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情事の時刻表 第46話「細工」

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「美波さん、これですね・・」 豊が手にし 一同に示したのは、細目の字筆だった。穂先は緩めに固められ、本来なら文字の太い細いが容易に書き分けられるのだが、その造作こそが美波の狙いだった。彼女は、初美と中条が 再度の交わりに入った所で、要求した正常位の姿態の後方、所謂「ハメ撮り」の位置から 豊にその筆で、初美の菊花(肛門)を愛撫し刺激さす事を画策したのである。

「豊、分かってるわね・・」 一見してはそれと分からぬ程の微笑みを浮かべ、美波は豊に声をかけた。「ああ、これからどうするかですね。何となく分かります・・」曖昧に答える彼は、明らかに標的となる初美の顔色を窺っているかに思われた。様子を見て、美波は続けた。「まあこれは、苦痛のある暴力じゃないんだから 落ち着いてすれば良いわ。初めは細かく動かす事。いいわね」 「はい、分かりますよ。仰る様にすれば良いって事ですよね?」 「そうそう・・」

一方の初美、美波と豊の会話から、彼らの意図が読み取れた。「嫌らしい!」そんな想いの駆られたのもむべなるかだった。「新(しん)さんに抱かれて、気持ちが飛んでいる所へ、下の菊花に悪戯(わるさ)をするつもりだわ。ホント、狡い・・」 そう思う一方で、やはり交合の性感とは異なる愉悦に「良いわ。乱暴でなければ、許すわ・・」との、背反する心情があるのも事実だった。

「さ、ではでは・・」最初の行為が区切られて小半時程経ったところで、美波が言った。「お二人は、又そろそろ高まって下さらない?あたしと豊は、様子を見て加わります。それじゃ・・」そう続け、初美と中条に 行為の続きを促した。「初ちゃん、悪いな・・」彼は呟いた。聞いた女は「あ、ううん・・別に貴方が謝る様な事じゃないわ。あたしも、少しは覚悟してここへ来たんだし。でも、美波さんの言いなりって、ちと悔しいわね」 「ああ、分かる。少しはこっちの都合で良い様にさせてもらおや。所でこれも、小町センセの指金(さしがね)・・かな?」

初美「ここまでの、彼女(美波)と豊の出方だと、それっぽいわね。断言はできないけど。まあ良いわ。貴方、あちらの方は回復かしら?」 中条「心配有難と。何んとか起ちそうだから安心されよ」それを聞くと、初美は微笑んで返し、再びマット上に臥して行く。「何か悲しい美しさだな・・」それを見た中条は思った。はだかれた半裸の姿のせいも あるかも知れなかった。

「それじゃ・・」そう呟き、彼は初美に重なって行った。上と下での接吻(キス)に始まり、既にずらされたブラから覗く 胸の双丘を、その頂(いただき)から 左右交互に口唇愛撫(ペッティング)を施して行く。「あぁ、好いわぁ・・」喘ぎ交じりの 初美の反応をみながら、徐々にゆっくりと、愛撫の箇所を上から下へと移して行く。乳房、鳩尾(みぞおち)、ウェストの縊(くび)れを経て、今度は足先へと飛ぶ。

「さぁさぁ、いよいよ核心だな・・」笑いながら呟くと、初美も「ふふ、この高まりが良いんでしょ?」と応じてくる。「あぁ、まぁな。こればっかりは、何度やっても昂奮するわ・・」足先に始まり、膝や太腿へと愛撫を進める間、中条はなるべく初美に話しかける様心がけた。それは、下方を美波と豊に見られている事への配慮かも知れなかった。暫く後・・

「そいじゃ、もそっと深いとこへ行くかな・・」中条は呟き、スカートをはだけて露わになった 初美の両脚を曲げ開くと、月明りに浮かんだ股間への愛撫にかかった。「あっ、ふぅっ!」先程より鋭い、短い喘ぎと共に、彼の口唇は 初美の秘溝に合わされた。舌技も使い、合わせ目を微妙に ゆっくりとまさぐり、挿し入れて行く。ゆっくり掻き回す様に口舌を動かすと、それに合わせる様な喘ぎ声が聴こえた。少し続けると 秘溝の湿度が上がるのも感じられ、それに合わせる様に「クチュッ!ジュルジュル・・」なる愛撫音も伴う様になって行った。

「初ちゃん、そろそろ行くか?」もう一度、中条が呟きかけた。「い・・良いわ」初美が返すと、「あ、そうだ・・」思い出した様に続けた。「繋ぐ前にさ、幾ら貴女でも 一度お目にかけといた方が良いな・・」 「あぁ、分かるわ。新さん、結局はしゃぶって欲しいんでしょ?」 「あぁ何、あの事か?」 「ぼかさないで、ホントの事仰いよ。あの行為の事をさ・・」 「あぁ、あの事の名をな・・」 「そうそう・・」 「分かった、それは・・」 「はい・・」 「フェ・ラ・チ・オ・・と。これで良いか?」そう言うと、中条は 露わな下方を初美の顔に近づけた。

「フン!」鼻を鳴らすも、それは決して不愉快な意味ではない様だ。差し出された竿を、女の口唇が捉える。「ジュパッ!ズ、ズ・・」と、男の口唇愛撫(クンニリングス)とは微妙に異なる微かな音を伴う、昂りの行為だ。「あっ、好いぞ。うぅぅっ!」高められると、やはり中条も 呻きを伴う呟きで反応した。

