FC2ブログ

記事一覧

パノラマカーと変な犬 第26話「夜雨(よさめ)」

av-30056.jpg
7月最後の日曜 雨の夜。中条の居所では、寝泊りが決まった由香と由紀 木下姉妹との談笑が続く。窓外では、夜陰と雨をついて  又も斜め向かい家の屋上に現れた、不良犬「マル」が暫し徘徊す。日付が替わるまでには、まだ間がある。

「ホンマに、グラン・マルニエって美味しいでんね」由香が、感心して言った。中条が、この甘口リキュールをペリエで割って振舞ったのだ。「ああ、マジでな。初ちゃんがここ泊まりの時は、いつも二杯位飲んで寝るんだよな」 由香「ふぅ~ん、ほなら、これは寝酒みたいに嗜むのがよろしんですね?」 

中条「まあ、飲む人にもよるけど、そんな風な飲み方が多いみてぇだな・・」こう返す中条は、マーテルのコニャック、スリー・スターをロックであおる。由紀の嗜む、真紅のグレナディン・ドリンクの輝きは、この夜も 彼に、先年一線を退き 今は伝説に昇華した、思い出多い名豊電鉄の特急列車「パノラマカー」の鮮やかな走りを思い起こさせていた。

暫くして、男がもう一度窓外に目を遣ると、斜め向かい家屋上の犬は、お約束の 片足上げての小用を経て暫く後、先日同様「ワン!」と一声吠えて、そそくさと階下に降りて行く。彼はそれを見て「又『ワン!』か。挨拶はもうええよ。さっさと Kusoして寝ろ!」 「ふふ・・マルちゃんも、寝る前にトイレですか?」今度は、妹の由紀が、笑って訊いて来る。

対する中条、苦笑しながら「ああ、多分な。見ての通り、小さい方は ホントにやりやがったし・・。ああいう『ハイ・キック』は願い下げだぜ」 由紀「又明日も見てると、面白(おもろ)そうやわ!」 「うん、まあな。そやけど、なるべくチラ見程度にすべし!」 「ですよね。余りジロジロ見てるの ばれると厄介そうやし・・」 「そう言う事。さ、明日の準備とか OKなら、そろそろ休めや」 「はい、おおきに。そないしまひょ。ちょっとの間、寝室で用意して寝ます」

「そいじゃ、お休み!雨の夜はよく寝られるらしいぞ。しっかり休んどけ」 「・・ですね。お休みなさい!」脱いでいた下着と 浴衣を着け直した姉妹は、一旦寝室へ。居間に残った中条は、一度消した TVを再びつけ、就寝用に補助椅子を噛ませて延長したソファに臥す。勿論、頭部はピローを介している。某民放のスポーツ・ニュース、その後 国内カーレース「GTシリーズ」の各番組を見ながら寝入られれば良いと思っていたのだ。が、しかし・・

11pm前からスポーツ・ニュースが始まって暫く後、中条が大型画面に見入っていると、寝室に通じるドアが静かに開き、人影が そっと近づく。「?」画面を見る目をそらさず、彼がそれとなく注意していると 「ふふ・・」微かな含み笑いの後「伯・父・さ・ま・・」と囁く声が・・。声の主は、由紀だ。

「何だ由紀ちゃん。眠れねぇのかい?」中条が訊くと、彼女は「それもあるけど、伯父様と TVが見たいんですう・・」甘えた様に返し、ソファに臥した男の上に 重なって来る。そして「一緒に 見たいわぁ!」と 笑いながら声を上げ。

「仕様(しゃあ)ねぇな。ま 俺は良いから、好きにする事だ」彼が返すと、由紀は「おおきに!ほな、ちと失礼して・・と」言い、男の顎の辺りに右手指をかけ、画面を向いていた その顔を「クイッ」という感じで彼女の顔と向き合わせ、唇を合わせにかかる。「う・・んん。でも いいな、この接吻(キス)・・」

由紀「・・でしょう。今夜はさ オメコまで行かへんみたいやから、キスや愛撫(ペッティング)の方で、深めたいんです」 中条「そうか、それなら俺も男や。つき合わせてもらうぞ。由紀ちゃんの肌は、綺麗やし好い感じやしなあ・・」手を伸ばし、まずは彼女の上体から撫で始め。 「おおきにです。今夜も、素敵そうやわぁ・・」もう一度の接吻(キス)を経て、由紀は、中条の耳に、甘噛みを始めた。「うんうん、分かるぞ。これ、中々好い感じや・・」男は、そう返して讃えた。

「無理はいかん・・」上から仕掛けられる男は、そう思った。「確かさ、二人共 まだ安全期じゃねぇはずだ。今週後半までは、気が抜けん。同意ができとる言っても、間違いねぇ様にせんと・・」

中条は訊いた「お姉ちゃんは 休んだのかい?」由紀「ええ、明日の準備して、ほんの少し喋ったら、直ぐ眠ったみたいですね」 「有難と。それが分かりゃ良い」 「おおきにです。ほな、ちっと位 声出してもよろしですね」 「うん、まあそんなとこだ。核心の行為はせんが、手マンとかで、昇る事はできるだろうな」

男の言葉を聞いた由紀は「ふふ、そいじゃあたしも 伯父様の核心部分に攻勢をかけられるって事かしらね?」と訊く。対する中条「まあさ。終わりまで一週間あるんだし、今夜だって まだ日付が替わるには時間があるからな。貴女がそのつもりなら、俺も合わせるしさ・・」

