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この雨は こんな風に聴こえる 第48話「目途」


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「ホント、迷うとこだよなぁ・・」長さを延ばした 居間のソファ上で、麗海(れいみ)と後背位(バック)で行為を続ける黒木は、わざと聴こえる様に息を弾ませる合間に こう呟く。「このまま昇りたい・・いや、やっぱり正常位・・かな」 麗海の膣圧は明らかに姉・宥海(ゆうみ)のそれより強く、且 有無を言わせぬ補足力があった。後ろに繋いだ竿の動きも 慎重を期さないと呆気なく射精してしまうリスクがあった。

黒木の趣向通り、薄手の着衣は脱がせない。上体のそれをなるべく整え、一旦は捲り上げたフレアのアンダーも、又直してやる。黒木の眼下に認められる結合部が アンダーのヒラヒラに邪魔されて見えなくなるが、その事が反って結合の妄想を掻き立て、彼を昂奮へと誘うのだった。

「そうだなぁ、やっぱり・・」甲高くも心地良い、麗海の喘ぎに耳を傾けながら、黒木の気持ちは徐々に固まって行った。「最後は、彼女に下になってもらうか・・」 もう暫くの 腰の前後同を経て、彼は声をかけた。「ねぇ、麗海さん・・」 「あっ、ふうっ。何?お兄さん。今夜の後背位(バック)、とても上手で好い感じなんだけど・・」 「そうですか。そいじゃ、このままが良いのかな?」 「うんうん、ホントはね。で、今から服(コス)を全部脱いだ方が好いって事かしら?」

黒木「あぁ、ご免。実は、服(コス)は着たままの方が良いんだな、ホントは。こうやって『見えそで見えない』とこをじっくり攻めるってのが俺の好みなんですよ」 「ふふ、それも嫌らしいわね。あたし、ホントはあたしの『女』をじっくり観察しながら高めて欲しいって気にもなってきたんだけどね・・」

「そうか。そいじゃ、この希望は悪い・・かな」一瞬、黒木に複雑な想いが過った。麗海は、本当の所は衣服を全部脱ぎ、全裸で高まりたいのだろうと思った。着せたまま昇るつもりの黒木とは、その辺りが温度差だった。「うーん・・」悟られぬ様、腰の運動を適度に続けながら、彼は又 迷った。「全脱ぎはして欲しくないな。す・る・と・・」 又、想いが呟きに変わった。「このまま、後ろに繋がったまま昇る・・か」

しかし、一方で着衣のまま正常位に戻って昇るという 当初の望みも捨てた訳ではなかった。「それでね・・」又 後ろから囁く様な出方を。「うっ、ふうっ・・はい、何?」喘ぎながら麗海が返すと 「後ろからの攻めが、ちと長くなった。もう一度体位替え(チェンジ)して昇ろうと思うんだけど、どう?」 「ふふ、悪くはないわね。で、どうせ貴方は 又あたしの上に乗りたいってとこかしらね?」

「ハハ、やっぱり読まれてた・・か」黒木は、わざと苦笑して見せた。これを見た麗海は「それ位、直ぐ分るわよ。ホント、貴方の目論見って単純なんだからね。フフフ・・」 「単純で悪かった。でも、そうだね。俺、最後はその・・正常位で決めるのが最善(ベスト)みたく思うって事で・・」

麗海「分かった。まぁ、良いでしょう。条件はね・・」 黒木「はい・・」 「服(コス)のままで上に来ていいわ。ただ、最後は必ず あたしの中で発射して。それが守れるなら、貴方の望み通りよ」 「中で発射かぁ。まぁよろし。努力します・・」 「やだ。必ず中よ。約束して!」 「OK。必ずしますよ・・」

会話を区切ると、黒木はゆっくりと 麗海の後ろから離れた。繋いでいた 礼儀を知る竿をゆっくりと秘溝から抜き離すと、それは女の秘液でしとどに濡れていた。根元に茂る下草までが湿気を含む。「よしっ・・」右手を麗海の腰に添え、徐々に力を加えて 四つん這いから仰向けに姿勢を変える様促す。麗海も応じ、黒木の望み通り 仰向けの姿勢に変えて 再び両の脚を開いた。

「さぁ、ここよ。ここ・・」 大きく開いた脚の間に、早く戻る様促して来る。「よしよし、只今ね・・」応じる黒木、麗海の右脚をソファの背もたれに架からせ、もう一方の左脚を抱え込む様な姿勢で、彼女の上に重なって行く。「さぁ、返して・・」の言葉に従う様に 手探りで秘溝を確かめ、もう一度 堅さを守った竿を滑り込ませる様に返して行く。「肉壁と粘膜の感じを覚えて」の麗海の言葉を心に反映させながら、更に奥へと滑り込ませ、又 連結を果たす。

