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この雨は こんな風に聴こえる 第21話「執着」

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「あぁ、宥海(ゆうみ)さん・・」 濃厚、そして巧妙の度を増した口唇愛撫(フェラチオ)を見舞われ、射精はもとより腰を抜かさんばかりの刺激を見舞われた黒木は、股間に沈められた宥海の頭に両の手を回したまま、思わず呟いた。嫌がられるかもだったが、下した黒髪にもこっそりと手指を延ばして摩ったりもした。「上手だな、有難う。そしてね・・」 「はい、何?」

黒木は卓上の冷茶を一口あおり、宥海にも勧めながら続けた。「これからいよいよ核心に昇るけど、ここと寝室、どっちが良いですかな?」 「あぁ、その事ね・・」ようやく口内から黒木の竿を「解放」した宥海は一瞬考えこんだ風情だったが、少しおいて「そうねぇ。折角だから、寝室で高まろうか。もうお分かりでしょうけど、今夜のあたしは安全日だからね」 「その件、確と心得てござる!」些か古めかしく返した黒木だったが、この夜の宥海が、それなりの覚悟で彼の所を訪れた事は薄々と知っていた。

昂奮が途切れない合間を見計らって、弟・存(たつる)の所へ SMS連絡をくれてやる。少し前から宥海と会い、共に深まり出している事をざっと知らせた。弟からは程なく「俺もさっきから麗海(れいみ)さんと会ってます。場所は兄者も知ってる某ホテルね。連絡くれたの 丁度良かった。もう少しで好い感じになりそうだから、上手く運ぶよ。何かあれば 又連絡って事で・・」の返信あり。 「有難とよ。健闘を祈る・・」 「了解・・」交信ここまで。

「それならば・・」冷茶のペット・ボトルを一本飲み干した彼は、同じく空になった宥海のそれを共に傍らへと下げ、己が先に立ち上がって「ご案内しやしょう・・」と、隣に座していた女に、右手を差し出す。こっくり頷いた彼女、それに捕まる様に立ち上がると、すかさず背後に回し、もつれ合う様に寝室へと歩み。もう一度「お姫様抱っこ」でも良かったが、「さっきと連続は、ちと嫌らしいかも・・」との想いもあり、それは止めにした。

「さあ、それでは・・」黒木はそう言い、宥海を彼愛用のセミ・ダブルベッドに招じた。彼の望み通り 仰向けに臥した彼女は少しだけ不安そうな表情を浮かべ「(あたしは)何もしなくて良いの?」そう訊いてきた。「いかにも。ここは俺が案内するから、その通りにてくれりゃ良いって事でさ・・」 「分かった・・」

まだ脱衣はしていない。黒木は宥海のショーツだけを剥ぐと、着衣のまま攻め込むつもりでいた。ゆっくりとそれを実行し 下方を露わにすると、まずは両の脚を曲げ開いて M字型に配し、照度を落とした灯りの下にぼんやりと認められる 中庸の下草の中に咲く秘溝を捉えるべく、上体を脚の間に沈めて行った。

「うんうん、この鈍い輝き、ルビーみたいで好い・・なあ!」剥きだされた股間に顔を近づけると、黒木はまず秘溝の合わせ目から立ち上る 膣が醸す微かな芳香を愛でにかかった。「ふふ、恆(ひさし)さんも上手ね・・」 黒木「上手・・ですか。何がだろう?」 「演出よ。女を昂らせる演出の事。とぼけなくたって良いじゃないの・・」 「ハハ、演出ですか、そうですか。いや俺は、そこまで計算した訳じゃないけどさ。でもどうだろう・・言ってしまえば『成り行き』でこうなっちゃったって感じかな・・。あぁ、好い香りだ」

黒木にマニアックな反応をされた宥海は、思わず苦笑してしまった。だが、汗臭さや少しの口臭に近い匂いが入り混じった秘溝のそれを「芳香」と反応してくれたのは少しだけ嬉しかった。「ねぇ 恆さん・・」相変わらず開かれた色好い陰唇に鼻を近づけ 嗅ぎ回っていた黒木に、宥海は呟く様に声をかけた。

「あぁ、はい。ご免ね、いつまでも匂い嗅ぎじゃいかんよね・・」一旦股間から顔を上げ 黒木が返すと、宥海「そろそろ 次行きましょうよ。匂いだけじゃなくて、口舌でもあたしの『女』を味わいたいんでしょ?」 「はい、その通り!」短く返すと、少し強引に 秘溝に唇を合わせた。「あっ、はぁっ!ち、ちょっといきなり・・でもまぁ良いわぁ・・」喘いで返す時には、黒木はもう宥海の秘溝を口舌で攻め始めていた。

黒木「あぁ、これも・・」 呟き。そして「トロトロの好い感じ。舐め回してると、ゆっくり秘液が補われるのも気に入ったな。所で宥海さん・・」 「あぁ、はい。とても好いわよ、つ、続けて・・」 「脚を上げてると疲れるでしょ?」 「えぇ、まぁね・・」 「遅れて悪かったけど、両脚共 俺の頭に乗せてみてよ・・」 「ええっ!い・・良いの?」 少し前「一度やってみると面白そうだな・・」とふっと思いついた事を、思わぬ所で黒木が許してきたのだ。「良いからやってみなさいよ!きっと楽だよ」 「分かった。そこまで言ってくれるなら・・」促されるまま、宥海は両の脚先を男の頭上に、押さえつける様に乗せて行った。

