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パノラマカーと変な犬 第7話「深室(しんしつ)」

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夜の時が進んで酒食の時が終り、寝室へと移った 初美と中条は、流れとなり行きのままに 男女の行為を深めようとしていた。居間からは、彼から「お姫様抱っこ」の歓待を受け、静かに タプル・ベッドの上に横たえられる。

初美は言った。「少しだけ遊ぼうかしら。まだ夜は これからだし・・」 「夜はこれから・・な。ま、いいでしょう。喜んで、お付き合いするわな」聞いた中条も、笑顔で返す。「それじゃ・・」と女は 上体を起こすと、男に向かって膝を立てる「スポーツ座り」で向かい合った。「ふふ・・」彼女は続ける。ここからだと、あたしの股間が『見えそうで見えない』・・でしょ!」 「ハハ・・まあな。そうやね、その微妙な感じが、又そそられるってか?」中条も、笑って応じた。

灯火を絞った、薄暗い寝室で 彼と向き合い、ベッドの上に立膝で座った 初美の下方は、そこはかとなく刺激的で挑発的だった。前で緩く組んだ 下肢の背後に、逆光を浴びた様に 太腿と臀部の輪郭が浮かぶ。それを愛でるだけでも、男根(コック)が礼儀を正し、否応なく硬化するのを覚える 中条であった。

「さて・・」彼は言った。「ちょいと斜めの角度から、初ちゃんの『女の奥』の方を眺めようかな・・」 「ふふ、嫌らしいわね。毎度お馴染みの『嫌らしい』だけど・・」聞いた初美は、微笑んで返した。「悪いね。でも有難う・・」男はそう言い、斜め前から、女の股間に目を遣る。その股間の谷間に 食い込む様に Tバック・ショーツが着けられ、辛うじてその秘溝を覆っている。両脇からは、ほんの僅かだが 下草の先端がはみ出ている様に見受けられる。

「新(しん)さん・・」初美が言った。「はい、何ぞ?」中条が返すと「やっぱりさ。あたし 下草を少し剃ろうかなと思うの。だって『T』着けると、どうしても 少しだけはみ出すのよ」 「あー、いやいや、そりゃ不要だ。やらんで良い。その『はみ出し』が、俺にとっちゃ昂奮の元って訳でさ・・」 「そうなの?あたし これまで、貴方がこんなの見ると、不愉快かな?と思ったりしたんだけど・・」 「い~え~、とんでもねぇよ!今まで はっきり言わなんだのも悪かったけどさ、俺はそれが良い訳。今夜、はっきりしとくよ!」 「有難う。で、次はどうしたいの?」彼女は尋ねた。

中条「うん、それはやね・・」と答えながら、初美と並んでベッド左側に座り、右手を 彼女の股間に滑らせる。「うんうん、好い感じの尻だぜ。特にこの、フレア・ミニのアンダーからチラッと覗くとこがな・・」そう言いながら、手指を 左・・そして右側の臀丘に 順に滑らせ、撫で回して行く。「ああ、好いわ・・」この夜、初めての 女の喘ぎ。それを受け、男は 彼女の股間を、ショーツ越しに揉む動作も交えて愛撫を進める。「ん・・んん。段々熱くなるわ。こ・・心地良い熱さ・・」これを聞いた男は、左手での愛撫に替え、右手を 女の背後に回しこんで、右の乳房へと滑らせる。

初美「ああ・・んん。これ、とても好いわ。暫く続けて・・」 中条「OK。続けたるから、もう一度 キスしようや」 「ええ・・」返事を聞くと、彼は 左側から、初美の唇をもう一度奪う。舌技も交え、この夜最初と同様の、濃厚なそれが、暫し続いた。それから男は、女の長めのブルネットをかき分けると、左耳に甘噛みを仕掛ける。「ふふ、好い感じ・・」ニヤリとして、女が返す。その後・・「新さん・・」女が声をかけた。

「いいよ。聞こう・・」男が返すと。「そろそろね、貴方の下方を、直に高めてあげるわ」 「もう、そうするか?ゆっくりでも良いんだぞ」 「ふふ、もう頃合いよ。さあ、始めるわね・・」 「了解。今、アンダーを脱ぐわな」男はそう言い、バス・ローブを捲(まく)ると、その下の 灰色のトランクスに手をかけ、慎重に下ろし始める。「手伝うわ。二人で、力を合わせましょうよ」 「ああ、有難う・・」

こうして、中条の下方は露わとなった。深めの下草に囲われた、やや色素の濃い趣(おもむき)の、堅さのある男根(コック)と陰嚢(ホーデン)が、初美の眼前に現れた。昨年来、もう何度も目にしたはずだが、この夜は、恰(あたか)も初めてであるかの様な、新鮮な光景として認められた。「ふふ・・」女は呟く。「今夜はね、貴方の『男の核心』が、初めてお目にかかった時みたいに、鮮やかに見えるわ」 「ああ、そりゃそりゃ!そう見てくれりゃ、俺も嬉しいわ。よしっ、今夜は、初めて会った時の復習になる・・かな」 「ああ、そうだね。そうするのも良いよね」二人は、顔を見合わせて笑った。

