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パノラマカーと変な犬 第59話「模倣」

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地方都市といえど 9pm前なら、まだ「宵の口」であろう。その頃、男女 6人が集う 中条 新の勤務先・三河出張所上階の、保養所を兼ねる居住フロアの居間(リヴィング)では、男女が絡む「夜の宴(うたげ)が粛々と、しかし熱気を以て進んでいた。長手ソファの上で、周(あまね)を両脇から由香、由紀の木下姉妹が仕掛け、下方は 彼本命の恋人・宙(そら)が、下着を剥いで露わにし、男根(コック)と陰嚢(ホーデン)に、交互に手指を滑らせて ジワジワと昂(たかぶ)らせる所であった。

「う・・うぅぅ、宙ちゃん・・」呻きながら、周が言った。「随分上達したな。油断してると・・い、イキそうだ。あ、あぁ・・」 聞いた宙は一瞬手指を停め「有難と。そろそろ、口で行ってみようかな・・」 「ああ悪い。嬉しいけど、余り力(リキ)は入れんで欲しいな・・あ、うぅぅ・・」 若い女たちに押し上げられる周は、本当にあと少しで射精という「寸止め」状態で、辛うじて踏みとどまっていた。それを見た宙、こっくりと頷いて、勃起した「竿」に顔を近づける。そして・・

「ふっ・・ふぁぁっ!」 「う~ん、好い感じ。ん、んん・・」宙が、周の堅い「竿」の先、亀頭に食らいついた瞬間であった。「あっ、宙ちゃん、やったな~!」気がついた 姉の由香、直ぐに奪っていた周の口舌を妹の由紀と替わり、自らは、若者の股間を攻める宙の隣に割り込み、彼の陰嚢に手指を回す。「由香さん・・」宙が言った。彼女が無言で頷き返すと「彼のお竿は、指一本触れさせんからね。これは、あたしのものよ!」と続けた。 「ふん!そう言ってりゃええねん。あたしはあたし。ちゃんとやる事があんのや~!」と、由香の返事。

熱く濃厚な口唇愛撫(フェラチオ)に勤(いそ)しむ宙と張り合う様に、由香は 周の陰嚢に、似た仕草で 熱い愛撫を施して行く。こちらは、陰嚢をじっくり執拗に口舌で仕掛ける、所謂「玉舐め」だ。「うっ、うっ、ふぅぅ~っ!宙ちゃん、由香さんに由紀ちゃん、で・・出るぅ~っ!」上も下も、若い女三人に制され、統御された周は、とうとうたまらず発射した。その先は・・

「んん、んふふ・・」声にならぬ、宙の笑顔であった。まだ「竿」を咥えたまま。少しして「ああ良かった。・・んで」と呟き、ゆっくり慎重に 一度昇ったも、まだ堅さを守る 周の「竿」から離れる。口内には多めの、濃厚な男精が射出されていた。「んん、んん・・」依然言葉にならぬ呟き。しかしそれが「周さん、接吻(キス)しよ!」との意であることは、彼にも直ぐ理解できた。

由香はまだ、陰嚢攻めを続ける。その傍らで、宙と由紀が位置を入れ替わる。「由紀ちゃん、お掃除フェラお願いね・・」頷きと態度だけの、宙の頼みを 由紀は何とか理解したらしく「OK、任しとき!」といった風情で 宙と入れ替わりにしゃがみ込むと、周の亀頭を咥え込みにかかった。その間に 宙と周は再び接吻、彼の口内に 己の濃い男精が流し込まれる。若い世代は 余りしないとも言われる「ザーメン・キス」である。

一方の、結(ゆい)と中条の間も、次第に熱を帯びて行った。口舌を交わす 最初の挨拶を経て、男は一時 女の「胸の双丘」に手指を巡らす。「好いぞ 結ちゃん。綺麗な肌やな・・」 「ふふ、有難う。初美さんと、どっちが素敵?」 「あいや待ってくれんかな?ちょっとこれ、甲乙のつけ様がなくってな。今はさ『どっちも素敵!』としか言い様がねぇなぁ・・」 「まあ、逃げ上手ね。でも『どっちも素敵』は名答ね。褒めたげるわ」 こんなやり取りを経て、二人は笑い合った。

「さて次は・・」中条が言った。「ふふ、何かしら?」結が返すと 「これから暫く、俺はちょいと『舐め犬』になろうと思うんですよ~」と続けた。結「ハハ『舐め犬』ね。嫌らしいわ。つまりあたしが脚を開いて、貴方が股間を口舌で高めようってんでしょ?」 「そうそう、正にその通り。さあ、結ちゃんのご開帳、楽しみやね~!」 「もう、嫌らしいわねぇ!でも良いわ。それで高まれるならね・・」そう言いながら、結は寝そべり気味の姿勢に替わり、大きく脚を曲げ開いた。同時に、着けていた「T」を、中条の応援も得て、ゆっくりと脱ぎ去る。

「いや~、良いなぁ!絶景、絶景!」露わになった秘溝と向き合った男は、思わずそう呟く。透き通る象牙の肌の上に、程好く茂った下草を介し、朱に燃える陰核(クリトリス)と大小の陰唇、蟻の門渡りから 荒れを知らぬ菊花(肛門)が一望に見渡せる。今までの高め合いで、愛液の加湿も十分な様だが、もう少し高めた方が良い、というのが 中条の判断であった。

彼はまず、曲げられて丸みを帯びた 結の臀丘を、ニーハイを纏った太腿辺りまで 手指でじっくり摩(さす)って愛撫。次いで下草を一渡りまさぐった後 陰核、秘溝、菊花の順で愛撫して高めて行く。「ふっ、ふぁぁ~っ!」時折、唐突に聴こえる 押し広した様な喘ぎ声を聴きながら、中条は 己の口舌で、結の「女の核心」への接吻を交えながら「舐め犬の技」で、愛撫を進めた。

