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レディオ・アンカーの幻影 第40話「点景」

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「いかんな、深酒は・・」音量(ボリューム)を絞った TV報道番組を横目でチェックしながら、長手ソファ左側の由香利、右手の理乃とグラスを合わせた前嶋は、努めて酒量を絞らなければと己に言い聞かせていた。彼にとっては魅惑の女二人に挟まれての酒杯は確かに美味だったが、ここは酔いに任せる訳には行かない。度を過ごすと肝心の性欲が減退してしまうのだ。

「ふふ・・」傍らで焦点の合わぬ視線を送る由香利が呟いた。「さっきも言ったけど、この後が楽しみ・・だわ」 そう続けると、やにわに前嶋の方を向いて両の膝を M字型立てる姿勢に変えた。露わな股間・・明らかな挑発だった。「あ、いやいや・・」狼狽しそうになるのを抑えて、前嶋が言った。「まだ夜は長い。もう少しゆっくり行きましょうよ」諭す様に応じたが、由香利は何か不満そうだった。

「ああら、そろそろ痺(しび)れが切れたかしら・・」そう想いながら、理乃は口に上らせる事なく 微笑で反応した。「もう少ししたら、場所を変えて高まりましょうよ。あたしも、もう一杯飲みたいな」 前嶋「良いですよ。由香利さんもどうですか?」 「有難う。頂くわ・・」と言葉は快く応じる彼女だったが、男に向かって両の脚を開く行儀悪さはそのままだった。

もう一度の「乾杯!」 お代わりを嗜む前嶋、だが「これ以上はやめよう・・」右目で TV画面を追いながら、左目は由香利の「素の」股間に吸い寄せられて行く。彼の下方は、又も礼儀を正し始めていた。「さぁ、飲むのはこれまでだ・・」性欲を維持しながら、なるべく遅めに寝室への移動を図っていたのだ。

「のぞみさん、狡いわ・・」そう呟く由香利のグラスは、後半分。「私がずっと下半身裸なのに、勝手にパンツ穿いてるじゃないの。もう一度、お竿を頂戴!」 「あっ、どうも済みません!いつもの習性でつい穿いてしまいました。・・ですよね。まず貴女に着パンを勧めてから穿くべきでしたぁ!」前嶋、平謝りである。「分かれば良いのよ。さ・・早く見せて!」

「のぞみさん、ちょっと・・」呆気に取られている前嶋に、理乃が言った。「あたしが脱がせたげる。さ、由香利さんから有難い施しをお受けすりゃ良いわ」 「そうですか。有難う・・」まだボンヤリした風情で返す前嶋のボクサー型パンツを、理乃はやや強引に下しにかかった。こうして 彼の下方も露わになった。

「あっ、うぅぅっ・・!」再び腰を下ろした前嶋の 勃起した竿に由香利が食らいついてきた。「ズポッ!ピチャッ!」こういうのを卑猥な音というのだろうか。もう一わたり、熟した口舌による 竿(コック)と陰嚢(ホーデン)への濃い愛撫が施され、又もや彼は 射精の衝動と闘わされる事となった。断崖にまで追い立てられなからも「い・・いかん。ここてイク訳には、絶対にいかん!」再び、辛うじて凌ぎきった。

「ふふ、中々しぶといわね。今夜は・・」傍らで眺める理乃、思わず呟いた。「でもさ、あたし、今夜は手を伸ばさないよ。理由は分かるね?」 聞いた前嶋は「あ・・はい!そ、それは・・分かりますよ」辛うじて何とかという風情で返した。それでも、フレア・ミニコスの裾から手指を回し、由香利の太腿や臀丘を撫で摩る位の余裕はあった。「ふふ、理乃さん・・」それを見ていた由香利が言った。「理解があるわね。有難う・・」

「何の事ですか?」薄々分かってはいたも、とぼけた様に 理乃が訊いてきた。由香利「つまりね・・今夜、のぞみさんのお竿は 私のって事・・」 「あは、よくご存じで。まぁ聡明な貴女なら、お分かりよね」 「あぁ、まぁね。この後の事考えれば、それはそういう流れよね・・」 

「当然の事だ!」みたいな傲然とした感じがやや気に障るも、理乃は「まぁ、由香利さんの方が年上なんだし・・」との想いもあり、ここは許す気になっていた。そうこうする内に、由香利と理乃のコリンズ・グラスは空になった。「うん、そろそろか・・」その様子を見た前嶋も、己のロック・グラスを空けた。

