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轍(わだち)~それから 第8話「雨情」

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熱く妖しい微風が、今度は中条 新(なかじょう・しん)の居所に吹き始めた様だ。甥の元恩師 伊野初美(いの・はつみ)と過ごす、初めての夜。既に多くを語っての前戯を経て、お互いの気持ちは、上限近くまで昂(たかぶ)って来ている。

初美を上に跨がせ、その下方を愛撫していた中条。再び体位を入れ替える直前、途中までその脚に残ったTバック・ショーツを脱がし、己の頭に被る。
「一言、言っていいかしら?」女の言葉。「痴れ者!」 「・・ですか。ご免なせぇ!でもこれ、俺の本望でさぁ」男、こう返す。「冗談よ。でも、そんな事するなら、さあ、あたしの上に戻って。約束よ」 「はい、只今」胸をはだけ、半脱ぎの初美を仰向けに戻し、中条、興奮を抑えながらのしかかる。「そうそう、これを忘れちゃいかんよね」それは、乳房への愛撫だ。

初美「ちょっと心配したわよ、新さん。お尻ばっかり触るんだもの」ちと不満そうだ。「ご免、ご免。忘れた訳じゃねえって事で。それにしても、この肌、ナイスだよね」大きく手指を動かしながら、大きさも形も中庸の乳房を、周囲から乳輪へ、じっくりと撫でて行く。
「貴方の触り方って、ソフト目なのが好いわ。前の彼とかって、皆アバウトだったの。それが耐えられなくって・・」初美、少し辛い思い出を語る。「ああ、覚えとかんとね。俺は、そんな出方はせんよ」 「ちょっと、去年の『学級』の事、話してもいい?」 「好いよ・・て言うか、聞きてぇなぁ。さっきは、俺の思い出話だったしね」中条、そう促す。

「大声じゃ言えないけど、あの時、健(たける)と徹に、深い事を教えたのは、貴方もご存じよね。その折感じたんだけど、幼い彼たちの方が、ずっと触り方が丁寧なの。もしかして、貴方の影響かしら、なんて思ったりもしたものよ」 「まあ、まだあんな餓鬼(がき)だから、詳しい所は教えられんけど。そうだね、俺の普段の姿勢から学んだって所はあるかもね」 「子供たちって、うるさく言わない、無言の所から学んでる所も多いって言うしね」 「それ、聞いた事あるな。大事かも。さあ、お熱が冷めん内に、次行くかな」 「そうしましょう」

もう一つ、男には最初の行動でなすべき事があった。ゴム(コンドーム)の用意だ。遥か以前、前妻との交際時もそうだったが、彼は、少なくとも最初の行為に際しては、ゴムを着けようと心に決めていたのだ。
包装を開けにかかった、中条の節だった手を、初美のなよやかでしなやかな手が制す。「新さん、ちょっと待って!」 「ん?」 「あたしにさせて」 「ん、分った。お願いね」初美、開け始めの包装を中条から奪うと、中のゴムを手際よく、彼の「自身」に着けて行く。

「さあ、用意はいいわね。いよいよよ」 「そうだね。それでは」中条、初美の脚を軽く持ち上げて下方に腰を寄せ、「彼自身」を秘花に近づけ、ゆっくりと合わせ目を割り始め。徐々に腰を沈め、ぬめる様な肉壁と粘膜の、締めて来る様な感触を微かに感じながら、ゆっくりと中へ滑り込む。そして、先端が微かに当たった様な感じを得て、連結。

「んん・・ああ・・好い!」程好く長いブルネットを妖しく揺らし、大きく喘ぐ初美。中条の背後に腕を、腰に脚を回し、男を驚かす強い力で絡みつける。「ああ、強いな。思った以上だわ」彼女得意の「蟹挟み」の威力を、中条も感じた。「ふふ、これがあたしの『愛の力』よ。さあ、分ったら動いて。力強く、腰を動かすのよ」女が、下から組みつけた脚に力を込め、男の勝手な動きを制し、上下の腰の動きのみを促す。彼はこれを察し、女の望み通りに腰を上下させる。ただ、初めから強くはしない。ゆっくり動かす「スロー・ピストン」で焦らすのだ。

