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この雨は こんな風に聴こえる 第8話「昇温」


「あっ、はぁっ・・!」 「う、うぅっ・・!」随分と濃い前戯れを経て、セミダブルベッドに臥して重なった宥海と黒木は、曲がりなりにも正常位での結合を果たした。薄いゴムを介してとはいえ、黒木は 堅さを守る己の竿で、宥海の優れた肉壁の感触が分る気がした。「よし、それじゃ・・」彼は慎重に腰の上下動を始めた。

「ふっ、はっ・・!」組み敷いた宥海の口から時折発せられる小刻みな喘ぎに耳を傾けながら、その上に覆い重なった黒木は、ゆっくりと波打つ様な「スロー・ピストン」を心がける。時折腰の動きを停め、半分開かれた魅惑の唇に、己のそれを重ねたりもした。胸元と下方がはだかれるも、宥海のバス・ローブは着せられたままだ。

「恆(ひさし)さん・・」喘ぐ合間に、宥海が下から声をかけてきた。「はい、大丈夫。聞こえますよ」そう返すと「もっとね、あたしの口に舌を入れて掻き回したりしてくれると嬉しいな。あっ、あっ・・!」と続けてきた。「そうか・・もっと熱く激しくって奴ね・・」 下方の女芯に繋いだ ゆったりとした腰の動きを持続しながら、上の口では求められた通り 舌を滑り込ませて口内を掻き回しにかかる黒木であった。

最初の 正常位での行為は 20分程続いた。「宥海さん・・」危うく射精に追い込まれそうな所を辛うじて凌いだ黒木が言った。「あ、は、はい・・」彼女が喘ぎ交じりに返すと 「このままの体位じゃ疲れるでしょ。少しの間、横向きの楽な姿勢で行こうと思うんだけど・・」 「良いけど、折角の繋がりが浅くなる様なのは嫌よ・・」 「分かりやした。そんなにがっかりしないと思うから、ちょっとの間、それで行きやしょう・・」

一旦宥海への重なりを解き、加湿された秘溝から その愛液を賜った竿を抜き離すと、黒木は一旦バス・ローブを脱がせた全裸の女体を横向けにし、後方からゆったりと仕掛ける姿態(ポーズ)に転じた。所謂「窓の月」と呼ばれる体位に近い。但しこの夜は、生憎の雨だ。

「ご免ね。晴れの満月なら、最高なんだけどなぁ・・」わざと少しがっかりした様に見せる黒木に、宥海が言った。「でも良いわ。ちょっとの間でも、あたしの望み通り 裸で事が進められるからね・・」 「それもそうだね。有難う・・」後ろから横向きに女を抱いた男は、又己の竿を、秘溝の中へと返した。

「うっ、ふうっ・・。こ、これも・・中々好いわね。あっ、あっ・・」横向きに仕掛けられながらの行為が暫く続いた。確かに正常位で上にのしかかられるよりは楽な様に感じた。それでいて、堅く熱い竿を繋がれた下方は 確実に高められて行く。「少し、強めの方が良いかな。でも・・」仕掛けながら、黒木は呟いた。「余り強めると、俺が先にイっちゃうかもだから 気をつけんとな。あっ、うぅぅ・・!」

横向きに臥しての行為は、十数分で区切られた。「さて今度は・・」と黒木。宥海の頷きの返事を確かめると「今度は上下入れ替えです。俺が仰向けで、貴女は上に跨れば OKですよ」 「ハハ、それって、あたしが股を開かないと上手く行かない体位でしょ。嫌らしいなぁ・・!笑」流石に躊躇いを装いながらも、本音では満更でもなさそうだ。「とに角、やってみよう・・」仰向けに臥した男の誘いに 「まぁ、そういう事ですね・・」と、女も微笑んで返す。

