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この雨は こんな風に聴こえる 第23話「思案」

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この夜 麗海(れいみ)と存(たつる)が投宿したのは、N市の金盛副都心のほぼ真ん中に位置する 某都市ホテルの上階。JRや地元私鉄の名豊電鉄、それに N市営地下鉄が乗り入れる 金盛総合駅からも徒歩で数分の距離で、勿論 存の兄、黒木の居所からもそう遠くない。N城址近くの 存の居所へ行っても良かったのだが、ここは外泊を選んだ。部屋は広めのアッパー・ダブルである。

「ふふ、濃くて良いね・・」並んで座る 長手ソファでの睦み。初めての接吻(キス)のついでに舌を挿し込まれた麗海は、それでもそう悪い気はしなかった。以前のホスト時代の経験が生きたか、存の出方は妙に相手の女を昂らせるものがあった。纏うは揃いの浴衣である。高め合いながらも、存は一方で「兄者だったら、絶対に脱がさずに 徐々に着衣を乱れさせて行くんだろうな・・」などと少し邪(よこしま)な想像をしたものだ。

「さて・・」濃い接吻や舌技を区切ると、存は言った。「麗海さんの胸周り、何となく素敵な感じがするね・・」 聞いた彼女は「ふふ・・分かる?あたし、胸にはちょっと自信あるんだ・・」 「はい勿論!じゃあ、行って良いかな?」 「ちと嫌らしい出方ね。でも、まぁ良いわ。どうせ手指を挿し込んで来るんでしょ?」 「好いとこを突くなぁ。仰る通りです!」

言葉を区切った存は、左の手指をゆっくり 慎重に右に座る麗海の胸元、浴衣の合わせ目から滑り込ませて行く。ブラはやはり、兄の黒木に倣(なら)った訳ではないが、日中に着けていた物をもう一度着けさせていた。「うん、好いね。汗と乳の香が交互にする様な・・」この兄弟、どうも揃って女の芳香を愛でたいという拘(こだわ)りがある様だ。

「さぁ、暫く味わわせてもらおうかな・・」浴衣の胸周りをはだけ、その下のブラを少し強引に押し下げると、優れた双丘が表れた。カップは「D」に近いだろうか。やや大きめ、好い色づきの乳輪が、麗海のやや我の強い性格を代弁している様だ。「好い感じだ。丁度、花が咲いたみたいでね・・」そう言いながら、存がすかさず両の乳輪に手指を走らせると、麗海「あ、あ・・」小刻みに喘ぐ様な高めの声を発して「やっぱり、話が上手いなぁ・・」と感心した様に応じた。

胸の双丘への、交互の摩り(マッサージ)が数分間程続いた。「あぁ、花みたい・・」普段からハーフ的な 華のある表情の麗海だったが、この夜は存に高められた事もあり、早くもトロリとした恍惚の表情を見せ始めていた。「ねぇ、存さん・・」声をかけると 「はい、聞いてます・・」すかさず好反応で返した。

麗海は続けた。「どうせ乳房(おっぱい)吸いたいんでしょ?」 存「そうです。本音じゃね・・」 「吸えばいいじゃないの。あたしもね、吸われると高まれそうな気がするの」 「そういう事なら・・」呟いた存は、浴衣の胸周りを更に開くと、続いてやや強引に 双丘にむしゃぶりついて行った。「ジュパッ、チュッチュ~ッ!」微かな 少し耳障りな愛撫音を伴い、両の乳輪に交互に口舌で摩って行く。「うん、凄く好い。手触りもだけど、吸ってみると 尚素敵だ・・」叶うなら、このまま一晩中吸い続けていたい存であったが・・

「ホント、優れた感触。でも、例の方を進めんといかんしな・・」そう、次の行為へと繋いで行かなければならない事は、彼にも分かっていた。何よりも この夜は、高め合って眠りに就いた後、彼の金品が消えるか否かを見届ける必要があったのだ。そんな事わ考えていると「ねぇ、存さん・・」麗海の方から声がかかった。

彼女は続けた。「あたしの乳房ジロジロ見て、一方的に触って確かめるなんて狡いわよ。そろそろ 貴方のお竿が見たいわ・・」 存「あぁ、ご免ご免。俺もそろそろかな・・なんて思ったんだけど、まだ早いだろうって気もあったって事で・・」 「いいや、もういいわ。そろそろ見せて欲しいわね・・」

