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交感旅情 第16話「情浴」

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初美と宙(そら)が、宿の上階、露天風呂の女湯で、妖しげな湯浴みに耽(ふけ)っている同じ頃、周(あまね)と中条は、JR咲花駅そばを通る五泉=(ごせん)市道を10分余り、新潟方面へ歩く。目指す撮影地点は、磐越西線の線路と市道に挟まれた、僅かな路肩。狭くも、何とか三脚を立てる位の余地はあった。それより、暮れて行く光線の方が心配だ。

「よしっ」中条は言った。「周君は、俺の右隣でいいんだな」 「はい、文句なくこの位置です。後は、通過まで少しでも明るいといいですね」 「そうそう。後、彼女たちは順調に来てる。ここの場所も知ってるし。又、俺たちの前でしゃがんでもらおうかな」 「そうですね。仕方ないか・・」同じ所で撮影に臨む撮り鉄たちが後数人。どうやら、そうするしかなさそうだ。勿論、姉妹が後着する事は、周囲の者たちにも話を通している。

6pmになろうかと言う頃、中条たちのやや後ろに、車の停まる気配がした。市道と、未舗装の側道が交わる、三叉路の辺り。イエローを纏うらしい、一旦停まった車は、ギアを後退(バック)に入れると、後ろから側道に入る気配だ。少しの後・・「ご免なさい、お待たせしました!」由香、由紀の姉妹が合流して来た。

「おー。ご苦労さん!今度も間に合って良かったな。余り好いとこじゃねぇけど、俺たちの前で撮るか?」 「はい、有難うございます!由紀ちゃんは右隣ね」 「OK。伯父様たち、今度も感謝です!」場所を調整してみると、由香はしゃがむ必要あるも、由紀は並んでの撮影が叶いそうだ。6pm少し過ぎ。

咲花駅から、例の太い汽笛の警音が発せられる。新潟へ向かう、下りの蒸機列車が、ほぼ定時で出発するのだ。高らかに煙を上げ、足回りに白い蒸気を纏(まと)わせて、蒸機 C57と、続く「12系」と言われる客車の一党が、荘重に加速して来る。特に勇壮な出発の図は、多くの「撮り鉄」に好まれているのだ。やや光線暗めが難だったが、一行四人も、何とか捉えられた様だった。

中条が言った。「皆、ご苦労さん。今日の撮影はここまでだ。6:30pm頃から、露天風呂を借り切ってる。まずはそこで疲れを取ってくれ」 対する由香「はい、有難うございます・・て言いたいけど、伯父様、もしかして『混浴』かしら?」 「はい・・大声じゃ言えんが、仰せの通りでな。これ、もっと早く言おうか言うめぇかと思い、迷ってたとこなんだ~・・」 「ふふ、嫌らしい本音ね。でも面白いわ。是非ご一緒したいって事で。ね、由紀ちゃん!」 「うんうん。伯父様と周さんなら、一緒でも良いって、ずっと思ってましたよ」聞いていた由紀も、こう返して来た。

とりあえず、側道脇に停めていた車に四人で乗り込み、本当の一走り。ものの数分もせず、木下姉妹も宿へ。既に駐車場所も、屋内の好位置に確保されていて、若い男性係員の誘導で入り込む。「ようこそ、お疲れ様でした!」そのまま上階の客室へと案内す。姉妹の部屋は、中条たちの部屋右隣の10畳間。角部屋でない事と、窓際の居間(リヴィング)が少し狭いだけで、殆ど同質同格である。これも、出発前の旅行社幹部 須見の手腕による所大だろうか。

部屋に落ち着いた、姉妹を訪ねた中条が言った。「二人、着後早々で悪いが、これから、さっき話した上階の露天風呂に一緒してくれ。それから夕食だ。その後の事は、食事の折に話すからな」 「分りました。ちょっと、着替えを持って行きますから、その時間だけ猶予してね」姉妹のどちらからともなく、そんな返事がされた。一旦部屋に戻っていた、初美と宙も合流し、貸切浴場へ。

