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交感旅情 第42話「昂域」

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熱く昂(たかぶ)った末、頂(いただき)に立った 初美と周(あまね)は、まだ重なり合ったまま、その余韻に浸っていた。初めての恩師との交わりは、若者の心を夢中にさせるに十分だった。「もう少しの間、繋がっていたい・・」それは、去年までの師弟の、互いの脳裏に去来した想いだった。

傍らの、周の恋人 宙(そら)も、二人が頂に立った事を察知して、初美の菊花(肛門)に仕掛けていた、細筆(トレーサー)の愛撫を止めて、様子を窺う。「あは、見ていても、綺麗・・」眼前の、周の陰嚢の下から覗く、微かな下草に囲われた菊花に、彼女は暫し見入った。その間の交合部からは、少しずつ秘液が沁みだして来るのが分った。傍らのベッドでは、既に頂を極めた、木下姉妹の妹 由紀を解放した中条が、姉の由香と 唇を交わし、互いに両腕を回して、胸元を探ったりの前戯に入っている。

「ほい、お元気?」中条の射精を賜り、下方を清め終えた由紀が、ノー・ショーツのまま、未だ繋がる初美と周、傍らで観察を続ける宙の横に出張って来る。「ふふ、お蔭様でね。由紀ちゃん、いやに清々しい顔をして・・」宙は、些かの嫌味を込めて言った。「は~い、有難と。伯父様のお蔭で、一瞬だけ天国が見られたわ~・・」由紀、笑いながら返す。そして「う~ん、夕べも思うたけど、初美先生のアソコって、何度見ても綺麗やなぁ!」と続けた。

宙「やっぱり、貴女にもそう見えるんだ。あたしも、同じ事を考えててさぁ・・」と返す。そして「由紀ちゃん、まだノーパンでしょう?」追及の言が飛ぶと「はぁ~い、その通りでっせ~!」又も、屈託のない笑い声が飛ぶ。

「そろそろ・・」初美が呟く。「はい・・」上に重なり続ける 周が返すと「離れてもいい・・かな」 「分りました。ボツボツですね」それを聞いていた宙、由紀と示し合せて「ほな、又猪木選手の挨拶行こか?」 「おもろいな。やろやろ・・」そして、周に耳打ちを。「又、例のかけ声するから、それで離れてくれる?」 「やれやれ、猪木さんの挨拶、又やるのか?」呆れ顔で彼が返すと「うん。やる言うたら、やるよ!」 「仕様もないけど、まあ良いや。じゃ、やってくれ・・」初美も、苦笑して頷く。これを受け、宙と由紀は、呼吸を合わせて発声した。

「1・・2・・3・・だぁ~ッ!」のかけ声の下、周は、初美の核心に繋いでいた男根を、ゆっくりと慎重に抜き離し、身体の重なりを解く。恩師の秘液は、教え子の男根は勿論、下草まで濡らしていた。勿論「礼儀」は弁えている。暫くすると、秘溝の合わせ目から、白くトロ味ある男精がゆっくりと流れ出、「蟻の門渡り」から菊花まで垂れ下った。

「あっ・・」周が思っていた事を、宙が先に実行した。現れた男精を、素早く口舌で掬い取ったのだ。「ふふ・・」彼女は微笑む。「周さん、又、ザーメン・キスしよ!」 「ああ、何と・・」一瞬、言葉を失う周だったが、こう返した。「ここは、初美先生と一緒なら、良いよ」聞いた宙は、一度は表情を曇らせたが、初美と周がすべき所へ、横から割り込んだだけに、大口は利けない。「仕様がないわね。まあ良いわ・・」

傍らで見ていた 由紀までを巻き込んだ四人は、ベッド上に並んで座ると、周を真ん中に、右に初美、左に宙と由紀が並び、前後して唇を寄せ、合せた。宙が口に含んだ男精が、師弟と由紀のそれぞれに、ほぼ等分に流し込まれる。「ごっくん・・」喉の音が複数回聴こえ、呑み込んだ四人は、顔を合せ 笑った。「凄いね。こんな事、初めてだもん・・」 「あたしもよ。まさか四人でこんな事するなんて・・」それは、苦笑かも知れなかった。

一方、中条は、由紀の姉 由香との行為を深めて行く。「伯父様・・」彼女が言う。「由紀にした同じ事を、あたしにして下さる?」 「OK。大体同じになるけど、良いかな?」 「うふ、まあ良いでしょう。さあ、高め合いましょうね」 「あい~、かしこまってござる・・」雨滴の付いた窓を向き、並んでベッド上に座って、前戯を区切った二人。中条は、由香を「お姫様抱っこ」して横たえ、静かに、その上に重なった。