「さぁ、次へ行くかな・・」三人のグラスをトレーに纏め、厨房へ立とうとした前嶋を、理乃が止めた。「それ、あたしがやる。貴方は 由香利さんを寝室へ通して。熱が醒めない内にさ・・」 「あぁ、有難うです。それもそうだな・・」 「それでね、のぞみさん・・」 「はい・・」 「もう、ベッドで繋がっていても良いわよ」 「ご理解感謝。まぁ、成り行きにもよるけどね・・」由香利に気づかれぬ様、二人は笑顔を交わした。

「では、由香利さん・・」 見ていた TVモニターを消しながら、前嶋が言った。そして「少し暖機をしましょう。それから寝室へご案内・・です」 「ふふ、待ってたわ。いよいよその時・・か」 「・・ですね」そう返しながら、前嶋は由香利の両脚を抱えると、ぐっと押し開いた。

前嶋「少し強引なのは、ご免なさいね・・」 「うぅん、いちいち言わなくて良いわよ。私にも予想がついたから・・」露わな由香利の下肢は、海老の様に折り曲げられ、加温と加湿を施された股間は、又も前嶋の口舌による攻めを受け始めた。「うん、やっぱり好い・・」理乃のそれより、明かに落ち着いたトーンの朱色。前嶋は又 潤った秘溝に舌を走らせた。頃合いをみて、唇で陰唇を吸って行く。「チュバッ、ジュルル・・」ここでも、低い喘ぎと淫猥な愛撫の音が共鳴した。

「さぁ、移動です・・」 十分間程の愛撫を経て、前嶋は由香利を抱き上げた。所謂「お姫様抱っこ」の要領だ。「うふ、嬉しい!のぞみさんが、これをやってくれるとは意外たったわ!」 「そうですか。俺だと意外・・ね。でも、それで良いんです」 半開だった仕切り戸を抜け、由香利はダブル・ベッド上にそっと横たえられる。「次、行きますね・・」の合図として、前嶋は由香利に 頭上からそっと唇を合わせる。と、下から女の舌が口内に侵入してきた。「あぁ、これも好い・・」思わず少しの間、吸い続ける彼であった。

「よし、次だ・・」 一旦 口舌の絡みを解くと、前嶋は、改めて仰向けに臥した 半裸姿の由香利の上に重なって行く。「返して・・」彼女の呟きに頷き応じ、もう一度口舌を合わせる。一わたり舐め回すと、一旦上体を起こし、下方の結合にかかる。依然として、竿は礼儀を守っている。「行きますよ・・」軽く声をかけると、女の頷きが認められた。「よしっ・・」の静かな一声を以て、加湿で輝く秘溝に、まず亀頭を合わせる。徐々にゆっくりと腰を進め、幹・・そして根元の順で秘溝の奥へヌルッと滑り込ませ 亀頭の先が突き当たれば連結が果たされるのだ。

「あぁ、はぁぁっ!」その瞬間、悲鳴に近い喘ぎを交えて 由香利が答えてくれた。そして「好い感じよ。さぁ、動いて!」前嶋の腰に、学生の頃 陸上競技で鍛えた両の美脚が回され組付けられ、ガッシリと力が込められる。「そういう事なら、やるしかない・・か」腰骨を折られるかという位の 強い力を加えられた前嶋は、堪らず腰の上下運動を開始。その様な中でも「いかん。直ぐはダメだぞ。こ・・腰は、少なくとも初めは ゆっくり動かせ。いいか、初めはスロー・ピストンで行くんだ・・」

「んっ、あっ、ふっ、ふっ!」小刻みな喘ぎを聴き、腰に加えられる強い力を凌ぎながら、序盤 前嶋は努めてゆっくり波を打つ様に腰の運動を進めた。由香利の両脚が組付けられている事もあって、後方からは 由香利の秘溝への 竿の出入りがよく見えた。亀頭が離れそうになると、すかさず両の脚に力が込められ「ダメよ!」のサイン。それを受け、再び腰を沈めるという具合。

行為が始まって間もなく、厨房での雑用を終えた理乃が、静々と寝室へ。後方からこの有様を見た彼女が、そっと呟いた。「うんうん、期待通りだわ。由香利さんのアソコに、のぞみさんのお竿ガッシリ。良い感じで繋がってるわ。さぁ、そろそろあたしも加わろうかしらね」前嶋がゆっくりと腰を振る下で、繋がる由香利の陰部を ペン・ライトの光を当てながらまずはしげしげと覗き込む理乃。彼女の傍らには、これから使う 大小の筆と綿棒が抜かりなく揃えられていた。
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の人物壁紙 近藤あさみ
日野皓正さんの今回楽曲「ユー・ギヴ・グッド・ラヴ(You Give Good Love )下記タイトルです。
You Give Good Love
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