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パノラマカーと変な犬 第50話「鳴動」

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薄明りの射す寝室の ダブル・ベッドの上で進む、初美と中条の まったりとした濃い行為は、初めの正常位に戻っていた。図らずも同室となり、漂う喘ぎと呻きを聞きながら「行為」の現場に居合わせる事となった、由香、由紀の木下姉妹は、これ又「行為」が始められたと同じ、交わる大人の男女の下方、所謂「ハメ撮り」位置にうずくまり、熱く潤う交合部を、飽かず眺めていた。

「う~ん、好い眺め!いつまでも見とりたいなぁ、これ・・」姉の由香、思わず呟く。「これ、一生モンの記憶になるかも知れへんなぁ。ホンマ・・話に聞いた以上の、見事な『男女結合』やで~!」 聞いた由紀「そうかぁ・・お姉ちゃん、そないに感動したんかぁ。ま、分かるけどな・・」そう返しながら、又も細筆(トレーサー)を手に、中条の陰嚢の下に覗く 初美の菊花(肛門)に仕掛けようとする。それを・・

「由紀ちゃん、ちょっとお待ち!」 「何でやねん?今度のは、今夜しかできへんかもなんやで。それにもし、伯父様がイッたりしたら、そこまでかもやんか~・・」 「いや、そんなん分かっとるわ。筆調教もええけども、ここはあたしが刺激して見せたるわ!」 「ほう!そいつも面白(おもろ)いな~!ほな、ここはちとお姉ちゃんに任すとすっかな・・」 「お~!せやで。ちっとでええから、まあ見ててみ。アンタの筆はな、後でたっぷり出番があるさかい・・」 「良いでしょう。何となしに お姉ちゃんの企(たくら)みが分かった様なやで。どうせ『悪だくみ』やろうけど~!」 「悪だくみで 悪かったな~!」粗っぽく返す一方、ここは 笑顔で通す由香であった。

「先生、伯父様・・」 喘ぎと吐息を発し続ける 初美と中条に、由香が声をかけた。「あっ、あっ・・はい、何?」 「うっ、うっ・・うん。聞くぞ。言うてみ・・」絡む二人が返すと「さっきは、由紀が出過ぎた事やったみたいで ご免なさいね。・・で、今度はあたしが、ちょっと埋め合わせ・・みたいなのをしたいんです」そんな申し出に、初美「あっ、いやいや、気にする程じゃないわ。中々素敵な、好い感じだったしね。でも、その『埋め合わせ』は気になるわね。気持ち良くしてくれるならいいけどさ・・」 聞いていた中条も「俺も、基本は由香ちゃんたちに任す。思いのままにやってや。まあ、これまでの流れ見とると、楽しみだな・・!」この言葉が、姉妹の 次の行動を促した。

「ふふ、それじゃ・・」由香は、ニヤリとして言った。「あたしは、由紀と違(ちご)うて 妙な道具は使いまへん。下から参りますから、そのままお感じ下されば お分かりになる事ですわ・・」 「そうか、分かった。じゃ、初ちゃん、続きやろか?」 「ええ・・」この返事を受け、中条は、初美の上体を抱いていた両腕を回し直し、次の高まりに備える。依然として両脚を曲げ開き 臥した女は、喘ぎで応える。

「では・・」由香は 二人に向けて微笑み「ハメ撮り」位置の右側に顔を沈めると、傍らに控える妹に「いいか?由紀・・」と一声。「はい、何ぞ?」由紀が返すと 「何も難しくはないで。あたしが右から、アンタが左から、お二人の繋がった所に 口と舌べらでトライすりゃええねん!」 「ハハ、なるほど・・そないな『トライ』か・・そうか。何んとなく分かるわ・・」 「よしゃ、そいじゃ 始めるで~!」

姉妹は、初美と中条が繋がる交合部に、左右から顔を沈め、舌と唇で愛撫を始めた。先刻から、秘溝に繋がり続ける中条の「竿(さお)」が、ややペースを速めた「上下動」を繰り返すは勿論だ。姉妹は、右と左から交互に、上方の陰嚢、竿が秘溝に繋がる核心周り、そして同性までも狂わせる、微かな下草の上に咲く 大輪の菊花(肛門)へと、口唇と舌を ゆっくり ねっとりと滑らせて行く。

「あっあっ、はぁぁっ、これも い・・好いわぁ!」 「ううっ・・ふぅぅっ!二人、上手だぁ~っ!」激しく反応する 初美と中条の様子を見た姉妹、一瞬 顔を上げ、目を合わせて ニヤリ・・「思ったより、効いてるな・・」 「ああ、確かにね・・」再び交合部に顔を伏せ、もう暫くの 濃い愛撫に戻って行く。

「ふっふっ!はあっ、ゆ・・由紀ちゃん!どこにいるの?」喘ぎながら、初美が訊く。「はい先生、あたしはここにおりまして・・」膣と菊花のほぼ中間「蟻の門渡り」の所を攻めていた由紀は、一旦顔を上げ、返事す。「ま・・又、筆!筆でして!あぁぁ~っ!」これを聞いた由紀は、姉に向かい、薄笑いを浮かべながら「お姉ちゃん・・」 「うん、何やね?」 「聞いたか?先生が 欲しがってはる!」 「ほな、あげなあかんやろ?」 「ああ、はい。ほなら、今からね・・」返事をした由紀は、又も細筆を手に、中条の攻めを受け入れる初美に向け「お待たせです。先生、只今・・」こう言いながら、今度は 口で愛撫していた「蟻の門渡り」に、穂先を持って行く。短かい期間だったとは言え、かつての「恩師」への筆調教が、一応は上手く行った様だ。