「ふふ、何かねぇ・・」と、由香が言った。「うんうん、聞こう。続けてくれ」と、彼女の背後に両の腕を回して抱き留める中条は返した。「こうして、伯父様に抱擁(ホールド)されると、とても心地良くて安心できるの」 「そうか、有難と。誓って言うが、俺は決して、乱暴や粗雑な出方はせんよ。これ、由紀ちゃんや宙ちゃん、初ちゃんも同じな」 「ええ、分りますよ。女性に、粗っぽい事はしないって事でしょう」 「その通り!ささ、由紀ちゃんとの高まりを思い出して、進めるとするか・・」 「ふふ、お願いね。楽しみやわぁ!」

会話を繋げながら、中条は、由香のミニコスの、タンク・トップ風の上部を、静かに下ろして行く。その下のブラもずり下ろすと、意外に豊かな「胸の双丘」と対面できた。「これも好いぞ!」男は、思わず声を上げた。「由紀ちゃんは、欧米風で豊かだけど、貴女の胸は、線(シルエット)が綺麗でいいな。ホント、日本女性と交わる歓びが感じられてな」こう呟くと、「あは、ちょっとエッチね。でも、その出方、素直でいいわ」と返す。暫く、胸周りと上体への愛撫が進んで行った。

次に「伯父様・・」由香が声をかけ。「はいはい、何でしょう?」中条が返すと「ちょっと悔しいけど、先に 由紀にヌカれちゃったでしょう。同じ様に高まれるかしら?」と続けた。「ご心配感謝!確かに一度、昇っちゃったけど、大丈夫。何とかするわさ!」と返し。「ご免なさい、変な事訊いちゃって・・」由香が、気遣って続けると、中条は「いや何、当然だわな。気にせん事だよ!」と応じた。

頃合を見て、由香は起き上がり、一旦は着けられた、中条のボクサー・ブリーフに手を伸ばし、前開きに右手を差し入れる。中の男根(コック)と陰嚢を連れ出す為だ。しなやかな手指に導かれ、又も姿を現した男根は、律儀に礼儀を正している。「ふふ、正直やわ。あたし、好感しちゃうな~・・」そう言った由香は、再び食らいついた。「おお、さっき同様、好い感じ。暫く、続けてくれろよ~!」中条の返事を待つまでもなく、熱い口唇愛撫(フェラチオ)が進められて行く。微かな喘ぎを伴い、暫く後・・

「さあ、由香ちゃん・・」中条が言った。「はい・・」由香が返すと「そろそろ、俺からお返しだ。貴女の核心も、そろそろ湿度が上がってんじゃねぇのか?」 「ふふ、確かにね・・」そう言いながら、由香は再びベッドに臥し、アスリートの様な美脚を曲げ開いて見せる。「うん、着パンの下方(アンダー)も見応えあるな。いいぞ!」中条はそう返し、肌色の「T」を着けた下方を、ねっとりとした視線で観察す。

「ふふ、大人の嫌らしさね・・」と、由香は微笑んで呟く。「そろそろ、脱がせていいかな?」男が訊くと「はい、いいですよ。お願いね・・」と返して来る。妹の由紀より、余裕が感じられる出方。「よし、行くか・・」様子を確かめ、ショーツ両脇のストラップに手指を絡め、慎重に下へ。「うん、思った通り、素敵な秘溝だな」それは、妹より少しだけ大人の風情漂う、僅かに濃さある下草に囲われた、落ち着いた佇(たたず)まいの、秘溝と菊花の様だった。「おお、燃えるぜ~!」中条の男根が、陰嚢が、再び唸(うな)りを上げる、そんな気がして来た。

「さあ、由香ちゃん・・」又も上に重なり、その両脚を抱え上げた中条が続けた。「はい、何でしゃろか?」由香が返すと、「そろそろ、繋がる時が来た様だな」と応じ。「そうですね。この時を心待ちにしてましたわ。さあ、来て下さる?」 「よし、行くよ・・」

由香の反応を確かめ、男は、勃起を守る男根を、その股間に近づけ、亀頭を、秘溝に合せて行く。最初の当りを慎重に確かめ、静かに腰を落とし、ゆっくり滑らせる。肉壁に迎えられ、取り囲まれ、僅かに当った所で、陰茎が締め上げられる。妹同様の、深く堅い連結。「あ、ああっ・・ふはぁぁぁ~・・!」大きな喘ぎが一声、降り続く雨音と協奏して行く。
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の壁紙 阿賀野川 川下の夕景 2011=H23,9 新潟市秋葉区 撮影 筆者
葉加瀬太郎さんの今回楽曲「ビハインド・ザ・デイ(Behind The Day)」下記タイトルです。
Behind The Day


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