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交感旅情 第22話「甘熱 (かんねつ)」

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照明を落とした大部屋で、六人の男女による「行為」が続く。年長の、初美と中条の交合が果たされ、その様を、下方に陣取ってうずくまる若い宙(そら)が、喘ぎ呻く男女の結合部の観察を助けるペン・ライトとある物を携え、俗に言われる「ハメ撮り」の位置から、しげしげ、ねちねちと覗き込んでいる所であった。

「初美さん・・」宙は言い、来ていた浴衣の やつ口から取り出した物を見せる。「それは・・!」初美、絶句す。本当は「嫌、やめて!」と叫びたい所だが、如何せん、現恋人 中条 新(なかじょう・しん)に組み敷かれ、のしかかられて交合の真っ最中。初美の両脚も、中条の腰を捉えていて、すぐには解除叶わぬ姿態(ポーズ)である。それよりもむしろ、二年前の夏、彼女がまだ、佐分利学院 初・中等科講師だった時分の、ある熱く甘い思い出が、彼女の胸中を支配し始めていた。

宙が手にしていたのは、陶芸の絵つけなどに用いる「トレーサー」と呼ばれる、細描きの筆であった。穂先は、細密なデザイン造りに向く様揃えられ、細かい溝などの色つけにも好適であった。その細筆を、この様な席でどう使うのか・・?初美には、大体の見当がついた。

「あの娘(コ)、あの夏、あたしが彼たちに教えた、同じ事をしようとしてる。きっとそうだわ・・」その「教えた事」とは、二年前の夏、中条の甥 白鳥 健(しらとり・たける)とその親友 箕輪 徹(みのわ・とおる)の、小6二少年向けに催された特別林間学級の、担任講師を務めた G県山間の研修施設「中山荘(ちゅうざんそう)」での事。

書道の教科中、健の字筆が不調になり、初美に、その処分を尋ねた事があった。彼女の返事は「他に使い道があるから、とっておく様に」であった。程なく夜間、彼女と二少年は深い間柄になるのだが、彼たちの一方と、夜の交わりを実行中、もう一人が、半裸になった彼女の下方、特に菊花(肛門)に、捌けた筆の穂先を当て、愛撫する術を教えた記憶であった。まだ幼さの残る彼たちは、誠実に応え、新たな愉悦を得た初美と共に、忘れ難い思い出となったのである。

「ああ・・」男の腕の中で、女は呟く。「あの快感、思い出したわ。そう・・とても気持ち良かった。あの娘(コ)が又、同じ事をしようとしてる。きっと・・それなら、無碍(むげ)に『嫌!』とは言えないし・・」 「初ちゃん・・」中条が、上から訊く。「はい、何?」 「水入りにするか。気分とか大丈夫かいな?」 「ああ、ご免ね。あたしはいいわ。貴方、腰を休めないで続けて・・」 「まあ、無理すんな。まだ夜はこれからぞ・・」 「有難う・・」そう返した女は「宙ちゃん、それ、何となく分るわ・・」

対する宙、微笑んで「はい。流石(さすが)は我が恩師ね。お察しで間違いないわ。これはね・・」と返しながら、穂先を、まずは初美から見て左の臀丘(でんきゅう)に走らせる。「ああ・・悔しいけど、好い気持ちだわ・・」 「宙ちゃん・・どうするつもりだ?」今度は、中条が訊く。宙「はい、伯父様は腰を動かして。そうしたら、お答えするわ・・」 「分った・・」男は続け、一旦休めていた腰を、再び起動す。礼儀正しい彼の「自身」は、勿論 初美の秘溝に繋がれたままだ。見えない亀頭が、子宮口と接吻(キス)を、繰り返し試みる。「あ・・あ・・好い・・」女が、喘ぎで応える。

宙は続けた。「お二人のご想像通りです。これからあたしは、この筆で、初美さんの下半身を高めて進ぜたく思いますの。勿論、手指や口だって使いますよ。でもこの筆、穂先が揃ってるから、細かい所まで撫でられるのが、楽しみなのよね~・・」そして、正常位で交わり続ける、初美の、両の臀丘に一わたり 愛撫をくれてやる。