黒木の希望に応じ、再びバス・ローブを纏った宥海は、天を仰いで屹立を保つ竿を頼りに その上辺りに跨り、裾捲りの上 ゆっくりと腰を落として行く。両の脚を M字に開き、降臨した陰唇が亀頭の招きに応じ、ゆっくりとそれを吸い込み 続いて竿の幹を根元まで収めて行った。「あっ、ふうっ・・!こ、これも好いわぁ」 「有難うです。俺もとても好い感じだよ」聞いた黒木は、己の竿を女で呑み込んだ宥海の行為を大きく褒めた。

宥海「ふっ、ふっ・・!さあ、恆さん・・」 黒木「はい。聞こえるよ。無理に話さなくても良いからね」 「お・・思いやりは嬉しいけど、まぁ聞いてよ。あはぁっ・・!」 「はいはい、そのまま続けて」 「あのね、今夜これまで貴方に動いてもらったから、暫くは あたしが動いたげるわ。はっ、はっ!」 

「あっ、そ・・それは有難き幸せ。ホント、生きてて良かったよ!ゆ・・宥海さん。ここは任すから、想いのままに動いて良いよ。あっ、うぅぅ・・!」黒木のそんな言葉を真に受けた宥海が、竿を咥えた腰の上下動を始めると、怒涛の様な昂奮に見舞われた黒木は、又も射精の淵へと追い込まれた。「あ、ああっ!宥海ちゃんの腰使い 絶品だけど、ま・・まだイっちゃダメだぁっ。うぅぅ~っ!」

大きく開かれた脚の間に披露された、己の竿を咥え込んだ女芯を愛でながらの 騎乗位の行為がほぼ半時。途中からは「宥海さん、繋がったまま『回れ右』できるかな?」そう促して、彼女が背を向けた形の逆騎乗位も試した。「あぁっ・・前向きと後ろ向きで、お竿のあたしの女への当たりが微妙に変わって楽しいわ。これ・・ふぅぅ~っ!」初めから比べれば、随分と積極的に腰を遣う宥海であった。そして時折「ねぇ、発射はまだぁ?」と、一種ねっとりした感じで 射精を促してくるのであった。

「あ、ああっ・・そ、それ・・もう少し待って。うぅぅ・・!」竿を秘溝に捉えられ、否応なく激しい性感に押し上げられた黒木は、そう返すのかやっとだった。それでも何とか、ここまで射精を堪える「寸止め」に成功してはいる。「やっぱりさ、仕上げの絶頂は 彼女が下の正常位だ。お‥俺は何だか、彼女をある意味で征服できそうな気がしてきた。そういう事なら、これは実行しないとさ。場合によっちゃ、二度とない機会(チャンス)だからな・・」

「宥海さん、跨ってくれて有難う。少しタイミング会わなかったみたいで悪かったけど、最後の所は やっぱり正常位で決めたい訳ですよ。分かってくれる・・かな?黒木が言うと、宥海はさも分かっていた様にコックリと頷いた。そして「・・だろうと思いました。良いわ。又あたしの上に重なって果てたいんでしょ。その望み、叶えたげるわ・・」 「これも有難う。そいじゃ・・」と再びベッドに横たえた。

最初の時と同様、はだけたバス・ローブから艶めかしく伸びた両の脚を曲げ開き、露わな股間へと進む。秘溝は最早十分な湿度と水分を湛え「早く、早く返して!」と竿の帰還を叫ぶ様に促している風に見える。「分かりやした。今、帰ります・・」 そう信じた黒木は、まだ礼節を守る亀頭から幹を ゆっくりと宥海の女芯に返して行く。

「あぁっ、ふぅぅ~っ!」初めよりは落ち着いた喘ぎが、歓迎を表している様にも聴こえた。「さあっ、仕上げの動き出しを!」女の上体を抱き、下方を繋いで一つにした男は、最初よりも強さを増して 腰を遣って行く。男女の喘ぎと強めの雨音、それに行為に伴うベッドの軋みが混然と 高みへと向かう雰囲気を演出している様に感じられた。「あぁっ、イ、イくぅ~っ!」 「お、俺も、の・・昇るぅ~っ!」 間もなく、絶頂の訪れ・・
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の人物壁紙 森田ワカナ
今回の「音」リンク 「雨のステイション」 by Hi-Fi Set(下記タイトルです)
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