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レディオ・アンカーの幻影 第31話「履歴」

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「ああ・・好いなぁ」窓外を打つ雨音を聴きながら、男女の「行為」が続く。まずは正常位にて、組み敷かれた理乃が 上に重なる前嶋の背後に両の手を回し、腰にガッシリ両の脚を組付けて締め上げる「蟹挟み」の態勢で 程好く加熱し加湿した男女の「核心」をしっかりと結合して、腰を波打たせる運動を以て高みへと進む。

「あっ、あはぁ・・ねぇ、のぞみさん・・」喘ぎを伴いながら、理乃が声をかけた。「はい、聞きましょう・・」笑いながら前嶋が返すと 「あの夜は、由香利さんともこうして高まったの?」 「全く同じって訳じゃないけど、近い状況だったね。もうとに角、締める力が凄かったのね」この言葉が、理乃には曖昧に聞こえた。

「ふふ、締める・・か」と、彼女は呟いた。「それはどう?脚の力?それとも・・」 前嶋「はい・・」 「つまりね、貴方の大好きな、女の核心の事よ」 「あぁ、そっちね。ど・・どう言うんでしたっけ?」 「しらばくれなくたって良いじゃないの。はっきり仰い!知らないとは言わせないわよ!」 「あぁ、つまり・・」と途中まで返し、前嶋は「フゥ~ッ!」と一つ深呼吸をした。ここで息を継がないと、折角理乃の秘溝に繋いだ竿の勃起が緩んでしまう様に感じたからである。

「つまり、それは・・」前嶋は、歯切れが悪そうに言葉を継いだ。そして「所謂『オマンコ』の事かしらん?」 「ほら、やっぱり!」仰向けのまま、理乃は笑って語気を強めた。「男がその言葉を知らない訳ないじゃないの。どう?口に出したら気が軽くなったんじゃないの?」 「あはは、まぁね。彼女のその『力』が、どっちもバランス良く強かったって事もね・・」前嶋の返事は、依然として曖昧で歯切れが悪かった。

それにしても、蟹挟みを仕掛けられた正常位での結合は心地良かった。「いかん・・な」余り腰を強く動かすと、不用意に射精してしまいかねないのも事実。一方的に昂りそうになると「まだダメだ!」と欲求と衝動を何とか抑える。下の理乃は、小刻みに喘ぎながらも、前嶋のもたらす刺激に不満はなさそうだ。

「よしっ、それじゃ‥」十数分間程の 正常位での行為を区切ると、前嶋は言った。「疲れてもいかん。今度は、俺が仰向けになるから、理乃ちゃんは上に回って」 一旦身体を起こし、己と入れ替わる様促す。理乃「それは・・」 「つまり、貴方の上に跨ってする訳ね?」と続けた。前嶋「そう、騎乗位ですな。それでね・・」 理乃「はい・・」 「普通の騎乗位か逆向きか、どっちかは貴女にお任せって事で・・」 「OK。でも貴方は、あたしがお尻を揺らしながらするのを見たいんでしょ?」 「まぁ、そうですねぇ・・そうしてもらえれば有難い・・かな」

「又また、歯切れの悪い・・」内心そう思いながらも、理乃は前嶋の願望を叶えてやる事にした。体位を入れ替え、仰向けに臥した前嶋。竿は依然、礼儀を正しつつ天を仰ぐ。「まぁ、当然と言や当然よね・・」それをつくづく眺めた理乃。思わず「又、舐めたげようかしら・・」の衝動に駆られながらも思い留まった。「ダメよ。手指のお摩(さす)りだけ。今の貴方は、それで十分・・」

再び、前戯の時の様な「二つ巴」に近い体位を取った理乃は、前嶋の眼前に剝き出しの下方を向けながら、堅さを守る竿に手指で摩りを入れにかかった。竿の先端は、所謂「我慢汁」と呼ばれるカウパー液で濡れそぼっていた。「ふふ、好いわね」見た理乃は、思わず微笑んだ。「のぞみさん、本気で想ってくれてるんだ・・」

一旦の中腰を経て、理乃は前嶋の竿の上から、ゆっくりと腰を沈めにかかる。乱れるも着けたままのミニコスのアンダーで腰周りを覆い、わざと「結合」を見え難くしてやる。この男は、この方を好むのだ。「良いよ、理乃ちゃん。さぁ、ゆっくり降りて来て・・」 呟きを聞き届けた理乃は、ゆっくりと腰を沈めながら、秘溝でヌメリと亀頭から呑み込んで行く。腰が降り切った所で、男の願望に応えるべく「んん、あぁぁ・・!」と、呻きに似た喘ぎを発した。

