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この雨は こんな風に聴こえる 第13話「嗅覚」

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「凄ぇっ!こりゃ絶景だ!」冷製食材(ネタ)の盛り付けに勤しむ麗海(れいみ)の背後に、黒木は思わずしゃがみ込んだ。初め抱いた「何か余計な事を・・」の想いは、彼女の装いを一目見た瞬間、微塵に吹き飛んだ。そして、やや前傾したその姿勢の背後の下方から、その中身を覗き込む事に注力したのだ。

大皿を飾りつけていた麗海の装いは、黒木の居所に着いた時のワイドパンツ・ルックから一変、黒基調のメイド風ミニコスにチェンジしていた。パンストも同じ黒のサスペンダー型。故に太腿から奥がくり抜かれた様なガーター・ベルトに近い意匠で、姉・宥海を上回るだろう「モデル脚」と呼ばれる美脚と相まって 黒木を昂奮させた。その半裸の腰回りを、黒いフレアの短いアンダーが覆い、下から覗いては、その奥に控える臀丘が 恰も秘花の様にゆかしく望まれた。これは、黒木が理想とするエロの一つだった。

「いや素晴らしい。いつまでも眺めていたい・・なぁ!」 まるで黒い蝶、クロアゲハの羽ばたきの様なフレア・ミニのアンダーからチラ見えの 白い臀丘とボンヤリ浮かぶ股間をネットリした視線で追い続ける。一見するとノーパンの様にも見えるが「まさか。それはないよな・・」というのが、この時の黒木の感触だった。

「ねぇ、恆(ひさし)さん・・」と、麗海は途中から黒木の事を、下の名で呼ぶ様になっていた。そして「まだ眺めてるの?まだ悪さとかはしないの?」と、些か挑発する様に訊いてきた。「あぁ、いやいや。今はね、まだこうして覗いている方が良いって事で・・」 見ているだけで興奮し、勃起を超えて 下方の竿から我慢汁を分泌するレベルに至った黒木は、やっとの想いでこう答えた。聞いた麗海「まぁ、所謂『視姦』ていう奴ね。反って嫌らしいわ」 黒木「そうですか。反って嫌らしい・・か。でもそれ、もう少ししたら実行するかってね・・」 「そうか、分かった。今はネットリ覗いて気分を高めてるとこなんだ・・」 「はい、そういう事。貴女の気分に合わなかったら、ご免ね・・」 「あ、それなら良いの。さぁ、そろそろ出来上がりって事で・・」

小半時程その様な他愛もないやり取りを経て、合間に宅配のピザも到着。居間に落ち着いた二人は、赤ワインでの乾杯に始まってグラスを重ねる。TVは点けず、序盤は FMラジオ放送が BGM代わりだ。「もう少ししたら・・」三杯目位を注いだ黒木が言った。「お姉さん、今夜も天気予報出るよな」 麗海「うんうん。この後 9pm代の終わりじゃない・・かな」 「分かりやした。そりゃ見ないとな」 「あたしはどっちでも良いけどね」 「ああ分かる。でもやっぱり、見たい・・」 「仕様がないけど、そういう事なら・・」当たり障りない会話で、酒気が深まるよくある進行だ。

食後のスイーツと、黒木愛飲のコニャック「マーテル」でもう一度乾杯。就活中の彼がそのまま高級酒を嗜める訳もなく、これは伯父から流れてきた調達品だ。だから普段飲みではなく、大事な来客応対の時などに限り出していた。麗海の来訪は、正にそのケースだったのだ。

ここまでの麗海、勿論前述の黒いメイド・コスのままだった。ご丁寧に頭上には「カチューシャ」というのだろうか、コスと釣り合う感じのヘア・アクセサリーとレース付きの白エプロンを着け、シンプルだが短い黒のフレア・アンダーも抜群に黒木の好感を得た。食中は良かった行儀も、食後のコニャックの段になると 徐々に妖しくなってきた。つまり、隣席の黒木にグッと寄って来たのだ。「よしよし・・」様子をみた彼は、まずは麗海の背後に右腕を回した。暫くの間は、彼女の右腕から右肩にかけてを摩って 緊張を和らげて行く。

「恆さん・・」暫く最初の愛撫が続くと、麗海が言った。そして「そろそろ、胸周りを攻めたいでしょ?」 「そうです。本音ではね。でも・・」 「はい・・」 「まだ夜は長い。焦らずに行きましょ・・」 「でももう、勃起してるんでしょ。さっきあれだけ、あたしのアンダーの中を観察してたんだからさ」 「あぁ悪い。あれ、貴女のフレア・ミニの中の下半身が素敵だったから、つい感動しちゃって・・」 「だからぁ・・その感動が次への衝動になるって事よね。それは熱い内に手当てした方が良いんじゃない?}

