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この雨は こんな風に聴こえる 第34話「前提」

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「うん、思った通りの絶景だ。この明るい朱(あけ)の谷間、堪らんなぁ!」照明を落とした居間で、露わになった麗海(れいみ)の股間をしげしげと覗き込んだ黒木は、改めて感銘と昂揚を覚えた様だった。初めてという訳ではないが、やはり秘溝を覗くのは、ぞくッとする様な昂奮を感じるのも事実だった。弟の存(たつる)は依然、麗海の胸の双丘を左、そして右と交互に摩り、微かな愛撫音を発して吸ったりしている。

「よしっ、俺も この『核心』に挨拶するかな・・」そう呟いた黒木は、薄暗い空間でおぼろに認められる秘溝の周囲から、手指で愛撫を加え始めた。下草は中庸で 少しだけ細かめの体毛が印象的。姉・宥海(ゆうみ)の秘溝はやや落ち着いた朱で、周囲の下草は 意思の強さを表すかの様に やや濃いめで体毛も堅め。これが黒木の好みだったが、姉とは微妙に趣(おもむき)の異なる妹の秘溝にも、彼は魅了されていたのだ。

「あっ、はっ・・恆(ひさし)お兄さんの指の動き、素敵よ。まるでね、虫があたしの『女』の中を狙って、周りを這い回ってるみたいな感じでね・・」軽い喘ぎを伴い、麗海の反応が聴こえてきた。同時に 弟・存から胸周りをソフトに攻められているはずだが、黒木にも気がつく程 妙に余裕が感じられた。「麗海さん、その例え 中々好いね。俺、礼を言わなくちゃね・・」 喘ぐその表情を窺いながら、彼は笑って返した。

黒木の、嫌らしくも優しい愛撫が続く。右手指を半開の大陰唇の傍に添え、スウッと下方、つまり菊花(肛門)の方へ向け、丁寧に摩り下ろして行く。朱に燃える小陰唇も視界にあるが、ここの攻めはもう少し後にしようと思っていた。次いで左手指で、大陰唇の反対側をマッサージして行く。「あっ、ふうっ。恆お兄さん、続けて。存さんもよ・・」引き続き喘いでの反応に、兄弟は「了解!」 「かしこまってござる!」明るく返して一礼した。

十数分間は続いた、兄弟の「上と下」への愛撫が一区切りされると、黒木はいよいよ秘溝の深奥を攻めにかかった。慎重に右の中指と薬指を秘溝に滑り込ませようとしたその時、麗海の鋭い声が飛んだ。「恆(おにい)さん、存さんも ちょっと待って!」 「、おーそうか。じゃあ待ちましょう・・」兄弟は、愛撫の手を止めた。

麗海が言った。「あたしが仕掛けられてばかりじゃ一方的(ワンサイド)だわ。つまんない。それに、何か忘れてる感じ。分かるでしょ?」 「何かを忘れてる。さてね?」やはりこういう場面でも、黒木の勘はやや鈍い様だ。対する存は「何かを忘れてる・・か。分かります!」ときた。

兄に向って、彼は続けた。「つまりね、彼女は 俺達が先に竿(男根)を晒すのが筋だって言いたいんじゃないかな。ねぇ麗海さん、そういう事ですわね?」 聞いた女は、直ぐに返事をせず、ニヤニヤと微笑みを浮かべ 頷いてみせた。「あいや、そういう事だったか・・」さしもの黒木も、ようやく気がついた様だ。

「さぁ、お席替えよ。恆お兄さんと存さん、アンダー脱いで、並んで座って・・」 「分かりやした。そういう事なら・・」 席を立った麗海の後へ黒木が座るも「やっぱり」彼女の座った温(ぬく)みの残る「芳香」に鼻を近づけ 愛でる事をこの男は忘れなかった。「やれやれ、又あの病気か・・」存も又 呆れた風情で、兄の HENTAI 的行為を見守るのであった。