「ああ、ああ、これも、い・・好い・・」初美、又喘ぎ。「ふふ・・」宙は薄笑いを浮かべ「中々利きそうね。楽しみだわ。でもその前に、伯父様にも、ちょっとサービスを」 「ああ、悪いな。何をしてくれる?」中条が訊くと「それはね・・」と小さく囁き、女の上に重なるその股間に、ぐっと顔を近づけた。そして・・

「あ、そうだったのか?う、うぅぅっ・・!」男の呻きを誘ったのは、宙の口唇と舌による、陰嚢への愛撫だった。俗に言う「玉舐め」だ。
「ムチャムチャ、ピチャピチャ・・」なる微かな音を伴い、じっくりと、濃厚に舐め上げて行く。男は、思わず腰の動きを止め、もたらされる愉悦に酔う。下の女は「やめなさい!」の一言を発する事もできなかった。

「伯父様、どうしたの?」宙が訊く。「ああ、貴女の技が素敵だから、止まって味わいたくなっちゃってな・・」 「有難うございます。でもやっぱり、男らしく動いて欲しいわ」 「ああ、うんうん。これからやるよ。二人で、初ちゃんを喜ばせてやらんとな」 「はい、喜んで!」男は、再び抱擁に戻り、少女は、組み敷かれた女の下方に、うずくまってにじり寄って行った。そして・・

「あっ、ああっ・・い・・好いっ、な・・懐かしい、この感じ!」遂に、宙の操るトレーサーの穂先が、初美の菊花を捉えた。「ゆっくり進めましょう。ふふ、面白そうだわ・・」薄笑いを浮かべた宙は、優しく、柔らかくも執拗に、巧みにトレーサーを運び、菊花の襞(ひだ)、一本一本を、ゆっくり忠実になぞって行く。文字通りの「トレーシング」だ。わざとゆっくり穂先を動かし、女をじらす様に刺激する。「意地悪!」初美、思わず呟く。

宙は、動作を休めず「まあまあ、先生 落ち着いて。周りから順に、してあげるからね」と続ける。一旦、菊花の周囲、薄く下草の生える辺りを、穂先を当てながら、ゆっくりと一巡り。次いで膣との境目「蟻の門渡り」そして、中条の、堅く熱い男根を咥え込む、陰唇の辺りにも進出す。「おっと・・秘液で濡らしちゃいけないわ。用心しないと・・」主に、男の動きが、女の愉悦を造り出す大きな原動力だが、宙のトレーサーでの刺激も、それを大きく補佐している様に見える。

初美「ああ、ああ・・宙ちゃん。やめないで続けて・・」哀願の様に呟く。「ふふ、先生。とうとうあたしの奴隷になってくれたかしら。それじゃ、次のご褒美を差し上げるわね」最早ニヤニヤ顔の宙、トレーサーを構え直すと、いよいよ、今まで控えていた場所への攻勢を始める事にした。それは・・そう、菊花のど真ん中である。

「さ、行きますよ・・」少女が微笑んで呟くと、女は「い・・好いわ。貴女のやり方に任せるわ。来て・・」呻く様に帰す。それを受け、宙は、中条の下でむき出しの菊花の中心に、突き立てる様に、トレーサーの先端を運ぶ。「う・・ふぅぅ~ん!い・・好いわぁ、つづけてぇ~!」聞いた少女は、菊花の中心を捉えた穂先を、出し入れする様に動かし、次いで穴に沿って、ゆっくりと円を描き、かき回す様に進めて行く。

男の動きが強まるのもあって、更に大きくなる、女の喘ぎ。「い・・好いよ、宙ちゃん。本当に、上手。あ・・あたしはもう、ああ、貴女に何されてもい・・好いわ。あぁぁ~!」 「初ちゃん、大丈夫か?」 「大丈夫よ。心配しないで・・」交わる男女の呟きを傍受する宙。「さあ先生、そろそろ最初の絶頂かしら?」ニヤリとして呟くとほぼ同時・・「ああっ、ああっ、た・・たまらないわ!あたしは、もう・・あぁぁ~!」叫びと共に、初美の全身から脱力の様な風情が・・どうやら、頂(いただき)に昇ったらしい。
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の人物壁紙 西野 翔
葉加瀬太郎さんの今回楽曲「チャール・ダーシュ(Csa'rda's)」下記タイトルです。
Csa'rda's


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