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レディオ・アンカーの幻影 第21話「天秤(てんびん)」

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「あっ、んん・・はぁぁっ!」喘ぐ様な一声が聴こえ、由香利はその希望通り、重なって来た前嶋と 正常位の姿態で男女の結合を遂げて一体となった。繋がった瞬間、彼は下方の動きを停めた。「あぁ、熱い。ほ・・本当は、このまま乱暴に動いて昇ってしまいたいが、しかし・・」激しい動きは躊躇(ためら)われた。

交合の時に 一旦は上がった荒い呼吸と心臓の鼓動が少し落ち着くのを、由香利の上体を抱きすくめたまま 前嶋は待った。その間も、信じられない思いだったのは無理もない。まだ日が浅いとはいえ、夜間のラジオ放送で美声を聴き、自慰にまで及ぶ程 憧れ続けた女性アンカーが今、些か乱れた着衣を以て 彼の腕の中に居るのだから。勿論、彼女の呼吸も 気持ちせわしい。

「だからと言って・・」このまま動きを停めていては、折角 由香利の秘溝に繋ぐ事が叶った竿の堅さが守れなくなるかも知れない。そうなれば、ある意味女性に対しての大いなる非礼となるのも事実だった。「そろそろ、動いた方が・・」と思い始めた前嶋の腰を、由香利の長い両の美脚が捉えた。

既述の様に、身長は 前嶋より由香利の方が数cmは高い。その身長差がそのまま股下の寸法差になる様な感じなので、由香利の脚は相当に長いはずだ。加えて学生時代は、国民体育大会に出られた程の陸上競技の実力者だったと聞く。「蟹挟み」の態勢となった彼女の、腰を捉えた両脚の力は相当なものだった。

「あっ、き・・効く!」絡む様に取りついた 由香利の両足先は、両の踵(かかと)後方が 前嶋の腰の上からのしかかった。そして、下向きの力を以て その腰に強い意思(アピール)を伝えた。「さぁ動いて。動くのよ!」暫くの間、荒めの息を遣うだけの無言の時間が持たれたが、下半身を囚われた前嶋は そういう意味だと理解した。

「由香利さん、少し動きますね・・」そう上から 囁く様に声をかける。「遅いわねぇ・・」という感じで、下から女の優れた頷きの表情が認められた。「よしっ!」それを理解した彼は、ゆっくりと船を漕ぎ出す様に、腰を上下に揺らせ始めた。「逸(はや)るな!逸ってはいかん!あくまで、ゆっくりやるんだ。初めは・・」 時折の接吻(キス)と舌技による口唇愛撫を交え、前嶋は序盤 腰をゆっくり波打たせるスロー・ピストンを心がけた。早く愉悦に達したい想いと、急がずゆっくり頂(いただき)へと昇りたい・・その背反する両天秤とも言うべき心理状態に置かれていたのだ。

「ふふ、のぞみさん・・」組み敷かれ続ける由香利は、余裕の表情だ。「随分ゆっくりねぇ。余り遅い動きだと、お竿(チンポ)の堅さ守るの、大変じゃない?」 聞いた前嶋は「あぁ、ご心配ですね。おかけして済みません。有難うございます。でも、大丈夫ですよ。俺のアレの硬度は、多分大丈夫かと・・」 「分かるわ。でも、貴方の動きが蕩(とろ)ける位ソフトだから、ちと心配になったの。慣れるとね、繋がったまま眠っちゃうかもね。あっ、これ・・冗談よ!」 「ハハ、蕩けるですか。何となく分かるなぁ。でも、もう少ししたら強めようかなんて思ってたんですよ」由香利の背後に回した両腕をそのままに 腰の運動をじっくり、しかしネットリと続けながら 前嶋が返した。

彼は続けた。「ですが、由香利さんの脚力もお見事ですね。俺、腰をガッシリ捉えられてるから、暴れた様な動きをせずに済んでる感じです」 由香利「あら、そうなの。のぞみさん、腰を脚で掴まれてた方が 好い動きなのね」 「まぁ 色々ですが、今夜はそんな感じですね」 「ハハ、面白い男(ひと)ね・・」引き続き せっせと腰を上下に使う男の下で、彼女は微笑交じりに、そう言葉を継いだ。

