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レディオ・アンカーの幻影 第33話「出番」

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6月最後の日、日曜。未明からの雨は、昼頃まで続いた。前夜から、数種の体位を試し 高みへと昇った理乃と前嶋は、日付の替わった辺りからのハードな正常位の交合を以て、願い通り 二人ほぼ同時に頂に立った。

理乃「あ、はぁぁ~!よ・・良かったぁ」 前嶋「そう言って下さりゃ、有難い。俺は自分が昂ったから、大口は利けません」 「ふふ、それもあるよね。所で、あのモノは出してくれたっけ「あぁ、それ・・昇り詰めると発射する、白物・・かな?」 「そうそう・・」 「安心して下さい。出してますよ・・」前嶋はそう返すと、下の理乃に向けてニッと笑った。そして、促されるままに、又、口舌を合わせた。

「でも・・」理乃が言った。「まだ暫く、離れて欲しくないな・・」 「それ、同感です。しかし・・」 「はい・・」 「いつもでも曲がりの大きい体位で、ちとキツくはないかな?」 「今は大丈夫よ。もう少し後は、分からないけどね」 「よしっ、ならば・・」そう呟くと、前嶋は 両の腕で抱え上げていた理乃の両脚への力を、少しずつ緩めて行った、自由を得たその脚は、すかさず男の腰を捉え ガッシリと組み付いて来た。

前嶋「ハハ、又 蟹鋏みですか。俺は良いけど・・」 理乃「そういう事よ。これ、あたし気に入ったわ。行為の初めでも良いけど、余韻を味わうのに丁度良い感じだから・・」 「そうですか。そりゃ良かった・・」腰を捉えられた前嶋の竿は、射精を経たといえどもまだ堅く熱い。「もう少し、熱を加えた方が・・」との想いもあって、腰をゆっくり上下動させると「あはぁ・・好いわぁ・・」再び理乃は、艶めかしい喘ぎで応えてくれた。

「じゃあ、のぞみさん・・」 数分間程の「運動」が区切られると、理乃は又 声をかけた。そして「そろそろ、離れて良いわよ」と、上に重なる前嶋に 離脱許可を表した。頷いた彼は、引き続き露わの「胸の双丘」に軽く口舌を走らせて挨拶すると、上体を起こし 繋いだ下方の「解放」にかかった。焦らす様にゆっくりと、秘溝に繋いだ竿を 直ぐには分からない程の微かさで、徐々に抜き離して行く。亀頭が離れる時には、特に気を遣ったつもりだ。少しおいて股間を覗き込んでいると、予想通り 秘溝の合わせ目から絶妙な色合いのオパール・ホワイトの男精が程好いトロみを伴い、ゆっくりと滴り下りて来た。

「どう?」両の脚を押し開き、露わな股間を覗き込んだままの前嶋に 理乃が声をかけた。「あ、はいはい。ええ、好い色してますよ。トロ味もね・・」→「余計な事だ!」の想いを抱きつつも前嶋がそう返すと 「又 どうせ舐めるんでしょ。呑み込んじゃダメ!そのままあたしに頂戴!」 「OKですよ。ちょっと待ってね・・」そう返すと、前嶋は又 理乃の秘溝に唇を合わせ、舌をも使って 現れた男精を掬い取った。「こっちよ、こっち!」手招きをして強く促す理乃の口舌に、頷いた彼は 己のそれを重ねて行く。程好い白さとトロ味ある男精が、前嶋から理乃へ 口移しで送られた。

「あは、美味しかった。のぞみさんの男精(ザーメン)、今度も好い感じだわぁ・・」笑いながら、理乃が言った。聞いた前嶋「あぁ、そりゃ感謝です。今夜はね、かなり体調が好い感じでさ・・」 「ふふ、そりゃ良かった。毎回そうあって欲しいわね」 「そう。それ、努力目標・・かな」彼も又、笑顔で返した。

「とに角休もうって事で。続きは又、明るくなってから話しゃ良いでしょ?」 「そうよね。どうせ今日は午後まで雨らしいし・・」 行為が区切られると、二人は又、一緒にシャワーを経て「ラジオ深夜館」を聴きながら 暫し寝酒を嗜んだ。日付が替わって一時間余りで、半裸のまま 並んで就寝・・

気象情報の通り、この日 6月最後の日曜雨天は午後まで続いた。9am過ぎまで臥していた理乃と前嶋は、どちらからともなく起床を促すと まずは朝食の為 着替えて馴染みの喫茶店へ。店主や他の客に聞こえても良い様な当たり障りのない映画などの話の合間に、来る 7月半ばの行動予定を詰めて行く。

