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南へ・・ 第22話「島風」

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外海の波音が届く、小さな島の、砂地もない様な狭い浜で、三人の男女の熱い行為が続く。玉砂利の上に敷かれたレジャー・シートの直ぐ上に 豊(ゆたか)が仰向けに、その上に、身体の上下を逆にして美波(みなみ)が、これも仰向け、一番上から、周(あまね)が、もう一度上下体を逆に、つまり豊と同じ向きで、これは下向きに重なる。美波の脚は曲げ開かれ、二人の若者は、浅い下草を纏(まと)う「女の核心」に、舌と唇で、ゆっくり、じっくりと愛撫を加えて行く。

美波「ふっ、ふっ、はっ、はぁぁ~ん!周、もう呼び捨てで良いわね?」 「良いですよ 美波さん。望む所です。あ、あ、こっちも・・ううっ、好い!」男根を咥え込まれ、呻(うめ)きながら、周はそう返した。ルビーの様に輝く、陰核(クリトリス)を指で摩(さす)って高める技を、彼は徐々に覚え始めていた。「うん、これは好い。調教・・とは言いたくないが、美波さんを、一時だけでも俺の思い通りにできるかも・・」丁寧に陰核に指を走らせる、周の脳裏に、ふと、そんな考えがかすめた。

一方の豊、下からの、美波の情熱秘溝への口唇愛撫(クンニリングス)は、中々に難しい。そこで彼は、口唇での行為の頻度を減らし、手指を使っての「手マン」 「指マン」や、持って来た鷹の羽を使っての摩りなどを交えて、美波の下方を攻略する事にした。豊の堅さを増した男根は、美波の首の後ろ辺りに押し付けられ、摺動して高められる事に。曲げ開いた女の脚を抱え、下草から陰核、そして秘溝へと舌を走らせ、その喘ぎを聞きながら、合わせ目に舌を出し入れ・・とかの一時も、周は心から楽しめた気がした。ただ一つ、口唇愛撫(フェラチオ)の施しを受ける、礼儀正した男根の暴発にさえ気をつければ・・

豊の祖父の名を取った「兵衛礁(ひょうえしょう)」と呼ばれる小島に着いてから、ほぼ一時間半。初めは、少し奥の、洞門風の陰で行為のつもりだったが。「ああ、ああ、好いわ。二人、本当に上手。あたし、何度もイきそうになったわよ。まさか君たち、暴発・・はないわね」 「はい、お蔭で、まだイってませんよ」 「俺もです・・」周と豊は、そう答えた。今日はゴムはなしでOKよ・・などと会話をする内に、三人の身体の重なりは一度解け、今度は、美波がシートの上に、仰向けに臥した。

「さあ、周・・」美波が促す。「来て・・」 「はい、只今・・」周は返し、美波の上にもう一度重なって行く。今度は正常位だ。「さあ、熱い内に、繋がりましょう」 「・・ですね。それでは」そう返した周は、美波の脚を再び曲げ開き、下半身へと進んで行く。そして・・

「美波さん・・」 「はい・・」 「繋がりますね・・」 「いいわ。来て・・」返事を確かめた周、礼儀を正した男根の先で、ゆっくりと秘溝に分け入って行く。肉壁と粘膜の感触を、亀頭で拾い集め確かめながら、ゆっくり滑らせ、軽い当りを感じて止める。先端の、子宮口へのキスで、連結が果たされたのだ。「ああっ、はっ、はっ、ふぅぅ~ん!」その瞬間、美波は一際大きな喘ぎを発す。

「さあ、周・・」 「はい・・」 「何も考えずに、ひたすら動いて。あの波の様に、心地良く、それでいて、力強く・・」 「かしこまりました」美波の上に重なり、その仰向けの上体をしっかりと抱いた周は、ゆっくりと腰の上下動を始める。己の男根の長さと太さ、どの位動かすのが、性感の点から最善(ベスト)なのかを、まだ経験の浅い若者なりに考えながら、初めは慎重に、スロー・ピストンで高めて行く。下方をはだかれ、脚を開かれ組み敷かれる美波は「ふっ、ふっ、ふんんぅ~!」低く押し殺した様な喘ぎで応える。

「美波さん、俺も行きますね」動き続ける周と交代で、唇を奪いに来た豊に、美波は「豊、下半身の方行って、鷹の羽で、さっきの続き、してくれるかな?とっても良かったわよ」 「そうですか、有難うございます!いいですよ。続けます!」豊は応じ、周と激しく交合を続ける、後ろの下半身の方へ移動、AVで言う「ハメ撮り」の位置から、鷹の羽で、秘溝や菊花(肛門)への愛撫を交え、暫し二人の行為を観察する事に。

