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ちょっと入淫 第34話「時差」

黄昏のJR名古屋駅界隈
戦国史跡 N城址の西方、互いにそう遠くはない女医・本荘小町(ほんじょう・こまち)と、中条 新(なかじょう・しん)の それぞれの居所にて進む、二組 4人ずつの男女の行為は 多少の時差を伴うも、ほぼ前後して 熱く濃い領域に入ろうとしていた。先に中条の寝室入りしたのは、大坂からの 木下姉妹の姉・由香(ゆか)と、この夜非番の Sタクシー・永野 光(ながの・ひかる)主任運転手である。中条の知人でもあり、折々ここを訪れもする彼は、慣れた様子で 黒い下着の様な 半裸姿の由香を「お姫様」の要領で抱き上げ、情趣を損ねぬ様、静々と寝室へ運んだ。

「ああ、好いわぁ・・」幅広のダブル・ベッド上に仰向けに横たえられた由香は、心地良さそうに喘ぎを交えて言った。そして「ねぇ、光さん・・」と続けた。「はい由香さん。まだ夜は長いから、ゆっくり『安全運転』で行きましょうよ・・」 応じる永野は、まだ夏物の上下を纏(まと)う。その上シャツもハーフ・パンツも 寝間着として着たまま休める様、中条は配慮していたのだ。

「光さん・・」由香が言った。「はい・・」彼の返事に 「もう一度、お竿(=男根)を味わわせてくれはりまへんか?」 「ああ、それかぁ。・・まぁ、自分は良いですが・・」 「よしゃ!ほな、傍(そば)来て下さいや!」 「OK。只今・・」そう返すと、永野は 由香の臥す枕元に控えた。「さあさあ、再開ですよぉ~!」微笑んで言葉を継ぐ由香に、永野は「はい。じゃあ ちょっとだけご協力しますね・・」 そう返しながら、ハーフ・パンツを途中まで下ろす。その下のトランクスも下すと、姉の眼前で、礼儀を知る竿と陰嚢が露わになった。寝室は、レベルを落とした薄暗い照明で、眼前の様子位は分かる。

「ふふ、好い感じ・・」 由香はすかさず、永野の竿に右手指を延ばす。軽く摩(さす)るだけで、一旦は退いていた 永野の竿から前ぶれのカウパー液が滲んで来る。「あ、う、んん・・」昂(たかぶ)らされながらも、俗に言われる「寸止め」の要領で、彼は辛うじて踏みとどまった。由香「ふふ、光さん、我慢してはる。そんなんせんと、早う昇って、発射しはれば良いに・・」

聞いた永野「ああ いやいや、ちょっとお待ちを・・」 「はい、何ぞ?」 由香の返事を受け、永野は続けた。「貴女が施して下さる、自分の一物へのお志(こころざし)は、男としてホント 有難いです。実の所はね、直ぐにでも貴女の『女性』に攻め込みたいばかりなんですよ。しかしですね・・」 「しかし・・何かあるの?」 「それですね、それ・・折角の一回きりの夜ですからね。この歓び、なるべく長く味わいたいとお思いになりませんか?」

由香「ちょっと狡いのと違いますか?そないに熱くお思いなら、一気に攻め込んで来はれば良いんです。そいでね、一度熱く高め合って昇り切ってから、もう一度繋いで 歓びを味わってもええのと違いますか?」 「う~ん、そうか。『一回で二度おいしい』て、昔あった CMみたくしたいって事ですね。うっ、んん・・」 「ふふ、まあ そないなとこでして・・」 こうする間にも、永野は由香の口舌に、確実に高められて行った。竿は勿論、怒張の極みにある。「ゴムは、良かったね?」それとなく訊くと、答えは「勿論!なしでOKですよ・・」

暫く後「さあ、光さん・・」暫く後、ようやく永野の竿を口から離した由香が言った。「はい由香さん、ズバリ『体位』の事ですよね」彼の返事に 「そうそう。ちょいと変やけど、初めは あたしの上に乗ってリードしてくれはりまへん?最初はね、上から守られてる感じが安心できましてん・・」 「分かりやした。なるべくご希望に沿いましょう・・」

そう返すと、永野はまず 由香のブラを上にずらして ひとしきり揉んで愛撫し、それから下方に回って両の脚を曲げ、再び着けられた Tバック・ショーツを ゆっくり慎重に剥いで行く。魅惑の曲線(カーヴ)を描く臀丘と共に、情熱を絵に描いた様な秘溝が 再び現れる。膨らむ陰核(クリトリス)にも 既に秘液が巡らされ、周囲の程良く茂った下草まで濡らしている風情だ。

「由香さん・・」永野が声をかけた。「はい・・」返事を受け 「やはり、着たまま始めましょう。途中からだって『生まれたまま』にはなれますし・・」 「左様(さよ)ですか、ほな、それで行かはって良いですわ・・」 「有難うございます。では・・」一礼と共に 永野は由香の下方に回ると、礼儀を知る竿の 先端の亀頭で、彼女の秘溝を捉えにかかった。その亀頭が、秘溝の合わせ目に姿を隠し始める。滑り込んで行く様な感触を経て、微かに最奥に突きあたる感触を得る。これで、連結が果たされたのだ。