「つまり・・」と、黒木は慎重に返した。「諺にいう『鉄は熱い内に打て』って事ですかな?」 「そう。ある意味ではね・・」と麗海。そして「丁度ね。あたし、お行儀を悪くしようと思うとこなの。でも・・」 黒木「はい、何かな?」 「さっき、モデル・ルームでした事をもう一度くれるなら、進んであげるわ」 「そうですか。それじゃ・・」そう返した彼は、麗海の肩に回した右腕をそのままに、顔を合わせるとそのまま唇を重ねて行った。その合間に、右手を襟の間に滑り込ませて 胸の双丘に手指を滑らせたりもした。

麗海「ふふ、接吻(キス)のお代わり、素敵よ」 黒木「有難う。それじゃ、続きがあるんだよね」 「そうそう、それはね・・」一瞬、肩に回された男の腕が解かれる。それを確かめた麗海は、突然閉じていた両の脚を M字型に曲げ開いて それぞれの足先をソファの淵に乗せた。これでフレアの短いアンダーの中身がすっかり露出された。裸かと思われた股間は、揃いの黒いショーツを着けていた。但し「一応」と呼んで良い程小さく、臀丘の肌がよく見える。

「ハハ、一応着けてたんだね。俺、一瞬ノーパンじゃないかって心配したよ」笑いながら、黒木が応じた。「バカねぇ、昼間からノーパンな訳ないじゃないの。でも・・」対する麗海も笑顔だ。そして「今夜のブラとショーツは、実は朝から着けてるよ。ショーツは『T』。これなら、パンツに下着ラインが出難いからね」 「おぉ、そうですか。『T』とは素晴らしい心がけ。そいじゃ、どちらも香り付きだな・・」黒木にとっては、増々喜ばしい事態になった。

「又、嫌らしい事を企んでるね、恆さん」 確信を持った様に、麗海が言った。「ハハ、バレたか。そうですね、ここからちょっとの間、貴女の股間の芳香を愛でられたらなぁって思うんですよ」 「ほら、やっぱり。それも嫌らしい企み。でも、今夜は許すわ」「有難う。それじゃ、始めるね・・」返事をした黒木は、M字型に開かれた麗海の眼前にしゃがみ込み、股間に顔を擦り寄せて行った。

「うん、好い感じ。朝からの芳香がよく効いてるな・・」 辛うじて股間を覆うショーツのクロッチの辺りに、思い切り鼻を近づけて行く。汗や聖水を含んだ微妙な香りは、宥海とは僅かに異なる様な気もする所だ。「姉にも、こんな事をしたの?」股間を嗅ぎまわる黒木に、麗海が訊いてきた。「あ、ええ。まぁ軽く一度は・・ね」と、曖昧に返すと「この香りってさ、やはり女性(ひと)によって違うものかしらね?」 さぁ、難しい問いだ。

黒木は暫し、返答に窮した。そのお蔭で、少し長めに股間の芳香を愛でられもしたのだが。でも黙り続けている訳にもいかない。そこで「そうだねぇ、それはやはり、女性(ひと)によって微妙に違うかなって思いますよ。ホント、僅かな差だけどね」 聞いた麗海「そうか。まぁ、良いでしょう。ところで・・」 黒木「はい・・」 「そろそろこのショーツ、脱がせたくないの?」 「勿論、それヤマヤマです。でも・・」 「何かしら?」 「まずはブラから行きたいですな・・」 「あぁ、アハハ、それもそうだね。ブラもまだだったんだ」 「そうなんです。それじゃ・・」 

開けた股間から顔を上げ、再び麗海の隣席に戻ると、黒木は 麗海の両の脚を一旦下させ、今度はアッパーの襟を開いてブラを露出させた。暫しその芳香を愛でた後、ゆっくりと後ろのホックを外して「胸の双丘」を露わにした。カップは「C」と「D」の間位だが、形と肌の感触が優れていた。「うんうん、好い感じだ。一晩中触ってても良い位だが・・」 摩りを加える程、魅力を感じる麗海の乳房。黒木は思わずその谷間に顔を埋め、次いで左右交互に「チュッチュッ・・」と微かな愛撫音を伴い、吸引を試みたりした。「あっ、んっ・・」 それに応える様に、麗海が短い喘ぎを発する。戸外では降雨が始まった様だ。
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の人物壁紙 三上悠亜
今回の「音」リンク 「真夏の通り雨」 by 宇多田ヒカル(下記タイトルです)
Manatsu no Tohriame
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