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交感旅情 第24話「境地」

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もうすぐ日付が変わろうとしている。一部に、階下の店舗で酒気に耽(ふけ)ったり、カラオケ部屋で、喉を競う向きもあるが、大半の泊まり客が夢路に就く中、六人の男女が集う、階上の上級大部屋では、由香と周(あまね)の、熱い交合が続く。つい先程、上と下で、二人ほぼ同時に 頂(いただき)に昇った所でもあった。その様を、周の恋人 宙(そら)と、由香の妹 由紀が、二人の抱き合う下方から、ねっとりした眼差しで観察していた。

「ああ、良かったわぁ・・」由香は、喘ぎ半分に言った。「俺もです。ホント良かった。有難とです」周も応じたが、宙が同じ部屋にいる以上、口が裂けても「最高!」の言葉を叫ぶ事はできなかった。「周君・・」 「はい・・」 「そろそろ、離れてもええで」 「・・ですね。では、ゆっくり目に離れましょうか・・」

これを聞いた宙と由紀、ヒソヒソと言葉を交わす。「あのね・・」宙が切り出す。由紀「はい、何ぞ・・」 「亡くなったウチの父が、プロレスの猪木選手のファンだったらしいの。彼のよく使う掛け声、使ってみたいわね。知ってる?」 「ああ、知っとる。そりゃええね。よしゃ!」由紀も賛同す。「お二人、今から声かけるからさ、そしたら離れてくれるとええけどなー」二少女の言葉に、若い男女は「それ、好いなー。じゃ、やってくれるか?」 「はいOK!じゃ、始めます」宙と由紀は、呼吸を合わせた。そして・・

「1、2、3、ダァ~ッ!」二少女の唱和を受け、周は、組み敷いていた由香の膣から、繋いでいた男根(コック)を、ゆっくりと慎重に抜き放す。交合中の、由香の秘液は多めで、再び姿を現した、礼儀を知る亀頭、陰茎、陰嚢、下草のいずれも濡れ光っていた。「周君・・」彼女は言った。「はい・・」 「ウチの枕元に来て。掃除したげるさかい・・」 「あ、有難うございます!」返す周、露わな下方を、仰向けに臥したままの由香に近づける。男根に手をかけた彼女は、周の亀頭から、口内に受け入れる。「チュッ、チュッ・・ジュルジュル・・」少し耳障りな愛撫の音と共に、後戯を少し。

「さあさあ、そろそろよ」曲げ開かれ、これも露わな由香の、曲げ開かれた下方に、宙と由紀は陣取った。ちょっと、出産に臨む妊婦の姿態(ポーズ)に似た風情。二少女は、そう、間もなく姿を現すだろう、由香の体内に発射された、周の男精が流れ下って来るのを待っているのだ。

「あ、見えた!」宙、由紀のどちらからともなく叫ぶ。薄めの下草を介し、ルビーの様に、熱く燃える陰核(クリトリス)をメインに、美しく咲く秘溝から、トロ味のある白い半透明の液体が、姿を現す。「よしっ、キャッチだ!」ほんの少したじろいだ、由紀の隙を突く様に、宙はすかさず、その男精を舐め取った。「ああっ、宙ちゃん。狡い!」 「それが何なの?周は、あたしの彼氏よ。その男精(ザーメン)は、あたしのもの。当然でしょ!」

「ああ、仕様もない、ちと不愉快やなぁ!」そう返しながら、由紀が姉の股間に目を遣ると、膣から男精が、まだ流れ出ている。「まあ好いや。よしゃ!ウチもこれで、周さんと ザーメン・キスしよ!お姉ちゃん、行くで!」 「アンタも困ったもんやな。ま、大概にせいよ!」些か変態的な、妹の挙動を揶揄しながらも、由香は、それをギリギリの所で許してやる。流れ出た男精の殆どを、舌で掬(すく)い取った由紀は、先に儀式を終えた 宙と入れ違いに、周とのそれに臨む。「有難と。由紀ちゃんも素敵だよ」周は素直に反応した。その間「ジュルジュル・・」の愛撫音と共に、周の口から、その男精を体内に返してやったのは勿論だ。

「ふふ、今度はウチやね・・」由紀は、笑いながら言った。「ああ、そうやね。貴女にあんな濃い挨拶してもらったら、俺、又元気出ちゃったよ」周も、笑って返す。由紀「よしゃ、もうすぐ明日や。又、好い日にしようね!」と続け、壁にもたれる周に、唇を合せ。「ああ、これも好い・・」呻く彼。本当の所、姉の由香より好感だが「最高!」の言葉が発せぬと同様、姉妹の事を、あれこれ比較する話など、勿論叶うはずがなかった。少しして周は、由紀の浴衣の胸元に右手を、左手を差し入れ、中のブラを下にずらして「双丘」の攻略にかかった。次第に練度を増す、巧妙な愛撫が、由紀の喘ぎをも誘う。