「美しい喘ぎ。確かに、プロ歌手を目指してた女性(ひと)の声だよな」初美を抱きしめながら、中条は思った。世が世なら、国中が大騒ぎする「歌姫」になったかも知れぬ女性が、今、己の腕の中にいるのだ。その事が、そこはかとない興奮を、男にもたらす。勿論「上玉」と呼んで好い美しさのせいもあったが。もう一つ、こんな想いもある。「この姿態(ポーズ)、四十八手にもなかったよな」

「新さん」女が呼ぶ。「随分ゆっくりね。意地悪してるの?」 「いや、そうじゃなくて。初めてやから、様子を見てるって事さね」男はこう返す。「少し優し過ぎだわ。考えものよ。さあ、動いて。少しは獣みたいだっていいわよ」 「そう言うものか?」 「そう言うものよ」
中条、これを受け、腰の動きをやや強めに。「ああっああっ・・ふうぅぅん~!」応じる初美の喘ぎも、更に大きめに。小半時、組み敷かれる女と、のしかかる男の熱い交わりが続く。

「初ちゃん」暫く後、中条が呼びかけ。「疲れたろう。もう一度、俺と上下入れ替わろうか」 「それは好いけど、今夜は、いつも貴方と目を合せていなきゃ嫌!最初の夜でしょ?」初美、こう応じ。
「分った。じゃ、向き合える様にするから」 「ええ、お願いね」男が、仰向けに臥した上に、女が向き合って跨り、目を合せながら、再び下方も繋いで行く。四十八手中の「時雨茶臼(しぐれちゃうす)」と呼ばれる騎乗位の基本形だ。「少しの間、これで行こうよ」 「ええ、あ・・んんん・・好いわぁ!」

中条、下から仕掛ける様に腰の動きを再開。初美も、それに合わせる様に上下動にかかる。時々、息が合わず、動きがずれる事もあり、その時は「うまく行かんなあ。ご免、もう一度やり直しいいかな?」 「仕方ないわねぇ。でもいいわよ」などと、苦笑し合いながら短い休みを入れ、行為を進める。

更に小半時が過ぎ、息を弾ませながら、初美が言う。「新さん・・あああ・・!」 「んんん、初ちゃん、何かな?」中条が応じると「分ってるでしょう。もう一度、あたしの上で動いて。貴方が上に戻って、一緒に昇るのよ」 「分った。いいでしょう」男は、再び女に重なる。
正常位の姿態(ポーズ)に戻り、女の上体を腕に抱き、「彼自身」をその秘花に返して行く。その腰に、再び女の脚が絡みつけられ、二人以外の侵入を寄せつけまいとするが如く、強い力で一体になって行く。男は「そうすべき」との一心で、腰を動かして行く。そして・・

「ああっああっ・・ふぅぅ~ん!はぁぁ~ん!好い・・好い・・行く~!」 「んんん~・・好い~!昇る~ぅ!」最後の高め合いの末、二人は頂へ。
「ああ、ああ、好かったぁ~」 「ああ、俺も・・。ホント、好い繋がりだわ・・」まだ息を弾ませ、初美と中条は、上と下で感慨に耽(ふけ)る。「ああ、好い余韻だ。まだ、どいちゃいかんよね」中条、訊く。「ええ、まだよ。もう少し、あたしの上を離れないで」初美、返す。

十数分の後、初美は笑いながら「新さん、離れていいわよ」促すと「OK。こっちはどうかな?」中条、そう言いながら、彼女の下方に繋いでいた「彼自身」をゆっくりと離す。まだ礼儀を正したそれ。装着するゴムの先端には、量は若者に及ばずも、十分濃い男精が溜まり、側面は、女の秘液をもたっぷり帯びている。「いい感じだわ。それ、貸して!」初美、中条から外したゴムを奪い取り、どこかに隠してしまった。そして・・「新さん、これからゴムが要るかどうかは、あたしが判断する。貴方は、それを信じて」 「OK。まあ、いいでしょう」些か不安がなくはなかったが、男は同意する事にした。