「あ、ああっ!お兄さん、こ・・これもい、好い!」何度目かの心地良い喘ぎが、耳に届いた。「よしよし。うん、俺も好い感じ。又、動くからね・・」 「そうだよ。前より攻める感じでね。そして、あたしと一緒に昇るのよ・・」 「よしよし、約束する。あぁ、好い昇りだ。うぅぅっ・・」 時折の濃い接吻(キス)を交え、ゆっくりと しかし確かに昂って行く。

この夜の最後だろう、曲がりの大きいハード目に正常位の行為が、慎重に続いた。その前の後背位に近く、半時程続いた。慎重に高めたつもりの黒木だったが、途中から 腰の動きが随分強くなった。そして「い、好いっ!イく~ッ!」の鋭い喘ぎを聴くと「よしっ、お・・俺も、昇るぅ~ッ!」 何とかほぼ同時に、二人は頂に立った様だった。

黒木「あぁ、今夜も良かった・・なぁ」 麗海「ふふ、あたしもよ。何かね、お兄さんのお竿、段々良くなってきちゃった。ホントはさ、あたしの処女を奪った 悪い虫が住んでるはずだけど・・」 「そうですか、そりゃ悪かった。まぁ気に入られたのは光栄だけど、何や複雑な気もするんだよね」 「そんなに気にしなくても良いわよ。今夜はホントに気持ち良かったんだからさ・・」

黒木「まだ、暫くこのままで居ようかな」 麗海「うんうん。ゆっくり離れりゃ良いわよ」 「お言葉に甘えます・・」これを聞くと、麗海は下から優れた笑顔を見せてくれた。何度か唇を交わしながら、二人はもう暫く 上下で繋がったまま過ごした。暫く後、日付が替わった。

「そろそろ・・」黒木が言った。「余り遅くなってもいかんしな・・」 麗海「そうだね。そろそろ離れる?」 「そうしよう。寝る前にシャワーも使いたいしね」 「あぁ、そうだね。その方が良く眠れる・・かな」 「そういう事です・・」 会話を区切ると 黒木は上体を起こし、麗海の下方に繋いでいた竿を ゆっくり慎重に抜き離す。秘液を全体に浴びた堅い竿は、暗めの照明を受け 鈍く光った。

少しおいて、麗海の秘溝から、黒木の発射した白みがかった男精がゆっくりと流れ出すのが認められた。「麗海さん、ちゃんと中に出したからね。まぁ見てよ・・」そう言って黒木は、手鏡を向け 麗海の両眼から秘溝が確と見える様セットしてやった。「ふふ、好いわね。確かに見たよ・・」 射精を確かめた麗海は、満足げに笑顔を浮かべた。そして「後は、分かるわね・・」と続けた。

秘溝から下の菊花(肛門)にかけ 垂れ落ちんばかりの男精を舌で掬い取り、麗海に口移ししてやった後、ウェット・ティッシュで股間を拭き清める「いつもの儀式」を経て一呼吸。それから揃ってシャワーをもう一度使い、寝る前に少しだけ TV番組をチェックしながら冷茶で水分補給して就寝、というのが 二人の行う流れになっていた。勿論黒木は、ラジオの深夜番組を微かな音量で聴きながら臥す。この夜は、その上に麗海が重なっての就寝という寸法だ。

「さて、眠れるかな?」冗談交じりに黒木だ呟くと、麗海「好い夢が見られるはずでしょ。・・なら、ぐっすりじゃないの?」 「ぐっすり・・か。・・だと良いな」今度は黒木が下、麗海が上で笑い合った。そして「朝はゆっくりで良いの?」の問いに 麗海「ゆっくりで良いよ。土曜ならスマホで済ませられる用件が主だからね。それより今夜は、何か良い予行演習ができた様な。そう思わない?」 「予行演習かぁ・・確かにね。ホント、貴女は上手い事言うなぁ・・」褒め言葉ではないが、感心する黒木。だがこれで、この夜に続く会合の目途が立ち始めている様にも感じたものだ。
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の人物壁紙 竹田ゆめ
今回の「音」リンク 「レイン・オン・ミー (Rain on Me) 」 by Ashanti (下記タイトルです)
Rain on Me

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