一方の、水入り中憩に入っていた、初美と中条。「初ちゃん、悪かったな。貴女が絶頂に昇るの分ってたんだが、俺はそうしそびれちまった。ご免ご免・・」中条が言うと、初美「あ、ううん。気になんかしなくていいわ。でも、新さん・・」 「はい、何ぞ?」 「今夜の性交(セックス)は、ここまでにしたいわ」 「ああ、いいよ。無理するな。又、明日もあるしさ・・」

これを傍らで聞いていた宙、中条に一膝進める。「じゃあ伯父様、これから、あたしに濃い事を教えて欲しいわ」 「ああ、今、考えてたとこだよ。貴女が良ければ、始めっか?」 「はい、宜しくお願いします!」少女と男は、まずは座椅子に陣取ったまま、唇を重ねにかかった。

「まだまだ、経験値が浅いからな・・」中条は、頭の片隅でそう思いながら、唇を重ねたまま、宙の上体から愛撫を施す。頬や首筋、長めの黒髪を上げた「項(うなじ)」や首筋に、始めは手指、頃合を見て、唇や舌で、丁寧になぞり、舐めて行く。「ああ、素敵・・」彼女は、思わず喘ぎを発する。「性急じゃねぇつもりだが・・」中条は言った。「はい・・」 「早過ぎると感じたら、言ってくれな」 「ええ、有難う・・」

「伯父様・・」今度は、宙が声かけ。「はい、何ぞ・・」中条が返すと「伯父様は、服を着たまま昂(たかぶ)るのがお好きなの?」 「そうだな、俺は・・」浴衣の胸元から右手左手を滑り込ませ、巧妙に、胸の双丘を撫で回しながら、男は返す。「ホントの所は、着たままの方が、俺は好きだな。『着エロ』て言うの?胸やら下の方は、どうしても一定 剥(む)かにゃいんが、全部はねぇな。やはりね『半脱ぎ』のセミ・ヌードが、俺にとりゃ最善(ベスト)だな」

「ふふ、濃いスケベね・・」宙は、微笑んで言う。「全部は脱がさず、時間をかけて、ゆっくり昇るって事・・か。反って、興奮しそう・・ふふ」 「ああ、焦ると拙いだろ。折角高まった気持ちを、冷やしたくねぇって事さね」こう返す間にも、中条は、宙の胸をはだけ、ブラを下ろして、胸の双丘を露わにし、手指でさすった後、口唇を当て「チュウチュウ・・」音を立てて吸い始める。そして・・

「初ちゃん・・」 「はい・・」 「どうかな?宙ちゃんの乳房(おっぱい)、どっちか吸わねぇか?な、いいだろ?」と、宙にも尋ね。「ええ、まあ好いですよ。あたしも、初美先生の『菊のお花見』しちゃったし・・」と返す。「分った。行くわよ」初美、これを受け、中条と逆の側、宙の左側の乳房を、手指と口唇で愛撫にかかった。宙の「ああ、ああ・・とても好いわ。大人のマッサージって、癖(くせ)になりそう・・」喘ぎながらの言葉を受け、中条「OK、OK!もう暫く味わわせてやるわな。宙ちゃん、今夜は好い夢見られるぜ!」 「ハハ・・だと好いね。有難うございます・・」約10分、大人の男女から、少女への甘美な愛撫が続いた。そして・・

「さあ、伯父様・・」 「はい、聞くよ」 「いよいよ、核心にお目にかかれるかしらね。楽しみだわ」 「うーん、まだ早いかな・・とも思ったが、いいですよ。見てみるか?」 「はい、是非・・」話を区切った中条は、夜具に臥す。「宙ちゃん・・」初美が言った。「はい、何かしら?」 「彼のパンツ、片側ずつ下ろしましょう。まあ、アレの事は見た上で・・ね」 「分りました。それじゃ・・」これを合図に、女二人は、臥した男の浴衣をはだけ、一旦着ていた紺のトランクスを、ゆっくりと下ろして行く。薄暗い中、中条の浅黒い男根と陰嚢が、男特有の、濃い目の下草と共に、女たちの眼前に曝(さら)け出された。

「ふふ、思った通りの素敵な亀さん。周のより、ちょっと小さいけど、硬めなのが、とっても好い。あたしの『アソコ』とも合いそうで、期待が持てるわぁ・・」と、宙が呟くと、中条「おお、そうか。今まで躊躇(ためら)ってたんだが、貴女にそう言われると、又自信が出る様だわ」と返し。宙「あの事を、始めましょう・・」 中条「ああ、宜しくな・・」と返し、両の脚を開き、宙をその間に迎え入れる。男の下方に控えた少女は、一つ頷くと、彼も頷き返す。直ぐに男の一物は、少女の口内に吸い込まれた。「ああ、上手・・」中条、呻く。再び、甘美な時間が回り始めた。
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の壁紙 JR磐越西線 上野尻(かみのじり)駅東詰 旧国鉄 40代ディーゼル気動車
福島県西会津町 2010=H22,5 撮影 筆者
葉加瀬太郎さんの今回楽曲「アンモナイト(Ammonite)」下記タイトルです。
Ammonite


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