「よしよし・・」頭を押さえられ、露わな股間と向き合った黒木は 思わずニンマリと笑みを浮かべた。「準備よ~し!あぁこりゃ、至高の女芯(オマンコ)だ。夜は長いし、降る雨も好い BGM。さぁ、じっくり味わわせてもらおうか!」笑いながら言葉を継ぐと、彼はもう一度、白い豊かな臀丘に手指を走らせつつ 唇を秘溝に合わせて行った。

「あっ、ああっ・・ひ、恆さん、あ、貴方もじ、上手・・」少しおいて舌も使い、秘溝を掻き回したり出し入れを図ったりすると、すかさず宥海も甘い喘ぎで返してくれた。「グチュッ・・」 「ジュルルッ・・」の、些か耳障りな愛撫音が黒木の返事だ。「あぁ、好い好い。秘溝の色づき、とてもグーだ。秘液の出も、ジクジク滲んで出る感じで、俺 嵌りそうだよ・・」頭は依然、宥海の両脚で抑え込まれている。だがこの拘束感が、反って彼の性欲を昂らせ、煽る様な気分にさせられたものだ。その一方、一切拘束しなかった宥海の上体は完全に自由。「ああっ、はぁぁっ!」小刻みに喘ぎながらも、その動きは伸びやかで艶めかしかった。

両脚先を頂き、ガッシリとした一体感と共に進められた 黒木の執拗な口唇愛撫(クン二リングス)はほぼ半時に及んだ。「あふぅっ・・!でも彼、こんなにお股を舐め回して、飽きないのかしらね?」高められながらも、宥海の脳裏に ふっとこんな疑念が浮かんだ。そして「きっとね、愛してくれてるんだ。そうして高めてくれるのは嬉しいけど・・」 「でも、そこから上は、あたしの『女』にお竿を繋いでして欲しいわ・・」

攻められ 昂らされながら、その合間に「ねぇ、恆さん・・」と声をかけてみる。「おやおや、随分舐めさせてもらったけど、まだ不足・・かな?」 股間に埋められた顔を一瞬少し上げ、股間から口舌を放すと 黒木「あぁご免、夢中になっちゃった。そろそろ次へって事ですな?」 「そうそう、いよいよよ。さぁ、あたしのお股に顔を埋めてばかりいないで、そろそろ来て。お口の後は、お竿の出番よ」

「お竿ですか、そうですか・・」呟き返した後、黒木は短く「分かる!」叫ぶ様に続けた。ちと執着し過ぎた様だ。そして「そうそう、いつまでも引っ張るのは、非礼だ。俺の竿がいかに礼儀正しいか、貴女の『アソコ』で感じて欲しい。そうだ。その時が来た~ッ!」 軽く一度 頭を振り払うと、黒木は宥海に上体だけを起こす様促し、又も短く唇を奪った。素早く口唇の間に舌を入れ、一度大きく掻き回す仕草も忘れなかった。宥海は黒木に、口唇に舌を挿し入れられるのが好きなのだ。

「よ~し!」 一度深呼吸をした黒木、そう呟くと「いよいよだ。俺が上の方が良いよね」 宥海「ええ・・。最初はよくある正常位が良いわ。それでね・・」 「はい・・」 「ブラだけは、あたしが取るわ。高まってる途中、貴方に胸の双丘も見て欲しいの」 「分かりやした。絶対に目をそらさない。約束する・・」 「きっとよ・・」 頷いた黒木は、更に両の脚を開き、胸元を開いた宥海にのしかかった。

「あっ、んん・・」 屹立した黒木の竿の先、亀頭が宥海の秘溝を捉えた時、低めの喘ぎが聴こえた。「よし、好いな・・」捕捉を確かめながら、ゆっくりと竿を秘溝の中へと滑らせる。迎える滑らかな肉壁と粘膜の感触。少し後、亀頭の先に微かな当たりを感じた。連結が果たされた瞬間だ。

宥海「あっ、あっ・・ひ、恆さん、さぁ動いて!」 黒木「OK。まぁ焦らずに、ゆっくり昇ろうよ・・」 「い・・良いじゃないの。一度位発射したって。又昇れば良いのよ!」 「あぁ分かる。でも・・」 「あ・・はい。何?」 「折角、今夜は貴女の肉壁や粘膜と心から溶け合えそうだから、その感じも大事にしたいって事ですよ」 「上手い事言うわね。それ待ってたわ。よ~し、今夜は一つよ!」 「望む所です!」 会話が区切られると、今度は宥海の両脚が 黒木の腰を捉え、ガッシリと組付いてきた。「何をしてるの?さぁ、動いて!」そんな強い促しが、黒木の腰に伝えられた。
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の人物壁紙 白石茉莉奈
今回の「音」リンク 「ストーム・キング (Storm King)」 by Bob James (下記タイトルです)
Storm king
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