「さぁ、行くか・・」 「えぇ・・」再開された前戯が小半時程進んだ所で、中条はもう一度初美の上に重なり、口唇で昂らされ、礼儀を守る竿を、濡れ光る秘溝へと合わせる。亀頭が合わせ目を捉えると「よしっ・・」ゆっくり腰を落としにかかる。両の脚を押し開いて股間へと滑り込み、亀頭から幹にかけ、肉壁の反応をみながら ゆっくりと竿を奥へと滑り込ませる。「あっ、はあっ!ふぅぅっ!」前戯より大き目の喘ぎと共に、亀頭の先端が最奥へと届き、連結が果たされた。

「さぁ豊・・」様子を見ていた美波が言った。「初美さんと新さんの結合部を観察しよ。そしてね、頃合いをみて、その筆で 初美さんの菊花をじっくりとマッサージしてあげるのよ」 「分かりました。そうですか、マッサージ・・上手くできるかなぁって想いもあるけど、何とかやってみます」 「うんうん、宜しくね」会話を区切ると、美波と豊は、初美と中条が正常位で交わる結合部を 後方からしげしげと覗き込むのであった。

「あっ、はぁっ!」 「ふぅっ、うぅぅっ!」 交わされる、男女の喘ぎと呻きを聴きながら、加湿した膣に繋がれ 休まず上下動を続ける竿の動きを追って行く。「伯父さんの腰の動き、素晴らしいですね。先生の核心に繋がったお竿の動き、何か整然としてて好い感じです。先生のお尻も、とても綺麗で素敵です」 惚れ惚れした風情で豊が言うと、美波も「そう、素敵ね。いかにも愛し合ってるって感じが伝わって来るもんね」と応じた。

波は続けた。「豊、ところで・・」 「はい、何でしょう?」彼が返すと 「そろそろさ、恩師のお尻に触ってみたいでしょ?」と来た。豊「あぁ・・ですね。余り明らさまに言っちゃいかんかもですが、本音ではあのお肌に手を伸ばしたいって想いもありまして・・」 「我慢は損だわ。その想い、今こそ実行すべきよ」 「良いんですか?」 「大丈夫でしょう。もう高まって燃え上がってるんだから、少し位手を出したって、分かりゃしないわ」

「そうですか。そういう事なら・・」曖昧に呟くと、豊は眼前の男女の交わる下方に手を伸ばし、中条の開かれた股間の下に覗く、初美の優れた臀丘に 息を吹きかける様に「スウッ・・」という感じで軽い摩りを入れてみる。昂りに気を取られている事もあってか、初美は余り感じていない様だ。「もう少し、良いかな?」様子をみた豊は 今度は両の手指で、強めに尻への摩りを増して行く。

「あっ、はぁぁぁっ!好いわぁ。豊、してくれてるの?」喘ぎの合間に、初美が訊いてきた。聞いた豊は「はい先生、さっきからちょっとマッサージをしてまして・・」と何とかつっかえずに答えた。初美「とても好いわぁ。もう少し続けて。それと・・」 「はい・・」 「美波さんが、君に筆であたしの菊花を攻めるみたいな事言ってたみたいだけど、ホントなの?」 「あぁ、はい。大体そんな風じゃないかと思いますね」又も豊は 曖昧に答えた。 

「あのねぇ、ちょっと会わない内に 随分曖昧なもの言いが増えたわね。ちょっと前の豊なら、もっとストレートに言い返したもんだけど」初美は、この所の豊のぼかした様なもの言いに、必ずしも好感した訳ではなかった。聞いた彼は「あぁ、仰る風かもですね。今までちょっと 言いたい事言う風で来ちゃったもので、少し気を遣った方が良いかな・・なんて、美波さんとも相談して ちょっと変えたんです」

初美「うんうん。それは成長だろうけど、今夜はね、前の君みたいに、思った通りにして良いわよ。今度は、手元の筆で悪戯(いたずら)したいんでしょ?」 「えぇ。ま・・そんなとこですが、先生は 初めお嫌だったんじゃないですか?」 「うん。まぁさっきは一瞬『嫌!』なんて言ったけど、今は少し落ち着いたから 多分大丈夫よ。一度、技をかけてみてよ。これはね、阿久比 周(あぐい・あまね)君の彼女の花井 宙(はない・そら)ちゃんが大好きな技なの。会えば いつも仕掛けてくるんで参ってたのよ。でも・・」 「はい・・」 「女どうしだから抵抗があったのかもしれないわ」 「そうですか。・・で、男の自分なら良さそうですか?」 「えぇ、多分ね・・」初美は、笑って会話を区切った。傍らでは、美波が同様に微笑む。

「分かりました・・」そう呟きで返事をすると、豊は 中条との接吻に入った初美の菊花に、細筆の穂先で狙いを定める。「初めはやっぱり、周りからだな。中心にブスリと突き立てるのは 後からな・・」 二人の行為の様子を見ながら、豊は 初美の菊花の周囲から静かに穂先を滑らせて行く。菊花の襞(ひだ)一本一本をなぞる様に、周囲から中心へと ゆっくり手元を動かして行く。その度に、中条の竿の攻めを受ける女芯の愉悦とは異なる質の喘ぎが聴こえる様な気がした。「ふふ、好い高まりだわ・・」豊と額を合わせる様に結合部の観察を続ける美波は、そう呟き 薄笑いを浮かべた。
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の人物壁紙 波多野結衣
今回の「音」リンク 「世界地図」 by東京スカ・パラダイスオーケストラ(下記タイトル)
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