「好いねぇ、この連結!見てる俺まで昂奮するわ!おっと、ダメダメ!ここは当然、オナ禁だよな。暴発しない様にせんと・・」若さ故、ほんの少しの油断でも、男根が暴発してしまいそうだ。それは何とかこらえ、持ち応えなければならない。周に続き、礼儀正して、美波の膣に捧げるまでは・・

美波「ああっ、ああっ、ゆっくりでも素敵!周、やっと貴方がわざとゆっくり動く訳が分ったわ。初めは『ただのオッサン趣味』かと思ったけど・・」 周「美波さん、これだけは分って下さい。俺は、俺は・・貴女と繋がる歓びを、少しでも、少しでも長く味わいたいんです。うぅぅ!」寄せては返す波の様に、ゆっくり目に腰を使い、己の男根の動作範囲(ストローク)を把握しながら、周は、美波の下方への出入りを繰り返す。勿論、彼の亀頭は、女の核心をガッチリ捉えて離さない。その周りへの悪戯(いたずら)をやめない、鷹の羽を手に 見守る豊も唸(うな)る程、その動きは周到で、隙がなかった。

「美波さん・・」交合から二十分近く後、周が声かけ。「ああ・・はい、何?」美波が返すと「お疲れじゃないですか?一度、豊と交代した方がよくないんじゃ?」と訊いて来る。「ふふ、嫌らしい余裕ね。エッチな思いやりね。そんなとこも、貴方がオッサンっぽいとこだと思うわ。でも・・」 「はい、何でしょう?」 「それが、貴方の魅力でもあるわ。あたし、油断してると、貴方の行為に嵌(はま)っちゃいそうで、少し怖いわ・・」 

周「そうですか。有難うございます。俺、別に貴女を支配したいなんて気はないんですが・・」 美波「分ってるわ。一方じゃ嬉しいのよ。じゃ、ちょっと豊と替わろうかしら。不満はないの?」 「いえ別に。良い区切りですからね。もう少し後で、貴女と昇れればって思うんです」 「うんうん。分った」

一度 起き上がった美波、今度は、豊の希望で座位の態勢に。バスタオルを介し、岩を背に、座った豊の上から、美波が腰を落とし、二度目の連結。四十八手にもある「鳴門(なると)」の態勢だ。「阿久比(あぐい)さんにも、この熱い交合部を見て欲しい・・」豊の、周への配慮から、この体位が選ばれたのだが、それは美波にとっても、角度の違う歓びをもちらすものであった。周も勿論、交合に喘ぐ美波の前に進み、座位での交合部をじっくりと観察し、豊から引き継いだ鷹の羽で、その辺りへの愛撫を、暫し試した。

「ああ豊、周。こ・・これも好いわ。ふっ、ふぅぅ~っ!」座位で高められ、美波は又、大きな喘ぎを発す。豊は、波の音を聞いていて、その息をする様な波音に合わせて、腰を上下動させて行く。速度も深度も、周のそれとは微妙に異なる動きが、美波により深い陶酔をもたらす。

美波「ああ、ああ、これも好い。豊、良い子ね。い・・今は、あたしと一緒に酔ってていいわ。あ・・ふぅぅっ!」喘ぎと呟きを聞いた豊「はっ、はっ・・わ・・分りました。し・・暫くはこれでい・・行きます。任せて下さい・・うぅぅ!」 「い・・いかん!こ・・ここで抑えんと、お・・俺が先にイっちまう!ここは、動きを緩くして乗り切らんと・・はっ!ふぅぅっ!」呻きながら、背後から美波を抱いた豊は、下方の動きを進めて行く。

美波「ああっ、ああっ、ねえ豊!」 豊「はいっ!」 「君はやっぱり、外でも後ろからしたいでしょう」 「うぁぁ、はい!ふぅ~ん!ええ・・お・・仰る通りで・・うぅぅ!」これを聞くと、美波の表情に、何故か余裕が戻った。「ふふ、そしたらね」 「はい・・」 「今、後ろから繋がれる様にしてあげるわ」 「おお~!マジですか?いいなぁ~!是非、お願いしますぅ~!」 「んふ、可愛いわね。その夢、今から叶(かな)えたげる」 「はい、有難うございます!」その返事を聞くと、女は、ニヤリと笑みを浮かべ、若者の上から立ち上がった。
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の人物壁紙 あゆむ
東京スカ・パラダイス・オーケストラの今回楽曲「美しく燃える森(奥田民生さんとの共演)」下記タイトルです。
美しく燃える森
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