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轍(わだち)~それから 第7話「儀式」

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「これは・・」風呂から戻った中条を待ち受けていたもの・・。それは前年の夏、佐分利学院の特別林間学級最後の日に目の当たりにした、あの光景と同じものだった。

「今晩は。『あの時』へようこそ・・」減光され、薄暗くなったリヴィングには、彼の甥 健(たける)やその親友 徹が憧れた「大人の妖精」が降臨していた。全てが純白の、ミニ・コスチュームに装いを変えた、初美の艶姿である。

「ふふ、その時の貴方の反応、薄々感じてたわ。今夜は、今夜こそは、後戻りさせないわよ」穏やかな美しい微笑みの下に、覆い様もない、挑戦的な姿勢を垣間見せる。

あの夏の日と同じ、上体の露出を強調したタンク・トップのキャミソール。肩周りの肌が、一際魅惑的に映る。下方はこれ又、膝上20cm超はあろう、フレア・ミニの装い。更に二ー・ハイのストッキングが、その美脚を引き立て、太腿辺りの「絶対領域」を眩しく際立たせている。

「ああ、素敵・・。初ちゃん、ずっと、貴女が好きだった」中条、思わずゴクリと喉を鳴らす。「さあ新さん。二人して『あの時』へ戻りましょう。そして『あの時』の、夢の続きを始めるのよ」 「分りやした。好いでしょう」彼は、静かに、しかし性的(セクシー)に佇む「大人の妖精」に歩み寄った。

初美の直後の壁に手をつき(少し前まで流行った「壁ドン」の要領で)彼女の左背後に右手を回す。そして「まず、ご挨拶やね」と一言の後、壁の左手も背後に回し。初美が言う。「あたしたちにとっては、ファースト・キスね」 「そう、随分お待たせしたけど、ようやくね」中条も返す。

男はそうして、女の唇を奪う。三十秒以上、ゆっくりと接吻。途中からは、舌の出し入れをも伴った、熱く濃いそれに。

「ああ、好いわ」初美、呟く。「そう、好いね。こう言う熱さ」中条も応じ。「新さん」 「はい」 「今の、もう一度くれる?」 「好いですよ」
二人、もう一度唇を合せる。うねる様な舌使い、そして吸い合いをも伴い、更に長い、一分近い口づけ。

中条は、一旦初美から離れ、その視線を受け止めながら言う。「それじゃ、ちょいと下から、貴女を見上げて行きたいな」 「まあ、下からあたしの中を覗くつもり?エッチね」初美、笑いながら応じ。「いやいや、そうやなしに、貴女の綺麗な脚に見とれて、魅了されちまった訳でして」男は、苦笑交じりにこう言い、佇む女の前で、しゃがみ込んだ。

視線と同じ高さに、彼女の太腿辺りの「絶対領域」が位置す。「ああ、絶景だ・・」中条、呟く。アンダーを覆う、崇高なまでの純白のフレア・ミニと、着衣越しにもそれと分る、見事なウェストのくびれ。それに、キャミソールの下に聳えるであろう、胸の双丘の様子が、手に取る様に分った。

男は、暫くの間、女の絶対領域を愛でる。いっぱしの、ファッション・モデルにも退けを取らぬ、まずは「美脚」と言って良い。「俺みたいな男からすりゃ、出来過ぎだよな」との想いも過る。品のない出方だが、或いは、すぐにでも押し倒してしまいたい衝動に駆られるのも事実。だが・・それを露骨にしないのが、本当のスケベである事も、中条は心得ていた。

「初ちゃん」彼は声をかける。「はい、何かしら?」初美、返す。「この素敵なアンダー、持ち上げたら怒るかな?」 「ふふ、それって、スカート捲りでしょ。嫌らしいわね」 「そう、結局はね。でも、どうしても中身が気になるんだよなあ」 「ハハ、それ、男の本音よね。でも、安心しなさい。穿いてるわよ」 「そうか、そりゃそうだよな」 「ねえ、この続きは、ベッドでしない?」 「それ、好いね」 二人は、肩を寄せ合いながら、中条の寝室へ。

中条のベッドは、前妻がいた頃からのダブル幅で、二年前の離婚後からは、マットのみ交換して使っていた。「まあ、分るまいけど、バレたらその時はその時の事・・」と男は思った。彼は、ベッド脇の中程頭寄りに腰かけ、初美は脚の側に上り、彼に向けて、股間がチラ見できる様、前で脚を組んだスポーツ座りで陣取った。

「ああ、好いね。ここならよく分る」と中条。初美、ニヤニヤしながら「貴方、これを期待してたんでしょう。やっぱりエッチ!」 「ご免なせぇよ。これ、生来のものらしいわ」中条も、苦笑交じりに応じ。「でも、ねえ、このショーツ、覚えあるでしょ」 「そうだねぇ、余り大声じゃ言えんけどさ」

それは、中条が酔って放置していた、某成人雑誌の附録にあった白のTバックだ。それを甥の健が持ち出し、彼の親達が用意の、当時担任講師だった初美への進物に紛れ込ませたものだった事は、以前触れた。
中条、又苦笑して「ハハ、あの時のだよね」と言えば、初美も「そうそう、あの時健君が贈ってくれたのよ。ご進物も嬉しかったけど、今はこちらもね」と笑う。

