに小ぶりだが、形は佳い。豊は、昨夜 美波(みなみ)の胸を愛撫した折、周と語った、往路車中の迂回した線路の様を思い出し、わざと遠回りする様に、乳房の周囲から摩(さす)り上げる。

「ん、ふんん・・」由香も、低い喘ぎ。「豊君、とても上手よ。勉強の他に、こちらも優秀者かしらね、ふふ・・」熱い息で呟くと、豊「ああ、それ、良い目標ですね。俺、それに向かって努力しようかな」 「いいわよ、頑張って・・」 「はい・・」露わの、胸の双丘に手指を走らせながら、豊は、由香の下半身を愛撫するタイミングを窺う。さて、周の方は・・

「周さん・・」由紀が声かけ。「はい・・」彼が返すと「言いにくいんだけどさ、貴方の『男の象徴』見てみたくなっちゃった。どうしよう・・」 「ああ、それかぁ・・」そう言いながら周は「それっ、その時が来たぞ!」内心で、そう呟いた。「由紀ちゃん、分るだろ・・」 「ええ・・」由紀が返すと「この部屋、ホテルとかとは違うから、鍵がない訳よ。俺、地元の彼女にも言ったんだけど、ここで見たりするなら、考えんといかんよ」 「ふふ・・」由紀は微笑んだ。「そんな事、分ってるわよ。もし急に開けられたら、サッと隠せばいいだけよ。さあ・・」そう言うなり、隣に座る周のトランクスの中に手指を滑り込ます。それは、意外にも、易々と入り込んだ。

「さあ、出ておいで」由紀の白い手指が、周の、礼儀を正した男根と陰嚢を、外に連れ出す。「あ・・んん。由紀ちゃん、無理はいかんぜよ・・」呻きながら、周が呟くと「いいの、大丈夫よ。どうせ姉だって、今頃 豊君に同じ事をしているわ」こう返して、露わになった、周の「男の象徴」に、亀頭からゆっくりと摩りを入れ始める。「あ・・感じる。うぅぅ・・」呻く度に、由紀が笑みを浮かべ。

隣席の豊も、由紀の言葉通り、姉の由香に高められ、下方を膨らませて昂奮していた。「あ・・ああっ、由香さんも上手いです。お・・俺、自信ない・・ですぅ。イっちゃうかも~!」 「ふふ、初めてならイって良いけど、君は、そうじゃないでしょ。そんなら、もう少し頑張って欲しいわ。後、ほんの・・ほんの少しだけで良いからね・・」由香は、試す様に、これも露わの 豊の男根と陰嚢を、まったりと摩り上げる。「う・・おぉぉ!ダ・・ダメ、イ・・イきそう」呻きながらも、ギリギリで暴発を食い止める豊であった。そして・・

「由香さん・・」 「はい、何?」由香の返事を聞いて、豊「そろそろお返しをしないとって思うんですが」 「ふふ、あたしが、君の『男』にしたお返しの事かしら?」 「そうです・・」 「ハハ、それって、あたしの『女』に対するお返しでしょ。エッチね!」 「ご免なさい。でも、是非そうしたいなぁ!」 「仕様がないわねぇ!でも、それ、してみようか」 「はい、有難うございます!」由香はそう言い、豊の膝枕で横たわり、脚を曲げて、臀丘を突出し、ショーツを脱ぎ易くしてやる。豊はこれを受け、まずはショーツ越しに愛撫。臀丘からゆっくりと秘溝を目指し、ゆっくりとした手指の動きで、高めて行く。「ああ、好いわ・・」由香の吐息が、次第に熱くなるのが分る。

2pm代も終わりに近づいた。由香と豊、由紀と周が、それぞれの席で高まって、いよいよショーツが下ろされる事に。仕切りを隔てて、ほぼ同時に、周は由紀の、豊は由香の、それぞれの下方を、ほぼ同時に露わにして行く。姉妹の秘溝も、思った通りの、浅目の下草に、明るい鮮やかな秘花と、ほぼ荒れのない、落ち着いた色合いの菊花(肛門)が咲き誇る、優れた「女の核心」。

「素晴らしい!ホントは繋がりたい所だが・・」若者二人は、素直にそう思った。が、しかし・・ この夜の事を考えると、最後の一線を越えるのは躊躇われた。「よし、それじゃ・・」周と豊は「初めの予定通りに進めよう」と意を決し、由香と由紀の秘溝に、手指を滑り込ませて行く。「やってみないと、分らないけど・・」周、宙(そら)に一度だけ試した感触を思い出しながら、由紀の秘溝に、手マンと指マンの技を仕掛けて行く。隣席の、由香と豊も同じ感じだろう。「ふ、んんん・・」再び、押し殺された低い喘ぎが聴こえた。
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の人物壁紙 石原莉奈
東京スカ・パラダイス・オーケストラの今回楽曲「めくれたオレンジ(田島貴男さんとの共演)」下記タイトルです。
めくれたオレンジ
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