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交感旅情 第40話「登頂」

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「周(あまね)、いよいよね・・」そう呟(つぶや)きながら、かつての教え子に組み敷かれ、海老の様に、ニーハイを纏(まと)った脚を曲げ開かれた初美の表情には、心持ち余裕があった。初めての、恩師との交合。「はい、お願いします!」上に重なり、仕掛ける周の方が、少し焦りが見られる様な。それでも、彼の勃起した 礼儀正しい亀頭は、彼女の、程良い土手高の陰唇を捉えていた。周の背後には、恋人の宙(そら)が、ねっとりした視線と、微かな笑みをもって、うずくまり、見守る。

「さあ、それじゃ・・」かつての師が、挑発する様に促す。「貴方の、今一番したい事をして」 「かしこまりました。では・・」周は応じ、男根が初美の核心に沈み込むのを確かめながら、慎重に腰を落として行く。奥へと滑り込む男根。当然の様に、肉壁の迎え撃ちに見舞われ、心地良い締め付けをもって、奥へと誘い込まれる感触を、あるがままに受け入れて、進んで行く。次の瞬間、亀頭の先端が、突き当たる感触と「ああ、んんん・・」の、軽い喘ぎ。彼の望んだ、恩師との連結が叶ったのだ。

「周、とても好いわ・・」喘ぎながら、初美が呟く。「俺もです。貴女の秘溝と肉壁、とても素敵ですね」余裕がないなりに、周は、恩師の身体を称える事も忘れない。「少しの間、繋がる歓びを感じてていいですか?」 「いいわよ。どうぞ・・」全身 炎の様に燃え上がった風情の周、まず、上と下で、激しく唇を合せ。「ああ、好い・・」数回、接吻(キス)を繰り返した彼は、こう呟いた。

「ふふ、熱いわね・・」組み敷かれ、貫かれながら、初美は返す。「はい、もう完全燃焼・・ですかね」上から、周が続けると 「さあ、ちょっと動いてくれるかしら。貴方の『男』を、もう少し強く感じたいのよ」 「かしこまりました。ちょっと、動きますね。それと、宙にも、少しマッサージをさせましょう」 「ふふ、いかがわしい、嫌らしいマッサージでしょ。でも好いわ。楽しみだし・・」 「はい。じゃ、始めます」

熱く激しい接吻を区切った 周は、はだかれた初美の「胸の双丘」を一巡り摩(さす)り上げた後、その美肌を称え、背後に両腕を回して、上体を抱きしめると、既に繋がる男根のストロークを確かめながら、ゆっくりと腰を動かし始める。この方の師たる 中条の教えを守る亀頭が、秘液で潤(うるお)う陰唇から離れぬ様、身体で把握しながら、浅く、深く、出し入れする要領で動かす。それに答える様に「ああっ、はあっ、ふううっ、はぁぁ~ん!」クリアな高音の喘ぎも、少し大きくなる様な感じがした。合間に、後ろの宙にも、頷く合図で加勢を求め、彼女も応じた。

宙は、正常位で交わる二人の交合部か目の当たりになる「ハメ撮り」位置にうずくまって控えると、まず、上に重なる恋人 周の、眼前にある陰嚢(ホーデン)にむしゃぶりつき、口唇愛撫を始めた。男根に対してする、所謂「フェラチオ」に近い要領だ。受ける周、「うううっ、むむっ、ふっふっ!」と呻く一方で「宙ちゃん、好いぞ!そのままやってくれ!」と呟き励ます事も、忘れなかった。

「本当はねぇ、周さん・・」宙、後ろから呟く。「ふっ、はっ!うんうん、何かな?」荒い息で、周が返すと「あたし、早めに初美さんの『菊のお花(肛門)』に仕掛けたいのよね。まだ、ダメかしら?」 「ふうっ、んん!宙ちゃん、分るよ。でも ご免、もうちょっとだけ時間をくれるかな?」 「もう!ホントにちょっとだけよ」 「ああ、はあっ、分った。後少しでやらしたる・・」ねっとりと迫る恋人を、何とかなだめる 周であった。彼の腕の中の恩師 初美は、引き続き 熱く喘いでいた。

一方の、由香、由紀の木下姉妹と中条。彼が、先にまぐわったのは、妹の由紀だった。彼女は、夕食を終える間際、会計に臨む中条に、云わば「直談判」の様な出方をして、自身が先の交合になる様操作したのだ。姉の由香も、薄々分ってはいたが、呆れながらも許した形だった。

「はあはあ・・伯父様、ゆっくりから段々速く強くなる、動きが素敵だわ!」喘ぎながら、由紀が呟く。中条「そうか、そりゃ有難う。由紀ちゃん、同じ体位でも退屈だろうから、少し変えて続けような・・」と返し「それじゃ、ちょいと 俺と上と下替わろうや。貴女も疲れただろ?」と続ける。 聞いた由紀「いえいえ、そんなんじゃないわ。上から伯父様に守られて、とても素敵な気分で高まれましてん。でも、体位替わるのは、おもろくて好いですね」と返し。 