「焦らすの?意地悪ね・・」呟く初美に、由紀は「ああ いえいえ、さっきは ちといきなりでしたんで、徐々にお摩(さす)りしようかなと思たんです。勿論、さっきと同じみたいなのもありますから・・」 「分かった。お願いね。あ・・あぁ!」 「うんうん、綺麗な喘ぎ声。流石、元歌手やわぁ~!」最初の位置から「すぅ~っ!」と、菊花の中央を 下方へと穂先を走らせた後、その中心に、柔らかく しかし「メリメリ・・」と、微力を込めて、穂先を押し込める。再びの快感に酔う 初美の「ヒィヒィ・・」と甲高い声が届く。この間、姉の由香は 中条の陰嚢を 引き続き舌と口唇を使い、高めて行く。

こうして、初美の菊花(肛門)と 中条の陰嚢は、姉妹の手で磨かれ 高められた。「さあ、最後の昂りかしら・・」元気を得たのか、初美の秘溝に繋がり続ける彼の竿は、明らかに動きを速めて行く。喘ぎ、呻きと 湿度を高めた交合部の発する「ヌプッ、ヌプッ・・」或いは「チュッ、チュッ・・」の様な、微かな音が続いて行く。更に高めて行くと・・「ああっ、ああっ、い・・イくぅ~っ!」 「ううっ、ふぅっ、の・・昇るぅ~っ!」ほぼ 二人同時に頂点に立った様な風情だった。

「ああっ、ああっ・・お・・思ったより良かった。見られてしたのが・・はぁぁ~!」 「ふぅぅっ・・俺もだ。良かったよ・・」絶頂を経た 初美と中条は、もう一度 上と下で唇を重ねた。「ああ、良かった良かった。お二人、上手く昇れたみたいでさ・・」 「そうかぁ、そりゃ良かった。あたしたちも、応援した甲斐があったなぁ~!」下方に控える姉妹も、顔を合わせて笑った。

数分程 間をおいて「初ちゃん、そろそろ離れるか?」男に訊かれた初美 「ふふ、ゆっくりで良いわよ」と返し。これを聞いて「由香ちゃんに由紀ちゃん・・」 「はい・・」 「そろそろ、連結を解こうかな・・」 「分かりました。それなら・・」 そうこうしながら、姉妹の眼前で、中条は下半身の連結を解く。秘溝に繋いでいた「竿」が、礼儀を守りながらゆっくりと抜け 離れる。「中に出しはったんかな?」その予感に違わず、朱に燃える「核心」から、白い男精が トロリと流れ下る。

「さて・・」由香が言った。「これ、まずあたしが清めるで。由紀は、続いてするんや」 「ああ、そういう事ね。ほならば・・」話を区切った姉は、初美の股間にもう一度顔を伏せると、舌で巧みに男精を掬い取る。見た初美「由香、こっち!」と、目で合図。認めた彼女は、直ぐ頷いて 初美と唇を合わせにかかる。つまり「男精を口移ししろ・・」との意だったのだ。「いやいや、よくやるわ・・」中条は呟いた。そこへ・・

「伯父様も、しましょう・・」由紀の声だ。実は、姉に続き、妹も 初美の股間から男精を掬い取っていたのが、一瞬目に入らなかったのだろう。「よし、それなら・・」中条は、由紀に促されるまま 唇を交わす。彼が 一度は初美の体内に射出した 生暖かい液体が、由紀から中継され入って来た。不思議に 違和感はない。「まあ、俺が出したモンだから・・」との諦めも ありはしただろう。

「皆、有難う。とても良い夜だった。こりゃ、好い夢が見られそうだわ」中条は、行為を完遂して ベッドで寛ぐ女三人に向けて言った。姉妹「ホンマにねぇ、シャワーの後は、そないなると良いですね」 初美「あたしもだわ。今夜は よく寝られそう・・」そんな会話が交わされた。
姉妹に次いで、初美と中条がシャワーを使い、女三人は 補助も使ったベッドで、中条は 例のソファで休む事となりそうだ。

「所で・・」由香が言った。「周(あまね)君とこへ行くのって、そろそろやったですね」 聞いた中条「ああ、そうそう。その話をせんとって思ってた訳よ」 「いや~よかった。お忘れやなかったですね!んで、例の『面白(おもろ)い列車』で行くんですよね」 「いかにも!まだ遅かねぇから、ちとその話するかな・・」 「良いですよ。それ、ソファの上でですか?」 「由香ちゃんが望むなら、そうしよか・・」 「お願いします!」 「お休みなさい!」寝室で休む 初美と由紀と別れ、居間のソファで重なり合った由香と中条は、少しの間 会話。「それはね・・」男が切り出した。
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の人物壁紙 阿部栞菜
中村由利子さんの今回楽曲「カム・シュジュール(Comme Ce Jour)」下記タイトルです。
Comme Ce Jour
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