もう夜も遅い。日付も変わっただろうか。気がつけば、外は雨音がしている風にも聞こえる。「さあ、シャワー行こうか」中条が促すと、初美は「一緒に使おうよ!」と応じ。「好いなあ。じゃ、そうするか」やや狭いが、なるべく騒音にならぬ様注意、語りも低めの声で、二人同時のシャワーとなった。

行為を終わって、暗い窓外に目を遣る中条「雨やね。さあ、今夜はよく眠れるぞ」初美も「そうね。二人して、好い夢見ましょう」
並んでベッドに入る。「お休み!」雨の夜はよく眠れる、と世間でも言われている様だ。

明けて6月5日の日曜、雨の朝。夏至が近く、夜明けが早い事もあり、中条は7時過ぎに目を覚ました。例の白コスのまま眠った初美は、まだ夢の中。窓外の向かいに目を遣ると、今朝は「Kuso犬」が屋上に現れていない。「ショボい野郎だ。ザマを見ろ!」このレベルの降雨で、表に出ないとは情けない、と彼は思った。

「お早う!」小半時程後、初美も起床。中条は、頭に頂いていた「T」を彼女に返す。ニヤリとして受け取り、ちょっとの間、着替えの為隣室へ。その間にTVをつけ、某報道番組に目を通す。毎週日曜朝の、中条の習慣であった。新聞は、勤務先で朝刊が読めるので、購読していない。まあ現代は、インター・ネット報道もあるので、そう不自由している訳ではない。

着替えを終えると、彼は初美を促して、朝食の為 近所の喫茶店へ。馴染みの店は、日曜祝日もモーニングの用意があり、コーヒーなどに僅かな料金追加で、ゆで卵や各種トースト、果物などのセットが楽しめた。「おお、新さん。今朝は美人さんと一緒かよ」気心の知れた店のオーナーからこう言われ、中条は苦笑。初美は会釈。ここで、小一時間程雑談の後、二人は一旦戻る。

「雨の日曜は、いつもこんな感じなの?」初美、訊く。「そうやね。さっきの店に長めにいたり、TV やレンタル・ビデオのチェックとかかな。それと、ブログとかのネットの作業とか。後、掃除や洗濯が土曜でできないと、日曜に集中して、一日終わりって感じですよ」中条、こう返す。
「おやおや、誰も似た様なものよね」初美は言い、内心で笑った。

雨は、午後には上がりそうだった。中条は言った。「俺、夕方前に、市内V区の実家へ行かないかん訳。ですから、昼飯行って、暫くしたら、貴女んとこが途中みたいなもんだから、車でお送りする事にしますわ」 「有難う。そうしてもらえると嬉しいわ。ずっと一緒にいたい気もするけど、あたしも、明日から仕事がありますから。所で、親御さんの所へは、買い物とかもして行くのかしら?」

対する中条「そうやね。そんな感じ。貴女はご存じかな?円頓寺のそばの丸万ストアが、野菜とかが安いのね。んで俺は、親とか自分の青物も、車や自転車で買いに行く訳で・・」 「あら奇遇ね。あそこへは、あたしも買いに行くのよ。自転車が多いけど、ウチからは歩けない事もないわね」 「そうか、丁度良かった。じゃ、帰り道で買い物して行けば」 「有難う。そうするわ」
もうすぐ昼時。今回最後の食事で、初めての逢瀬は、気分良く終わらせられそうだ。
(つづく 本稿はフィクションであります)。

今回の人物壁紙 西野 翔
松岡直也さんの今回楽曲「アドリア(ADRIA)」下記タイトルです。
ADRIA
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愛知県在住の後半生男です。恐れながら、主に18歳以上限定内容を記して参ります。
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