前嶋は勿論、組み敷いたままの由香利の様子にも気を遣っていた。そして「下のままだと疲れるでしょう。そろそろ入れ替わりましょうか?」と声をかけると 「まだこのままでも良いけど、そうね。気分が変わるから良いかしら。所で・・」 「はい・・」 「絶頂はまだかしら?」 「お蔭で何とか持ち応えてますよ。瞬間湯沸かし器みたいに 余り早くイってしまうのも失礼な話だし・・」 「私はそれ 期待してるんだけどね・・」 「ハハ、そうですか。でも折角だから、もう少しだけ踏ん張らせて下さいませんか?」 「分かった。それも良いわね・・」

体位を替えるべく、前嶋は一旦 連結をゆっくり解く。由香利に重なった上体を起こし、繋いでいた竿を 慎重に秘溝から抜き放すと、思ったより愛液を纏った竿の湿度が高かった。「完全に、濡れてるレベル。こりゃ凄いな・・」 ふとそう思いながら、今度は彼がベッドに仰向けに臥す。重なる由香利は、腰を落とす前に 又も口舌で竿を狙って来た。「ふふ、又やるわよ・・」

「由香利さん、お訊きしてよろしいか?」 再び、口舌で竿を攻めにかかった由香利に、前嶋はこう声をかけた。「はい、何かしら?」の返事に「あのぅ、これは訊き難いんですが、放送の時のマイクと 今攻められてる俺の竿が、似た様に見えるって事はあるんでしょうか?」 「あは、それねぇ・・」聞いた彼女は、笑いながら返した。

由香利の言葉が続く。「ハハ、のぞみさんも面白い事を訊くわね。そりゃあ、そんな想像が頭を掠(かす)める事もあるわよ。これを言ったら貴方が怒るかもだけど」 「あは、さて何でしょう?今夜なら、俺は大概の無理無茶はお聞きするつもりですよ」 「そうかしら、それなら・・」 一呼吸おいて続けた。

由香利「つまりね、私が過去に行き来した男の・・と言うより男達のお竿の記憶が、ぼんやりと蘇ったりするって事よ」 「ハハ、やっぱり・・」笑顔で返す前嶋であった。「いやさ、多分そんなかなぁ・・なんて思ったんですよ。それなら怒りません。お約束します!俺だって、貴女以外の女性と深みまで行った事ありますし・・」

「分かってくれて、有難う・・」聞いた由香利は そう返しながら、堅さを守りそそり立ち続ける前嶋の竿を攻め始めた。亀頭が口内に呑み込まれ、幹の途中までが隠れる。数回繰り返されて、今度は舌による細かい舐め技に移る。「ジュパッ、クチュッ・・」という微かな愛撫の音を交え 亀頭、幹へと移り、陰嚢への攻めは、改めて前嶋を歓ばせた。「あふっ、ダ・・ダメッ。か・・勘弁して下さい!」突き上げる射精の衝動を、彼は辛うじて抑えた。

それを経ての、今度は騎乗位での交合だ。繋がる瞬間は、初めての時と違って 互いに少し余裕がある様だった。「さぁ、帰ってあげるね・・」笑顔でそう言い、由香利は 見せつける様に股を開き、前嶋の礼儀正しい竿を、秘溝で呑み込みにかかる。「はぁ、ふん!こ・・ここはもそっと頑張るぞぉ!」射精の衝動は、依然として前嶋の理性に付き纏う。「何度も言わすな!ダメ、ダメなんだよまだ!」 臀丘が下腹に当たる「ピタッ、ピタッ。パン、パン・・」なる小気味良い音を伴い、先程より低い喘ぎで 由香利が腰の上下動を始める。「こ・・今度は」と、攻められながらも多少の思考が回る前嶋は、臥したまま呟いた。「つ・・次は、俺の望む姿態で 是非お願いしようかな・・」
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の人物壁紙 神前つかさ
日野皓正さんの今回楽曲「タブー(Taboo)」下記タイトルです。
Taboo
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