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南へ・・ 第18話「抑制」

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「いや~、これ、言っちまって良かったかなぁ?」七里御浜近くのネット・カフェでの、木下姉妹との好事を認めてしまった周(あまね)と豊(ゆたか)であったが。しかし、美波(みなみ)は、落ち着き笑って聞いている。「ふふ、それ位のお話で、動揺するあたしじゃないわよ。それじゃ豊、由香(ゆか)ちゃんと何をしたか、再現してもらおうかしら」 「分りました。いいでしょう」と、豊は返した。

白衣の胸元と下半身をはだけ、仰向けで下肢を曲げ開く美波の上に、トランクスを脱ぎ去り、浴衣の裾を捲った、下半身裸の豊が、上下逆に重なる。「椋鳥(むくどり)に近い体位だ。「ふふ、期待の一物ね・・」眼前に現れた、豊の男根(コック)と陰嚢を愛でながら、美波が呟く。濃くも薄くもない、中庸の下草だ。「さあ、豊・・」 「はい・・」 「じっとしてないで、あたしの陰核(クリトリス)に挨拶して。あたしも、君のにするから・・」

豊「分りました!それでは・・」こう返し、太腿を押し開き、現れた秘溝の上にまします陰核に、まず唇を重ね、挨拶。次いで舌技を交えて、ゆっくり細かく舐め上げて行く。「あっ、はっ、ふうっ。い・・好いわ」小刻みな喘ぎの反応が返って来る。「美波さん・・」見ていた周が声かけ。美波「ふっ!ふっ!・・うん、周さん、な・・何?」 「俺もちょっと、応援しますね」こう言うと、まだ攻めを受けない菊花(肛門)に、静かに唇を合せる。「ふっ!はっ!嫌ね、周さん。そこ、何の穴だか分ってるの?」 「はい、美波さん。勿論、存じてますよ。今は綺麗だから、別に良いんじゃ・・」 「仕方がないわね。まあいいわ。貴方のキス、中々好い感じよ。続けて・・」 「はい・・では・・」

周はこの返事を受け、もう一度入念に、菊花への口づけを。それから、豊の 鷹の羽の先で、菊花の中心から、放射状に広がる襞(ひだ)の一本一本を、じっくりとなぞる。「あ・・んぁぁ。こ・・これも好い。菊花への刺激が、こんなに好いなんて・・やめられなくなったら、どうしよう?」陰核と菊花に、同時に仕掛けられ、激しく喘ぐ美波、その一方で、豊の男根を咥えたり、こんな呟きを発したりもした。

「あっ!はっ!ふっ!はあっ!ふ・・二人、と・・とても、い・・好いわぁ~!」焦らず慌てず、周と豊の、美波の下方へのソフトな攻勢が続く。周は、再び菊花への口唇愛撫(ペッティング)を、放射状の、その襞の一本一本を愛でる様に舐め上げ、豊は、陰核と合わせ目に、舌を滑り込ませるなど、愛撫の度合いを深めて行く。「ああっ、ああっ、好い!あ・・あたし、イ・・イキそう!」

しかし、仕掛ける二人の若者は、思いの他 意地が悪かった。「美波さん、まだ夜は長い。少し、休憩しましょうよ」周はそう囁き、舐め回して来た菊花に、フッと吐息をかける。「もう、二人共、焦らしたりして、意地が悪いんだから~!」 豊が「ど~も済みません。お・・俺もイってしまいそうなんですが『まだ夜は・・』て、阿久比さんのお言葉も分るんですぅ~!」 「今夜の豊って、随分出し惜しみするわね。若者らしく、さっさと出せばいいのに~!」この美波の言葉には、周も、豊も笑いを誘われた。濃い愛撫が小半時は続いた。それから・・

豊「阿久比さん・・」 周「はい。何かな?」 「今度は、俺が羽で陰核を撫でたく思います。先になって済みません、お待たせしました。オマンコへどうぞ!」 「ああ、俺が後なんて気にしないよ。有難う。じゃ、それで再開な」 「はい、お願いします」これを合図に、周は、秘溝の合わせ目に向け、濃く静かな口唇愛撫(クンニリングス)の攻勢を始め。同時に右手指は、引き続いて菊花への摩(さす)りをも抜かりなく。

「ふっふっ!はっはっ!ふっ、はぁぁ~っ!」下からの周の愛撫に加え、上に重なる豊も、鷹の羽を交えた陰核への刺激で、美波の喘ぎは更に大きくなって行く。「いや~素敵。とても好い感じの肉壁だわ。これ、いきなり繋がるのって、風情ないよな~!」思わず、周が呟くと、豊も「そうですか~、阿久比さんのお気持ちって、何となく分りますよ~、お・・俺も、ホントはそうしたいんですが、ダ・・ダメそうかも、うぅぅっ、み・・美波さ~ん、ち・・ちょっと、お手柔らかにぃ~!」 「ふふ、ダメねぇ。豊、もうイキそうなの?」 「は・・はい~。な・・何か、後一擦(こす)りで、の・・昇ってしまいそうですぅ~!」豊はもう、一触即発のあり様であった。