二度の接吻と 両の耳への甘噛みを果たした由紀は、ゆっくりと下方へと、中条への愛撫を進めて行く。首筋から肩、そして腋の辺りへと、手指と口舌を交互に使い、昂らせようとする。

「あっ、うぅぅ・・く、来るなあっ・・」中条は、脇腹辺りに舌技をかけられると 弱かった。「く・・か、感じるぅ・・」この様子を見た由紀、こっくりしてこう言った。「伯父様は、この辺りが一番お感じな訳ね。よ~し、暫く頑張っちゃお・・」脇腹を更に舐め上げ、手指は、男の濃いめに茂った 腋の下草をまさぐって行く。彼も、由紀の 下ろされた長目の黒髪を、じっくりと摩(さす)って行く。

TV番組が、スポーツ・ニュースから GTシリーズに替わる頃には、二人はかなり昂っていた。由紀はしきりに「伯父様、男根(コック)を見せて!」と、しきりに促す。対する中条「やだよ、今夜は。昇る訳には参らん。それは 明日だって!」と制するも、由紀は聞かず、中条のトランクスの前開きに手指を滑りこませ、易々と 男根と陰嚢を外に連れ出す。これら「男の核心」にも、手指と口舌で、濃厚な愛撫を見舞う。特に感じ易い 男根の裏筋などは、わざと執拗に摩って高めて行く。

「由紀ちゃんも上手いな。あ・・いかん。行きそうだわ・・」想像以上の彼女の技に、中条は 些か不安を覚えた。勿論 このままでは引き下がれない。由紀の向きを 上体と下体で入れ替えて、「二つ巴」とも「69(シックス・ナイン)」とも言われる体位で、更に高まって行く。視界一杯に見られる 由紀の臀丘と「女の核心」は大変な魅力だが、男は そこの所を丹念に撫で摩り、秘溝の「朱の領域」に 少しく手指を出し入れしながらも、ギリギリで昂りを凌ぎきった。

「ふぅ、危なかった・・」中条は呟く。「由紀ちゃんは、昇れたのかな?」そう訊くと 由紀「大丈夫ですよ。ちゃんと行けました!」笑って返し。「それは良かった。俺の方も、中々好い感じでな。さ、これで良い夢がみられそうだわ」 「・・ですね。さあ、あたしも続きが見たいわぁ・・」屈託なく続ける 由紀であった。

中条「ささ・・今度こそ、就寝だ。お休み」 「お休みなさい。はい、横になりますね」 「ハハ、今夜はやっぱり、俺の上かい?」 「さよです!いけまへんか?姉もしてたど・・」そう言って由紀、結局は、中条に重なり、笑い合いながら休む格好だ。窓外は、引き続き雨。まとまった量らしく、雨音も大きい。GTシリーズ番組が終わり TV電源が落とされると、いよいよ日付が替わる。
(つづく 本稿はフィクションであります。)

今回の人物壁紙 前田かおり
中村由利子さんの今回楽曲「母のピアノ(Mother's Piano)」下記タイトルです。
Mother's Piano
スポンサーサイト
[PR]

[PR]

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

hakase32

Author:hakase32
愛知県在住の後半生男です。恐れながら、主に18歳以上限定内容を記して参ります。

尚、他ブログにて、政治社会の事共や、鉄道交通に関する趣味的事柄にも触れております(下記アド)。
http://blog.goo.ne.jp/hakase32
(第一)読み物ブログは現在、不定期更新です(下記アド)。
https://blogs.yahoo.co.jp/jnkt1957

お手数ですが、拙各稿を初めからお読み下さる場合は、下方にあります月間アーカイブ他のご利用をお願い致します。
他ブログを含め、拙記事の無断転用及び引用は ご遠慮下さい。

下記ランキングに参加しております。
クリックをお願いできれば幸いです。

官能小説ランキング

愛と官能の美学

Shyrockさんの R18読み物集。他の作者各位も多数リンクされています。入口は、下記タイトルです。

赤星直也のエロ小説

赤星直也さんの R18読み物集。入口は、下記タイトルです。

未知の星

赤星直也さんの R18読み物集もう一つ。他の各位の作品も収録されます。

Mikiko's Room

Mikikoさんの、カテゴリー豊富な R18読み物集。独自視点の旅日記も好感です。

Adult Novels Search

R18 読み物の検索サイトです。

ブロとも一覧

拙バナーです

知人様より、優れたバナーを賜りました。必要時はご利用を Produced by Shyrock

もう一つの 拙バナーです

知人様ご厚意により、拙バナー追加編も賜りました。必要時はご利用を。 Produced by Shyrock

清き一票を(笑)

下記ランキングに参加しております。

日本ブログ村バナー


にほんブログ村 →できますれば、こちらも応援を・・

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

月別アーカイブ

これまでの拙連載「想いでの山峡(やまかい)~林間学級の秘密(2016=H28,9~10)」と「轍(わだち)~それから(2016=H28,11~2017=H29,2)」  「母娘(ははこ)御膳(2017=H29,3~6)」  「南へ・・(2017=H29,6~8)」 「交感旅情(2017=H29,9~12)」 「パノラマカーと変な犬(2018=H30,1~5)」  「ちょっと入淫(2018=H30,6~10)」も お読み頂けます。