中条「うんうん、そこでだな・・」 由紀「はい、どないしまひょ?」 「今度は、俺が仰向けになるから、貴女が 上から重なってくれるか?」 「あっ、分った!正常位から、騎乗位にチェンジですね。どやろ?少しは新しい気分で高まれますやろか?」 「まあ、それはやってみにゃ分らんが、そうなる様、心がけて祈ろうや!」 「そうですね、よしっ、やりまひょ!」この言葉を確かめた男は、一旦 初音ミクのコスを緩く纏う、少女の上を離れる。

入れ替わり、中条が臥す。一旦立ち上がった由紀は、直立を守る 男根をめがけ、ゆっくりと腰を下ろす。陰唇との当りを確かめて「さあ、返してね・・」更に慎重に、腰を沈めて行く。降臨する肉壁の締り。「ああ、これも好い・・!」己の腰を浮かして、再度の結合を助ける中条は、思わず呻いた。四十八手中の「百閉」に近い、騎乗位である。

「ああ、ああ、好い!思わず動いちゃう!」腰を揺すり始めた由紀の、纏い続けるフレア・ミニのアンダーを微妙に捲り上げ、中条は「いいぞ、腰の動き、好い感じだ!続けてくれ!」由紀の腰の上下動を、褒め称え続ける。微かに身につけた、香水の香りも、男の気分を燃え立たせる。顔周りが空くこの体位を活かし、先程試して好感だった、姉 由香に、今一度顔面に「女の核心」を擦り付けさせ、口唇愛撫(クンニリングス)を味わう。姉妹の喘ぎに耳を傾けて暫く後・・

「伯父様・・」腰の動きを区切った由紀が、訊いて来る。「うんうん、何やろ?」中条が返すと「今度は、後ろからしたいでしょう」又も挑発の一言を投げて来る。「よく分るなあ。そう、正にそれだよ。今からやるか?」 「ええ、どうするか、教えて」 「よしっ、それじゃ・・」中条、一旦起き上がると、由紀に、四つん這いの姿態(ポーズ)を指図。

彼は言った。「割とさ、ベッドの上で 楽にできる体位があるんだ。由紀ちゃんは、何も考えんで四つん這いになってくれりゃいい」 「え、マジですか?」 「そう。何も考えん・・な。後は、俺が後ろについて教えたるから」 「ふふ、何か悪だくみしてるみたいで、嫌らしいわ。でも、楽しみ・・」 「うんうん、そう思ってくれよ」

会話を区切ると、由紀は 中条の指図通り、臀丘を高めに突き上げて、四つん這いに。その後ろに中条が控え、少女の腰を抱えて安定させ、開かれた脚の間に己の脚を割り込ませ「それじゃ、返すぞ・・」 「うん、返して・・」声をかけ合い、湿度高まる、露わのままの核心に、もう一度男根を返して行く。

由紀「ふっふっ!はっはっ!な・・何かね・・この、微妙に違う繋がり感が、い・・好いわぁ!」 「そうかもな。まずはゆっくり動いたる。まだ夜は長い。焦らんと、焦らんと・・」後ろから繋がった中条は、様子を見ながら、徐々にピストンの速度を速めて行く。「あぁぁ~!す・・凄いけど、素敵!こ・・このまま、動き続けてぇ~!」 「いいぞ~!分った~、うぅぅ~っ!」喘ぐ二人は、かなり高まって来た様だ。傍らで見守る傍ら、男と口舌を交わしたりの 姉の由香も、頂きが近い事を感じているらしく、妹との交代(チェンジ)の頃合いを意識し始めている様だった。

もう一方の、初美と周も、正常位から騎乗位、後背位を経て、再度の正常位に戻っていた。由紀と中条とは少し違い、落ち着いた大人の喘ぎと、若者の熱い呻きが、異なる風情。だが実は、もう一度正常位の絡みに戻ったのは、横から加勢する 宙の望みでもあった。彼女の狙いは、勿論 初美の菊花に、細筆(トレーサー)で仕掛ける事。「ふふ・・」微笑みながら、彼女は呟く。「又、夕べの夢の続きを、見させてもらうわ・・」窓外には、静かな降雨が続く。その雨音、この男女たちの「熱い行為」にエールを贈っている様にも聴こえた。
(つづく 本稿はフィクションであります。次回は 11/25土曜以降に掲載予定です)

今回の人物壁紙 小川桃果
葉加瀬太郎さんの今回楽曲「霧島(Kirishima)」下記タイトルです。
Kirishima


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