「ああ、ふぅっ、ひ・・光さん、い、好いわぁ~!」心地よい感電の様なポルチオ性感が、由香を見舞った。勿論、永野の側の快感も 深いそれが伝わる。「由香さん、と・・とても好い!自分もですぅ~!」思わず、組み敷いた由香の下に両の手を回して抱きにかかる。応じる彼女も、永野の背後に両腕、腰に両の脚を回して、がっしりと組付ける。絵に描いた様な、好ましい正常位の交合だ。繋がりを確かめた永野、まるで客に悟られぬ 静かな発進の如き要領で、ゆっくり・・しかし執拗な腰の動きで、スロー・ピストンを仕掛ける。甘口の ねっとりとした「下からの快感」が由香を見舞い、包み込んで行く。「真昼(永野夫人の事)ちゃん、一度だけ見逃してくれんかい~?」彼にも、一抹の後ろめたさがあったも事実だ。

「おい由紀ちゃん、そろそろ行くか・・?」 居間(リヴィング)の長手ソファの上で、並ぶ様に触り合って睦んでいた妹に、中条はこう声をかけた。「はい伯父様、光さんと姉、一つになりましたんかね?」 「うん、多分な。今さっきさ・・由香ちゃんの喘ぎと、永ちゃんの呻きが聞こえた様な気がしたんよ・・」 「そうかぁ、今の声、やっぱりそれやったんやな。ほな、行きまひょか・・」 「OK!そうしよ。おおっと、貴女にも、礼儀は尽くすでなぁ・・」 「ああっ、おおきに。有難うございます!」

先程 永野が由香に施したのと同様の「お姫様抱っこ」を、中条も 由紀に対して実行してやる。当然の事とはいえ、妹も満足気だ。「よしゃ、ちょいと待ってくれ。両手で掴まっててくれるといいな」 「はぁ~い、了解ですぅ~!」由紀を抱いたまま 右手を空けると、男は ダブル・ベッドの下に隠れた補助ベッドを 慎重に引き出した。「さあさあ、ちょいとここに横になってくれや」 「はい、おおきに!」仰向けに臥した、白基調の下着風コス姿の由紀も、中々に妖艶だ。上のベッドでは、既に行為を進める由香と永野が、大きく喘ぎ呻いている所だ。

「さぁて、俺も勃起しちゃって困ったわってとこだが・・」中条は呟く。「まあまずは、由紀ちゃんに お姉ちゃんと永ちゃんが熱く絡んでるとこをじっくり観察して、高まってもらおうかい・・」そう続けて、妖艶(エロチック)に臥している由紀に、右手を差し伸べる。「素敵な寝姿。いつまでも眺めていてぇが、由紀ちゃん・・」 「はい、伯父様・・」 「一度だけ、起きようや。まだ宵の口やぞ」 「左様(さよ)でんね。それやし・・」 「うん。聞くぞ!」 「上から、素敵な『愛の声』もしよるしね!」 「ハハ、それもそうだな。さあ、そいじゃ!」男の助けを得て、下着の様な姿の妹は、上体を起こした。

「さてさて・・」中条は、ベッド上で抱擁し絡む二人の下方に 由紀を招いて言った。「初めはさ、由香ちゃんと永ちゃんが ちゃんと高まれる様に、俺たちも応援したろうやんか。そしてそうなったの見届けて、俺たちも昇って行こうや・・」 「なる程ね、まず光さんと姉が昇ったの見てから、あたしたちもって事で・・」 「そうそう・・」と言いながら、男は妹に 細筆を渡した。「これからちょっと、使い方を説明するわ。まあ、二人の『交合』見ながら聞けばよろしい」 「はい、おおきに!」そう返しながら、由紀は 由香と永野の 下方の繋がりを、所謂「ハメ撮り」の位置からしげしげと覗き込む。

同じ夜、小町の寝室に入った美波と宮城も、行為の核心へと進んでいた。溶ろける様な快感を覚える 美波の口唇愛撫(フェラチオ)の技に、いつの間にやら下方を露わにした宮城は すっかり惚れていた。答礼の口唇愛撫(クンニリングス)をたっぷりと施し、勿論 二人は昂っていた。己の竿の勃起を確かめ、美波に訊く。「初めは俺が臥す。上に来るかい?」 「あたしはいいわ。初めは 上に乗ればいいのね。後で入れ替えて下されば・・」 「勿論そのつもりだ。後、ゴムはなしで良かった?」の問いにはきっぱりと「大丈夫よ・・」

「さあ、始まるわよ・・」もう一方のベッド上から見守る女医・小町が、傍らの 佐分利学院の教え子 豊(ゆたか)に囁く。「いいわね、宮城さんと美波の『交合』が始まったら、貴方とあたしは、できるだけ傍に寄って観察するの。そしたらもう少し 協力してほしい事があるから、その時に指図するわ」 「了解しました。それじゃ、その折にお聞きしてから実行するって事ですね」豊が返すと 「ええ、その理解で正解よ・・」女医は、優しく笑って返した。「あ、はぁぁ、い、好い!」 「う、ううっ、お、俺もだ。す・・素敵!」仰向けの男の呻きと、その上に腰を落とした女の喘ぎが聴こえたのは 直後の事だった。
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の壁紙 JR名古屋駅ビルから臨む 名古屋市南西部の夕景 2015=H27,1 名古屋市内 撮影 筆者
野呂一生さんの今回楽曲「ポシビリティ・オブ・アス(Possibility of Us)」下記タイトルです。
Possibility of Us
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