周、ニヤリとして「なあ豊・・」 「は・・はい!」 「オマンコ替わろうか?」 「い・・いや、ち・・ちょっと待って下さい。い・・今替わったら、お・・俺、ま・・マジで暴発してしまいますぅ~!」 「そんなにヤバいのか?」 「は・・はいっ。これは、マ・・マジですよ!」 「あ、そうなんだ。分った。ま・・無理すんな」周はこう言い、再び美波の膣への口唇愛撫と、菊花のマッサージに戻った。

美波は言った。「ああ・・ふぅぅ。そろそろ、周さんと豊を交代させた方がいいかしら。実はね、あたしもイキそうなのよ。でも豊、一歩手前の寸止めは嫌でしょ?」 豊「俺ですか?何日も間があれば、確かに嫌ですけど、今日はお蔭で好い事がありまして・・」 「ふうん。つまり、美人さん姉妹のどっちかに、ヌいてもらえたんだ」 「あ・・はい。た・・確か、お姉さんの方だったですか。うぅぅ・・」 「そうかぁ。お姉さんなら、随分上手だったでしょ」 「あ・・はい。まあ、お上手だったですね。あ・・あの、ま・・又危なくなって来ました。ふっ!うぅぅっ!」

美波は、再び言った。「よしっ、周さん、豊と交代して頂戴。今度は、貴方の陰核マッサージを感じたいわ」 周「かしこまりましてござる。じゃ、ちょいと失礼を」と、同じくトランクスを脱ぎ、浴衣の下方をはだいて、豊と同様、美波に重なる。「ふふ、貴方の一物も、期待度大だわ」彼女はこう言うと、豊より少し濃い下草伴う、周の男根を咥え込む。「うっ!うっ!こりゃ拙い。イカされん様にせんと・・」

初めとは逆に、周が「椋鳥」の態勢で美波に重なり、陰核をメインに、舌と唇で舐め上げ、高めて行く。彼のいた位置には豊が控え、膣の下側と蟻の門渡りを交互に口唇愛撫、そして、手にした鷹の羽で、菊花の中心と襞の一本一本を摩り上げる。「ああっ!ああっ!はぁうう~ん!」再び、美波の大きな喘ぎ。そして「ふ・・二人、とても上手!す・・凄く早い上達だわ!あ・・あたしは、もう・・あぁぁ~!」更に愛撫に勤しむ事、小半時「イ・・イくぅ~っ!」美波が、絶頂に押し上げられた瞬間であった。

「ああ、ああ、良かった~・・」あられもない姿態で横たわる、気だるくも、満足した表情の美波であった。周と豊は、結局、絶頂には至らなかった。昼間、美人姉妹にヌかれ、調子が上がらなかった事もあるにはあるが。「二人、発射した?」美波の問いに、彼たちは「いえ、不発でした・・」と、何故か本当の事を答えた。美波「狡(ずる)いわねぇ。あたしの絶頂について来てくれないなんて・・」 「どうも済みません!昼間ヌかれてしまいまして、まだ回復してなかった様なもんで・・」 「まあ、オッサンみたいな事を言わないの!半分はしょうがないけど、まあいいわ」

「美波さん・・」聞いていた周が、言った。「貴女の絶頂にお供できなかったのは、済みませんでした。ですが夕方、豊の船の準備が、ちょっと引っかかりまして・・」 美波「いい疑問ね。そう、明日は午前に、ちょっと好い事を考えてるの。だから・・」と返し。周「はい、何でしょう?」 美波「それはね・・」続ける。「明日の朝、又お話しした方が良いかしらね」 周「そうですか。その方が良ければ、朝伺いますが」 「そうしようか。じゃ、あたしは、豊のお母さんたちとちょっと話したいから、今夜は母屋で寝るわ。二人が絶頂に達しなかったのは、ある意味正解かもね」 「そうですか。分りました」彼たちの返事を聞きながら、美波は浴衣に着替え。

「豊。白衣、預かってくれる?」 「いいですよ。明日まで隠しときましょうか」 「お願いね。後、二人共、自慰(オナニー)と、夢精はダメよ!」 「了解!今夜も有難うございました!お休みなさい。又明日!」 「お休み!ゆっくりね!」この夜の教科、終了。部屋を出る美波、振り返り「周さん、豊も、狡い!」笑顔の裏に、又も手指でイかされた口惜しさが、秘められている様だ。
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の人物壁紙 香西 咲
東京スカ・パラダイス・オーケストラの今回楽曲「タンズ・オブ・ファイアー(Tongues of Fire)」下記タイトルです。
Tongues of Fire
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