少し遅れるも、六人の男女による、水入らずの入浴と相成った。女たちの洗髪時間も取れそうだ。周と中条、男二人は、それぞれ初美と宙から、背流しのとか応援を受けながらのボディ洗いと洗髪も早めに終わるので、浴槽をゆっくり使い、女たちの「洗い」が終わるのを、観察して待つ。「いいなぁ!ここは浴槽が大きいから。眺めも好いし・・」周は、思わずそう漏らし、笑った。

「ハハ、眺めはその通りだな。桶(おけ)がデカいから、疲れが取れていいよなぁ!」中条も応じる。周「ここも、檜(ひのき)風呂ですよねぇ。先月行った、豊(ゆたか)んちも檜風呂で、とても快適だったですね」 「そうか、豊君の親許もか。湯はどうなの?まさか、源泉でも引っ張ってんのか?」 「そうです。その『まさか』。俄(にわ)かには信じられなかったですが」 

中条「わっ、ある意味理想郷(ユートピア)だな。あの辺りは、産業が限られてるから、稼ぐのが大変だろうし、一長一短ってとこはあるだろうが・・」 周「そうですね。望み通りの一方で、ままならないとこも。豊の家族親族の方たちも、大変さもそれなりみたいですから」 「でも、憧れみてぇな何かは感じるな」 「・・でしょ。自分も、今でもそうですから」

そんな会話の内に、「洗い」を終えた女たちが、一斉に浴槽に入る。「芋を洗う」に近い、ちょっとした混雑。「ハハハハ、『魅惑の裸体』が四人一緒に観られるのは良いが、ちと狭かった・・かな?」中条、苦笑して言った。周が「そうですね。伯父さんが上がられるなら、自分もそうしよう・・かな」と返すと 「あ、いやいや、まだ時間あるから、もう少しゆっくりしてろや。俺は、暫く簀子(すのこ)で横になって見てるわ」 「分りました。自分も、後少ししたらそうしようかと・・」中条はこれを受けて浴槽から上がり、簀子に腹這いに。すると・・

「ねえ、伯父様・・」まだ浴槽の、由香が声かけ。「はい、何かな?」彼が返すと「伯父様は、所謂(いわゆる)風俗の『特殊浴場』とかにお越しになる事ってあるんですか?」突然の、挑発的な質問に、一瞬たじろぐも、直ぐ我に返る男。「ああ、ちょっと前までかな。たまに行く事はあったね。勿論、今はねぇけどさ・・」笑って返す。「ちょっと、教えて頂きたいんですけど・・」由香は、軽い感じで続ける。

「ああ言うとこだと、男性(おとこのひと)がお風呂場でゆっくりしてる時、女の係が、生まれた姿で、全身使ってマッサージとかをするって話を聞いた事があってね。それを今、教えて頂きたいなあ・・なんて思いまして」 「由香ちゃん、それ、本気で言ってるのか?」中条の動揺は続く。由香が知りたがっているのは、どうやら特殊浴場「ソープ・ランド」で、嬢が客に対して行う、濃厚なマッサージの一種「マット・プレイ」の事らしかった。頷く彼女。一定は、承知の上の様だ。

「分った・・」眩暈(めまい)を覚えながらも、中条は答えた。「ホントはさあ、初ちゃんもいるから、余り本気出したくはねぇんだが・・」とした上で「でも、折角だ。さわり位は教えても良いかな。これ、本当は『マット』て言って、痛まん様、防水敷物の上でするんだが、まあいいや。簀子なら、そんなに痛みはねぇだろうし・・」彼は、ひとまず簀子の上に腹這いになった。その上に、ボディ・ソープをなるべく泡立て、身体中に纏った由香が重なる。