「ん、ん、ふっ、ふう~っ!い・・好いわぁ~!」秘溝の合わせ目に舌を挿し込まれ 押し上げられた結、思わず喘ぐ。「ジュルジュル・・」なる 些か耳障りな加湿音を立てながら、中条の口舌は、結の「女の核心」を捉え続け、陰核から大小の陰唇「蟻の戸渡り」の辺りまでを 繰り返しゆっくり、しかし執拗に舐め上げて行く。仕掛けられる結も まんざらでもない様で、喘ぎは 次第に歓びを帯びたものに変わって行く様に思われた。

「元気ですかぁ~!?」 10分ばかり経つと、周との行為が区切りになった、由紀が合流して来る。宙と周、それに由香は まだ昂っている様だ。中条は、愛撫していた 結の股間から顔を上げ「由紀ちゃん、丁度良かった。結先生と、ちょっとの間 話でもしててくれるかな?俺、ちょっと持って来ないかん物があってな。直ぐに戻るけどさ」 由紀「持って来るもんでっか?分かりやした。良いでしょう・・」と返し、中条の立った後の席に収まる。

中条が、隣室の押入れで見つけたのは、こけし型の 電気按摩器であった。押し入れ内の手前寄りで、充電がされたままとなっており、室内コンセントに接続された結線を辿った所、電マ器に行き着いたのである。留守中の居住階は、不在の時は、必ず元からOFFする決め事になっているので、充電は、先日までいた社員たちか、管理人がサービスの意味で行っていたのかも知れない。

その電マ器を携えて、中条が居間に戻った時、若い 他の 5人は思わず失笑した。彼が、替え歌を口ずさみながら現れたからだ。今は故人の 石原裕次郎の持ち歌「錆びたナイフ」を文字ったものだが・・

「押入れの中を 指で探ったら 真っ黒頭の 電動こけしが出て来たよ
 どこのどいつが隠したか 股に勃(ぼっ)と来る お熱い夜だ~♪」

「伯父さん・・」一番大声で笑ったのは、周である。「何ですか、それは~?」 聞いた中条は、笑いながら「ああ、これなぁ。肩凝りとかの電気按摩器なんだが、一説じゃ、性感にも良いんだってよ。一方の寝室押入れに、誰かが隠していやがったんだ」と返し。周「ハハハハ、そうでしたか。それ 何かね、自分もそんな話を聞いた事ありまして。・・で、どなたかにお試しになるんですかね?」

「ハハハ、周君 流石(さすが)だな~」対する中条も、苦笑混じりである。「まぁさ、今 ここに居る面々で想像がつくんじゃねぇかな?」 「はい、今 ここにですね。何となく分かる様な・・」 中条「まあ、まず良い理解してるな。・・んで今夜は、経験少ない若い娘(こ)たち向けには致さぬって事だ。つまり、試すのは結先生 貴女です~」と、結を指差しながら言った。

「まぁ、嫌らしいけど 仕方がないわね。新しい刺激とかにもなりそうだし、ここはお受けしようかしらね」結は、ソファの上で、下方を露わにしたまま返した。「有難とです。よしゃ、それじゃ・・」中条は応じ、まずは 結の首筋辺りから電マ器を試す事にした。初めは、肩辺りをメインにした 普通の按摩器として使う。「ブブブ~ン!」という、少し低めの動作音を立てながら 結をリラックスさせて行く。

「うんうん、そろそろ落ち着いた・・か?」結の気持ちが落ち着いたらしい所を見届けた中条は、次の一手に出る。ほんの少し荒っぽく 結の胸をはだけ、双丘の谷間辺りに 鈍い動作音を生じる按摩器を押し当て、気分を高めて行く。「ふ、ふ~ん。中々好い感じだわ。何か、油断してると 嵌まりそうで 少し怖いわ・・」彼女の反応を見た中条は「徐々に慣れれば良いさ。さあ、次は足先からな・・」

乳房から腰の括(くび)れ辺りを高めた中条は、いよいよ「性感の本丸」股間への刺激を加えるべく態勢をし直す。「ふふ・・」それを見ながら、結は美しく笑った。「とに角ね、歓びが感じられなきゃ嫌よ」 「OK OK。まあそこは信じてくれ。そこは、よ~く気をつけてやる様にするからさ・・」と、中条は答えた。

まだまだ熱と湿度を湛える 結の秘溝にさりげなく しかし確かに押し当てる。「あ、あ、はぁぁ~っ!」電源が入り、陰核に直に響く振動と、低い音が 再び居間の空気を揺らす。滲み出る愛液で、電マ器の頭も光り始める。「いい感じで濡れてるな。結ちゃん、とてもエロくて素敵。次が楽しみだ。ふっふっふっ・・」半裸の結が悶える様に、中条は 思わず表情を緩めた。その傍らには、由紀に続いて由香も見に来る。引き続き交わる 宙と周の喘ぎと呻きが、結のそれに交わって聴こえた。
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の壁紙 名古屋鉄道(物語中、名豊電鉄のモデル) 舞木(まいぎ)検査工場で保存される パノラマカー原型車 2014=H26,2 岡崎市舞木町 撮影 筆者
上記同型車の、音楽警音ミュージック・ホーンが聴ける引用動画 下記タイトルです。
Meitetsu Panorama 7045F

中村由利子さんの今回楽曲「あの場所から」下記タイトルです。
あの場所から
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