「ホント、匂いが好きなんだね・・」 存に合わせたかの様に、麗海も呟く。聞いた黒木は「あぁ、悪いねぇ。変だっての分かってるんだけど、どうもやめられなくてね・・」 「何かね、煙草のやめられない男性(ひと)みたいで、ちょっと面白い・・」そう言うと、麗海は本当に微笑んだ。「ご免ご免。なるべくやめる様にはしたいんだが・・」 「無理しなくて良いわよ。所で、姉にも同じ事してるの?」 「あ、うん。それはまぁ、ご想像に任せるって事で・・」 何とか追及をかわしたい黒木は曖昧に返し、その様子を見た麗海と存は、顔を見合わせて笑った。

「じゃあお二人、始めるわよ・・」 下方を露わにし、並んで着座した兄弟の前に、麗海は前かがみで対した。そして、共に礼儀を正した竿に両の手を延ばして行く。右手は黒木の、左手は存のそれを捉え、それぞれ亀頭から幹、そして下の陰嚢をまさぐり始めた。

「あ、あぁ・・麗海さん、上手・・」黒木が呻き返すと、存も「あは、ふぅっ。お・・俺なんか油断してると、発射しそうだ。うぅぅっ!」 「存(タツ)、まぁここは頑張れ。少しでも 昂りを先に延ばすんだ。あっ、ううっ・・お、俺も大口は利けんが・・」 麗海の手技は、思いの他巧妙で レベルが高かった。

「ホント、上手だな・・」 必ずしも褒め言葉のつもりではなかったが、兄弟は 麗海に対しそういう言葉をかけるしかなかった。聞いた彼女は「ふふ、随分利いた様だし、気に入って下された様で嬉しいわ。そしたらあたし、もう少し頑張ってみるからね」 「頑張るか、そうか・・」 ここまで来たら、次の展開がどうなるか位は さしもの黒木も見当がついていた。

「あ、ふうっ!」呻き声は、黒木から先に発せられた。手指での摩(さす)り行為を区切った麗海は、兄の方から その竿に食らいついたのだった。「ガブリッ!」という感じで 一旦根元近くまで呑み込むと、次には亀頭の先端を舌技も交えて 細かく舐め回して行く。又も黒木は、射精の衝動へと追い込まれて行った。

「い・・いかん。こ・・ここで昇らされてはダメだ。か・・必ず 交わるその時にせんと・・」 熱い口舌の攻めに晒されながらも、黒木は辛うじて昂りを凌ぎ切った。攻めが一区切りされると、麗海は今度は、向かって左側に座る存への攻めに入る。黒木と同様、その竿は 美しい口舌による攻めの標的となった。「あ、はあっ!麗海さんの技 極上だ。お・・俺、マジでイカされそうだ。あっ、うぅぅ・・」

結局、序盤で存は この日最初の絶頂に昇らされた。天井に届かんばかりに勢い良く発射された精液が、麗海の笑顔の上に降り注ぎ、恰も化粧の「パック」の様な有様になった。「ねぇねぇ、存さん・・」 笑いながら彼女は「これ、舐めてくれる?」とやった。存もこれには「No」とは言えず、顔面を覆った己の精液を、丁寧に舐め取ってやるのだった。

「やれやれ、HENTAI という事では お互い様だな・・」今度は その様を見た黒木が、呆れた様に言った。「まぁ、何とでも言ってくれ。ここはもう、どうでも堪えるからさ・・」 一度昇らされた存は、諦めた様に返した。それを見た麗海「存さんは、素直なのが素敵なとこよ。あたしがしゃぶったら、ちゃんと昇ってくれたし。恆お兄さんは、ちょっと訳が分からないわね」 

聞いた黒木は「それもまぁ、どうにでも取ってくれ。俺はたまたま 持ち応えただけかもだし。所で、次へ進んで良いのかな?」 麗海「次ねぇ。まぁ、ゆっくりなら良いわよ」 「よしゃ。そいじゃ、この続きは寝室にしようか。存(タツ)、麗海さんをお連れせんといかんな」 存「それもそうだ。兄者はやっぱり お脚の方に回るのが良いんだよな?」 「そういう事。だからお前が 麗海さんの上半身を援護(サポート)するって事で・・」 存の最初の絶頂が区切られると、兄弟は 麗海の上下半身ずつを支えて抱え上げ、ゆっくりと寝室へ向け 移動を始めた。
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の壁紙 雨の JR名古屋駅南詰の様子 名古屋市内 2020= R2.7 撮影 筆者
今回の「音」リンク 「雨待ち風」 by スキマスイッチ (下記タイトルです)
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