「つまり・・」理乃が切り出した。「のぞみさんは、夕べあたしにした様な事を、由香利さんに試したい訳ね」 前嶋「確かにね、それもあります。それに加えて・・」 「はい・・」 「貴女も同席・・じゃなかった失礼。ベッドを共にする以上、出番を作らないとって思うんですよ」 「出番・・」そう口内で呟いた直後、理乃は「あっ、分かった!」と、弾けた様に反応した。

彼女は続けた。「分かった・・は良いけど、このお話はこんな所じゃできない・・でしょ?」 前嶋「そう。そういう事やね。もうちょっとしたら、又 戻ってから続けますか?」 「それが良いね・・」 二人は又、暫くの間 当たり障りのない話題で言葉を交わした。前嶋の居所に戻ったのは、午前も後僅かという所だった。

馴染みの店の道中にあるコンビニ店で入手したカップ麺や総菜で、簡単な昼食を摂りながら 決して芳しいとは言えぬ 二人の会話が続いた。前嶋は言った。「それで、由香利さんと俺が絡む訳ですが、理乃ちゃんは当日 多分危険日だから、俺とは深い事しない方が良いと思う訳」 理乃「そうだね。それは考えといた方が良い・・か」 「そうです。でも、三人で行為に及ぶ事になるだろうから、貴女にも是非出番をって訳ですよ」

「出番ねぇ・・」些か呆れた様に微笑み、理乃が反応した。「つまり、メインで性交(セックス)するのは、由香利さんと貴方。あたしはまず、その様子をバッチリ見たい。それは叶うって事よね?」 前嶋「そうですよ。そこで貴女は適当な合間で、彼女や俺に悪戯(いたずら)をして欲しい訳でして・・」 「あは、悪戯ね。由香利さんにのぞみさん、両方・・か。面白そうね。道具とかは使うの?」

「その事ですよ!」居住まいを正し、語気を強めて前嶋が言った。「俺もそれ、考えてたんです。一時はね、貴女も話は聞いた事ある様な 18禁ショップで売ってる様な電動ツールなんかを使おうかとも思ったんだけど、それよりむしろ、今ここにある様な道具でやった方が面白いかな・・なんて思う訳ですよ」

「今、貴方のとこにある道具ね。例えば、何かしら?」 「それはね・・」尋ねる理乃への答を用意しながら、前嶋は事務机の引き出しから、様々な太さ細さの字筆と、耳掃除に使う綿棒、それに局部を照らすにも好都合そうなペン・ライトなどを取り出して示した。少し前なら、カセットテープ・デッキのヘッド清掃でも馴染みがあったものだ。「これを使って、彼女の身体を愛撫すると、きっと喜んでくれるかな・・なんて思う訳」と、彼は語った。

「ふふ、例えば、前戯の時なんかにそれで刺激して高めるって魂胆ね」笑顔で理乃が反応すると、前嶋は続けた。「えぇ、まぁね。前戯だけで済むかな・・とも思うけど。例えば腋の下とか、足裏とか・・感じ易い所をね」 「うふふ、面白そう。それなら三人で絡んでも好い感じそうだわ。因みに三人の行為は『3P』て言うらしいけど、貴方勿論知ってるわよね?」 「あぁ、存じてますよ。こういう身近な道具でも、結構昂奮できるかな・・なんて思う訳でして」

この日、雨は午後途中まで続いた。当日の大体の行動予定を詰め、雨脚が弱まった所で、前嶋は理乃を JR金盛駅まで送って行った。「じゃあ、当日までに細かいとこを詰めて、面白みのある感じにしたいわね」 そう言われると、彼は「そうですよ。俺もそれ、望んでる訳でして。さっきも言った、腋の下や足裏、太腿の内側とかの感じ易いとこを攻めると、かなり快感じゃないかなって思う訳」 「そだね、楽しみにしてるわ。所で、筆や綿棒で攻める身体の箇所って、他にもあるでしょ?」

聞いた前嶋は、一呼吸の沈黙の後「そう、ありますね。でも・・」 「はい・・」 「その辺は、当日分かりますよ。今は伏せといた方が面白いでしょ?」 「そっかぁ。それじゃそうするわ。ご馳走様!」笑顔でそう返すと、ジーンズ他の平装に戻った理乃は、元気良く改札を通った。
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の人物壁紙 明日香キララ
日野皓正さんの今回楽曲「アンティグァ・ボーイ(Antigua Boy)」下記タイトルです。
Antigua Boy
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