それを受け、存は浴衣の裾をはだけて両の脚を少し開いた。「よ~し、任せて・・」見ていた麗海は、存の着けていたトランクスを降ろしにかかった。足先まで下ろすと、礼儀を正す立派な竿と やや濃い下草の上に座す陰嚢が露わになった。「ふふ、素敵だわ・・」含み笑いを伴い、麗海はそのなよやかな右手指を 存の竿に、続いて陰嚢に走らせる。ニヤリとした笑みまでが優れて美しかった。

「素敵な乳房(おっぱい)マッサージを有難う。さぁ、今度はあたしが 貴方のお竿に同じ事でお返しするわ・・」 呟きながら、麗海の手指は 存の竿の先 亀頭周りに執拗な摩りを加えて行く。「あっ、あっ、ち・・とょっと待って!お・・俺、は・・発射しそう。あぁぁ~っ!」 「どうぞどうぞ。遠慮しないで発射オーライよ。でもね・・」 「あっ、はいっ!でも、何だろ?ううっ!」 「あたしに魅せられたからって、男精(ザーメン)をソファやシーツのぶっかけるってのも感心しないわ。そうするなら、あたしの顔を狙ってね」 「あ、ああっ・・わ、分かった。そ、それは・・や、約束する。あぁぁっ!」

嗚呼(ああ)、何たる不覚!麗海の美しく、巧みな指技に嵌った 存の竿(一物)は、遂に盛大に発射してしまった。程好い半透明な白色(オパール・ホワイト)の男精が宙を飛んだ。その瞬間を冷静に捉えていた麗海は、すかさず落下を始めたそれを、己ま顔で受け止めにかかった。かくして男精の大半が、麗海の美顔に降臨した。

「ふふ、好い感じ。素敵だわ・・」 顔を覆った男精を拭き取る事なく、麗海が笑う。「いやはや、ついて行けんものがあるわ・・」男精は美容にも好いという話を小耳に挟んでいた存は、なるべく呆れる事のない様 心がけていた。これが並みの男なら、麗海のした事が「HENTAI」の所業に映る所だが、なるべくそうは思いたくない彼だった。

「ねぇ、麗海さん・・」 存は言った。「一旦、水入りにしようよ・・」 麗海「ふふ、さっきの発射で、腰が抜けたかしら?」 「まぁ、それもあるかもね・・」 そう続けながら、彼は冷蔵庫から冷茶のペット・ボトルを二本抜き出し、一方を麗海に勧めた。「有難う。でも・・」 「はい・・」 「貴方のお竿、手指でけで味わうには勿体ないわ。分かるでしょ?」 「あぁ、分かりますよ」 「じゃ、この先は分かるわね。まずはお口で試したいの。その次は・・」 「あぁ、分かります。その先は、まぁ暗黙の了解って事で・・」これを聞いた麗海は、又もニヤリと微笑んだ。

「そのまま、座っててね・・」ソファで寛いだままの存の前に、麗海はしゃがみ込んだ。そして 最初の絶頂から早くも立ち直り、再び礼を正した竿に 又も手指で摩りを入れる。「ビィイ~ン!」という感じで、適度な弾力を伴った勃起を確かめると、大きく開口して 亀頭に食らいついた。「あっ、うぅぅ・・」 その瞬間、存は思わず鈍い呻きを放った。一旦亀頭を呑み込み、解放すると 麗海の口舌は 竿の幹を下へと滑り、そこに鎮座する陰嚢と下草へも愛撫を見舞った。「ジュパッ、ジュルルルッ!」小刻みな愛撫音と音の呻きが交錯し、二度目の絶頂へと進んで行く様だ。

「あ、あぁっ・・こ、これもた、堪らん・・」押し上げられる感情と欲情をどうにか抑えながら、存はこの時をどうにか凌ぎ切ろうとしていた。次の場面(ステージ)は、麗海の浴衣の下方を開き、股間を露わにしてじっくりと攻める事だろう。「そ、その為にも・・」呻きながら、彼は呟く。「こ・・この時を、何とか乗り切らんと・・。や・・やっぱり最高の気分で、彼女を攻める歓びを感じたい・・感じたいのだぁ~っ!」窓外には、日中からの雨音が続く。「もしかして・・」昂りながらも、存はふと思った。「宥海さんも兄者も、同じこの音を聴いてる・・のか」 昂りに合わせたかの様に、雨脚が徐々に強まっている様にも感じられ・・。
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の人物壁紙 初川みなみ
今回の「音」リンク 「雨にキッスの花束を」 by 今井美樹 (下記タイトルです)
Ame ni Kiss no Hanataba wo
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