「よしよし、無理するなかれ。好いよぅ。今、高めたげるからね・・」又ももたらされた快感に応えるべく、前嶋は突き上げる様に 己の腰を上下動させて行く。動きの合間に、理乃が訊いて来た。「由香利さんとは、向き合ってしたんでしょ?初めてだから、顔を見合わせてするのが礼儀だろうし、何より貴方は、彼女の下草が見たかったんでしょ?」

「図星だなぁ。仰せの通りですよ」と返す前嶋は、もう苦笑モードだ。そして「そだね。初めてお会いしたんだから、顔を合わせなきゃ失礼だし、それに本音じゃあの女性(かた)の下草を見てみたかったのも事実でして・・」 「やっぱりね。それで彼女に大股開かせて M字の恰好で下から攻め上げたって寸法でしょ?」 「はい、その通り!」元気良く答えると、前嶋は腰の動きを少し強めた。

「あっ、ああっ・・こ、これも好いわね。ふっ、ふっ!」腰の動きに合わせる様に、理乃も身体を上下に揺らして来る。刺激を返された前嶋、又も射精の衝動と対峙する破目になった。「あ・・ふぅっ、い・・いかん。まだまだ引っ張らんと・・」 上下の動きを強めた理乃の臀丘を両の手で支え、前嶋はなるべく 射精の衝動を和らげようと図った。「まだ後背位(バック)での昂りがある事だし・・」

天を仰ぐ竿の上に理乃の下方を迎えて 10分間程、前嶋は又 声をかけた。「さぁ、それじゃ・・」 「はい、何?」明らかに上から目線で理乃が返すと、彼は続けた。「これから、俺が由香利さんに一番仕掛けたかった体位を再現しますよ」 「おぉ、それ待ってた。それはどうせ、後ろからの攻めでしょ?」 「やっぱり悟られてたか・・」少しガッカリの前嶋だったが、直ぐに復調。「仰る通りですな」

勝手の分かった理乃は、前嶋の堅い竿から離れると、ベッドに手を突き 臀丘を突き上げる姿勢を取った。「これで良いかしら?」それはあの夜の、由香利の姿勢に近かった。「いやぁ有難と。まんま、あの時のままですわ」前嶋はそう返し、背後ににじり寄った。
乱れたミニのアンダーを簡単に直し、臀丘が半分見える状態に。これが、前嶋の最も昂奮する姿態だったのだ。「そろそろ、返して欲しいわ・・」理乃の言葉に 「はい、只今・・」の応答を伴い、硬度と熱気、湿度を保つ竿を、ゆっくりと秘溝に返して行った。

「あ、あぁっ・・これも、好い~っ!」背後から突かれる快感を、理乃は心から味わっている様だ。「よし、そうか。それなら快感が続く様、又ゆっくり動いて攻める事にしようか・・」そう呟くと、前嶋は又 ゆっくりとした腰の動きに戻る。仕掛けられる理乃は「ホント、のぞみさんはスロー・ピストン巧者だね。ゆっくりの方が気持ち良いもん。由香利さんもそうやって攻めまくったの?」 訊かれた前嶋「はい、まぁ全部じゃないけど、スローな動きで高まる事はあったね。彼女も褒めて下されて。うぅぅ・・」語らいの間にも、射精の衝動は波の様に押し寄せて来た。それに抗いながら、徐々に昂って行きたかったのだ。これも 10分間程続いた。

「さぁ、理乃ちゃん・・」後背位の行為を区切った前嶋は、決心した様に言った。「はい・・」の返事を得て「それじゃ、いよいよ頂(いただき)に昇った体位を再現しますよ」 「ハハ、いよいよ核心だね。又、正常位だったんだよね?」 「そうです。ただね・・」 「はい・・」 「最初のより、ちょっとハードな姿態だったって事ですよ」そう言葉を継ぐと、前嶋は 前に突っ伏した理乃の秘溝に繋いだ竿をゆっくりと抜き離して 彼女を「お姫様抱っこ」し、再びベッドに仰向けに臥させた。
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の人物壁紙 椎名そら
日野皓正さんの今回楽曲「キー・ブリーズ(Key Breeze)」下記タイトルです。
Key Breeze
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