行為が始まって、小一時間が過ぎた。「さあ、新さん・・」初美が言った。「うんうん・・」中条が返すと「貴方の『核心』を、もっと濃く深く 高めてあげようかしらね」 「ああ、分る。有難とよ。今、用意するから・・」彼はそう返し、下方を露わにして、ベッドに臥す。「さあさあ・・」礼儀を正し続ける男根に、白くなよかな手指が絡み、所謂「裏筋」の辺りを、ゆっくりと撫で上げる。何度も、何度も・・

「ううっ、は・・初ちゃん。み・・短めでいいぞ。お・・俺、正直暴発しそう、うぅぅっ・・」下方を刺激された中条、呻(うめ)く。四十八手と言われる体位中「千鳥の曲」とも「雁が首」とされる、舌技を交えての口唇愛撫(フェラチオ)が進められる。「ん・・ん・・ふんんん~!」男根を咥え込みながら、初美も 断続して声を上げ続けた。十数分の後・・

「さあ、初ちゃん・・」 「はい・・」 「今度は、俺からお返しさせてもらうぞ」 「ふふ、楽しみだわ。新さん、しつこく舐め回すんだからね。あたし、途中でイッちゃうかも・・」 「ハハハ、まあ程ほどにとしとくからさ・・」 「分った。そうして欲しいわ・・」この返事を受け、中条は、今度は初美をベッドに臥させ、両脚を曲げ開き、その股間に攻勢を仕掛ける。辛うじて覆う、淡色のTバックの両脇に手指をかけ、慎重に下ろす。露わになった、彼女の秘溝も、初めて見る様な鮮やかさを誇った。

少し薄目の下草に囲われた、土手の中に、朱に彩られた陰唇が控え、直ぐ上に ルビーの如く輝く 陰核(クリトリス)が聳(そび)える。蟻の門渡りを介して、目立つ荒れのない 菊花(肛門)が縦に並び、それが又 中条の「男の願望」を、否応なく煽り立てる。下方はもう、軽い刺激でも 暴発しそうな感じだった。「さあ、初ちゃん・・」 「はい、何かしら?」 「お返しします!」 「ええ・・あっ!うっ!い・・いいっ!」曲げ開かれた、彼女の秘溝に、中条の唇が合わされた。

「んっ、んっ、あっ・・あぁぁ~!」 「立ち花菱」に近い、正常位の姿勢で、初美の秘溝は、中条の口唇愛撫(クンニリングス)に見舞われる。濃厚な、陰唇への接吻が区切られると、今度は 舌を使った、より濃厚な行為へと移る。陰唇の合わせ目に舌を差し入れ、秘液の分泌を促す様に、ゆっくり じっくりと舐め上げる。「ふっふっ!はっはっ!ふぅぅ~っ!」暫くの間、女の喘ぎと 男の呻き、それに 秘部を舐め回す微かな音の合唱が 寝室中に 波の様に届いた。そんな事が、小半時程続く。

「さあ、新さん・・」お返しの愛撫が区切られると、初美が言った。中条は、その後がほぼ読めていたが「はい、何ぞ?」と返した。初美は続ける。「そろそろ、用意して。あの事を・・」 「うん、そろそろな。ゆっくり行くよ」 「ええ、有難う」返事を終えると、中条は、まず正常位で 初美の上に重なって行く。だが、直ぐには押し入らない。

「初ちゃん・・」 「ええ・・」 「繋がる前にさ、さっき まだだった、右耳への悪さを少し してからにするわ」 「ああ、好いわね。宜しくです・・」 「はい、只今・・」中条は、初美を組み敷くと、今度は右側の髪を押し分け、右耳に甘噛みを仕掛ける。「ん・・んん。これも好い・・」伸びやかな喘ぎ、再び。左手を首筋に回しながら、右手の方は、彼女の股間をまさぐる。それが 十分程。

「さあ、それじゃ・・」中条は言い、初美の両脚を曲げ開いて、その間に滑り込む。「いよいよだな。繋がるよ・・」 「好いわ、来て・・」返事を確かめた男は、礼儀正しい男根に右手を添え、女の核心に ゆっくりと繋いで行く。朱に燃える肉壁の迎撃、取り囲まれ、更に奥への進入を促され。慎重に滑らせれば、やがて亀頭の先端に 行き止まる感触が伝わる。これで、連結が果たされたのだ。

「ああっ好い。好いわぁ!さあ新さん、う・・動いて・・」 「OK。ゆっくり始めるからな。夜は長いぞ。手に手を取って、ゆっくり進むんだ。それじゃ・・」中条はこう返し、初めはゆっくりと、スロー・ピストンの正常位で発進。「うっ、うっ、ああっ・・」下の初美は、喘ぎながらも、重なり動く 中条の腰に両脚を組み付け、ガッシリと力を込めて行く。俗に言われる「蟹挟み」の格好だ。「ああ、こりゃ好い。ホントの一体感だわ~!」はやる気持ちを抑え、男は 途中までゆっくりの腰遣いを守り、動いて行った。
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の人物壁紙 三田羽衣
中村由利子さんの今回楽曲「ノスタルジア(Nostalgia)」下記タイトルです。
Nostalgia
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