「ハハ、途中までは分ってるみてぇだな」中条は、冗談半分に誉める。「ええ、でも見よう見まねですよ。これから、身体中をスリスリしてくって事ですよね」 「そうそう。分ってる所は、実行な。後、分らんとこは教えるから・・」 「宜しく、お願いします」由香と中条は、暫し唇を合せた。浴槽の初美からも、見える位置でだ。

最初の挨拶が終わると、再び腹這いの中条に、由香が全身で愛撫を加えて行く。特に、背後からの「胸の双丘」を擦り付ける技が佳かった。「ああ、これ好いね。由香ちゃん、乳房(おっぱい)が背中をグリグリするの、とても好い感じだ。少し、続けてくれるか?」 「はい、好いですよ~、あたしも、試し甲斐があって、嬉しいですわ~!」余りの妙技に、中条「ひょっとして彼女、経験者?まさか、それはねぇよな・・」

中条が、由香の愛撫を受け始めて少し後、宙も周に「ねぇねぇ、あたしたちもやってみようよ」 周の「分った。お願いするわ」の返事を受け、中条同様、簀子に腹這いの彼に、宙が同様の行為を施す。「見よう見まねにしては、随分と上手いなあ。今度の旅じゃ、宙ちゃんの意外な技を、幾つも見られるぞ・・」そんな想いが過った、周の下方は次第に熱せられて行く。

暫く後、中条は、腹這いから仰向けに姿勢替え。由香、今度は「ふふ、いよいよ伯父様の核心の感触を確かめられるわね」と、微笑みながら、彼の、泡を纏った男根と陰嚢に手を伸ばす。「何だ由香ちゃん。勃起させる気か?」 「ええ、勃起だけじゃもの足りない。射精して欲しいわ」それを、まだ浴槽の、妹の由紀も、ニヤニヤと見守っている。

「お姉ちゃん・・」彼女は言った。「はい、何よ?」由香が返すと「伯父様のアレ『寸止め』にしてくれないかしら。途中でさ、あたしと替わって、後半は高めて行きたいの。その時に発射って事で」 由香「バカ!何言ってんの?伯父様は修行されてるから、そんな簡単に発射なんかしないわよ。ねぇ・・」この問いに中条「ハハ、まあ、この後の食事とか、寝る前のお楽しみもあるから、そう簡単には果てられねぇさ。所で、周君の方はどう?宙ちゃん一人じゃ荷が重いんじゃね?」

「ああ、ご免なさい。それもそうですね・・」一瞬、バツが悪そうに笑い、姉妹は、宙の愛撫を受ける 周の所へ。「宙ちゃん、彼、少しずつ分担して高めてあげようよ。あたしたちで、上半身を攻めるから、貴女は下の方行って。そこは、分るでしょ。『彼女』の貴女がするのが一番だからね」 「分った。有難う。そうするわ」宙、素直に応じ、周の男根と陰嚢を、泡を纏う両の手、でゆっくり高め始める。

「わっ、凄く熱い!う・・うぅぅっ!」簀子に仰向けにされ、右を由香、左を由紀の「胸の双丘」に仕掛けられ、下方を恋人 宙の手で高められて、周の気持ちは昇って行く。中条は浴槽に戻り、初美と事のなり行きを見守る。「まあ、これも修行の内さ。初ちゃんも、分ってくれるな」 「ええ・・」彼女は、言葉少なに返す。暫く後「あっ、あっ、も・・もう、たまらん!の、昇るぅ~っ!」叫びと共に、宙の手中に、夥しい男精が、勢い良く発射された。
(つづく 本稿はフィクションであります。次回は10/6 金曜以降に掲載予定です)

今回の人物壁紙 神室舞衣
葉加瀬太郎さんの今回楽曲「エンジェル・イン・ザ・スカイ(Angel in The sky)」下記タイトルです。
Angel in The sky

蒸機 C57 「SLばんえつ物語」走行動画(引用) 下記タイトルのクリックで、ご覧になれます。
C57180/2

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