「ああ、有難う。好い眺めだった。さて、ご挨拶が終わった所で、本題へと進むかな」と中条 横に臥す。初美、その隣に臥して「新さん、上に来て欲しいわ。あたしの上から、もう一度キスして」 「好いでしょう」中条は応じ、初美の上に重なって行く。再度の口づけも、忘れずに。
初美「とてもスムーズだわ。やっぱり、大人の男は安心して見られるわね」 「ややオッサンで悪いけどね。礼を言うよ」中条、こう返す。

「初ちゃん、無理言うけどさ、ちょっとの間、上下入れ替わってくれるかな?後で、必ず上に戻るから」 「分った。必ずしてね。約束よ」初美は応じて、中条と上下を入れ替わり、彼の上に乗る事に。

「ああ、好い感じ。貴女をこの位置で、迎えたかったんだ」男は言う。「余り本意じゃないけどね。何か、好い思い出でもあるの?」女が訊く。
「うん。ちょっとね。でも、詳しく喋ると、貴女以外の女の事になっちまうしなあ」 「あたしはいいわ。さあ、どんな事か、聞こうかしら」
「それはね。所謂プロの娘(こ)だったんだけど、『あの』マッサージを頼んだ時に、上から身体を指や舌で撫でてもらうと、ちょっと好い感じだったのね」 「それ、何となく分るわ。こんな風に?」そう言うや否や、女は、舌で男の小さい乳輪を刺激し始めた。

「ああ、好い、感じる・・」中条、呻く。「ふふ、ここと、腋の下辺りも弱そうね。エイッ、刺激しちゃうぞ!」初美、こう言うと、彼の脇腹周りも、指と舌を巧みに使って、愛撫を進めて行く。
「ああっ、い・・いかん!だ・・だめっ、俺、ホント過敏なんだわな、その辺・・」中条、反応す。初美「新さん、ちょっと前の流行語に、こんなのがあったの、覚えてる?」 「はいっ、な・・何だろう?」 「ダメよ。ダメダメ・・ての」 「アハハ、あったな。当たってるだけにきついよ。正に、今の俺だわ」 「ホント、その通りよね。さあ、少し下方に移ろうかしら」初美、こう言って、中条のトランクスの中を探り出した。

中条「んんん、そう来たか。いよいよ核心に攻め込む・・か」 「まあ、そんなとこね。さあ新さん、観念しなさい。もう一歩、夢に近づくわよ」初美、こう言うと、彼のアンダー・ウェアをゆっくりと降ろしにかかる。やや色の濃い男性自身と陰嚢、それにこんもりとした下草が、女の眼前に晒される。

「ふふ、思った通りの、ご立派な一物だ事。さあ、あたしにご挨拶なさい。素直に反応しなきゃ、ダメ」こう言い、礼儀を正したその先端に唇を寄せ、愛撫し始める。彼の陰嚢には、しなやかな手指が取り付き、蠢く様なタッチを見せる。
「んん、これは好い・・と言うより、凄い・・!」中条、呻く。彼の「自身」は完全に咥え込まれ、陰嚢は手指に包まれ、更なる刺激が加えられる。「よもや・・」男は思う。「この齢で、暴発はあり得んだろうが」

暫しの愛撫(フェラチオ)の後、中条「初ちゃん」声をかけ。「はい、何?」 「俺の方に、後ろを向けてくれるかな?」 「ふふ、所謂『69(シックス・ナイン)』ね。いよいよエッチ!」初美、笑いながら応じ、「ご免、ご免」と言い訳っぽく返す男の望みを叶えにかかる。上に跨ったまま、180度向きを変え、中条の眼前に、その美しい臀丘を向ける。まだ「T」は着けている。

「ああ、素敵だ・・」中条、こう反応し、まずは臀丘を両の手で撫でさすり、優れた感触を味わう。次いで、フレア・ミニの裾から覗く「T」の奥の、「女の真実」に、クロッチ越しに触れて周る。その後、慎重に「T」を途中まで降ろし、姿を見せた、初美の秘花と菊花(肛門)を、交互に唇と舌で愛撫し高めて行く。目立つ荒れもなく、うっすら菊花の下までの、適度な下草とのバランス良い、魅惑の「女の真実」だ。

「ああ、んん・・好いわ。続けて・・」初めて、初美の喘ぎを聞く。「嬉しい。俺の為に、感じてくれてる」中条はしみじみそう思った。暫くすると、彼女の秘液で、秘花が加湿され、潤って来るのが分った。彼の「自身」も、十分な愛撫を受け、先端に滲む前触れ液と共に、温度も硬度も好ましいレベルに達した。「さあ、これからだ」 「さあ、これからね」二人の夢が、更に熱いステージへ昂ろうとしていた。
(つづく 本稿はフィクションであります。無断転載等は、法令で禁じられております)。

今回の人物壁紙 小島みなみ
松岡直也さんの今回楽曲「夜光虫(ノクティルカNoctiluca)」下記タイトルです。
Noctiluca
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