FC2ブログ

記事一覧

轍(わだち)~それから 第35話「特講」

av-30965.jpg
山間の宵闇を切り裂く、鋭い警音・・それは紛れもなく、中山荘(ちゅうざんそう)の傍らを行く、JR中央西線の貨物列車を率いる電気機関車 EF64(1000代)機が発したものだった。送風機の動作を伴う、重い走行音が、ゆっくりと四人の下方、山奥の方へ向け通り過ぎて行く。

「豊(ゆたか)・・」思い詰めた様に、初美が声をかけ。「はい・・」彼が返す。「さあ、来て・・」 「はい、ですが・・」 「何?」 「ちょっと、待って下さいませんか?」 「何を待つ必要があるの?男なら、迷わないの」 「なら先生、ゴムはなしでいいんですか?」 「ああ、それね。大丈夫よ。一応薬(低用量経口避妊剤)も飲んでるから」 「ご免なさい、そうじゃなくて・・」こう返すと豊は、遠くない日に、初美が中条の妻となる可能性がある様に感じる事、そこから、己はゴムを使う決心をしている事を語った。正直、その気遣いは、少し嬉しく感じられた。

「そう言う事なら・・でも、繋がった時の歓びが少しだけ減るのはいいの?」初美が訊くと、豊は「俺はいいです。望む所です。先生から、濃い授業を受けられる事、そのものが歓びです」こう強く返した。「分った・・」初美は、一旦上体を起こすと、豊の持っていた樹脂の包みを取り上げ、中のゴムを、手際よく「少年自身」に着けて行く。「お願いします!」とでも言う様に、それが礼儀を正したのは言うまでもない。

「さあ、始めるわよ」 「はい、お願いします」再びベッドに臥し、脚を曲げ開いて秘裂を露わにする師の下方に教え子が控え、黒のニーハイを纏い、開いた脚に「少年自身」の愛撫を賜った答礼に、その下草に舌を走らせ、秘花に唇を重ね。ローズ・ピンクの合せ目に下草から舌を移してゆっくりとさし入れ、「あう・・んんん・・」喘ぎを確かめながら、丁寧に舐めて行く。「好いわ、豊、好いわ・・」囁く様に、行為を続ける様促す初美であった。他のベッドでは、同じ様に、小町が臥して脚を開き、中条が下方に控えて口唇愛撫(クンニリングス)を進めて行く。二つの喘ぎ、二つの吐息が、遠ざかる貨物列車の走行音と交錯し、独特の協奏を演じて行く。

「さあ、皆・・」小町が声かけ。「用意はいい?」 「OKです」中条と豊が返す。「あたしもいいわ」初美も応じたが、心なしか語調が弱い風にも感じられたが。「じゃ、濃い事を始めましょう」この一声を受け、初美に豊が、小町に中条が重なって行く。薬は彼女も服用し、男も分っていた。「今度こそ、来るのよ」「はい、繋ぎます」男たちが、それぞれの「自身」の先端を女たちの秘花に当て、粘膜のぬめりを確かめながら、ゆっくり慎重に、肉壁に繋いで行く。次第に強くなる「締め」を感じながら、先端が子宮口に当たる感触を確かめ。

「ああ・・ふぅんん・・」低い喘ぎで、二組の男女の連結が、前後して果たされる。「さあ豊、動いて。力強くしていいのよ。若者らしくね」 「はいっ、始めます」初美の上体を抱き、胸の双丘に顔を埋め、下方を確かに繋いだ豊が、腰を動かし始め。彼の背弧にはなよやかな両腕が、腰には両脚が回り、組み付けられ。「ああ・・んん・・これ、好い。先生、動かんといけませんね・・うう・・」促されて豊、まずはゆっくり確かに動いて行く。「どう?この姿態(ポーズ)、蟹挟みって言うらしいわ」初美に訊かれ「蟹挟みですか。好いですね。これは頑張れそうだ!」上に重なる豊、本気で燃えられそうな気がしていた。

一方の小町と中条。こちらも、正常位での行為で始まる。初美と豊程の強い蟹挟みではないが、彼の背後にも、女医の両腕両脚が回されていた。初めの内は、ゆっくり動く「スロー・ピストン」で昂らせて行き、様子を見て速めるつもりだ。

「新さん・・」女医が呼びかけ。「はい、何でしょう」男が返すと「何だかね、あたしもスローな動き、好きになって来ちゃった」 「おー、そうですか。そいつは有難うございます」 「あ、こらこら。動きを緩めないで。ゆっくりでも、力強く行くのよ。お話に気を取られるのは、貴方の悪い癖。繋がってる時は、性交(セックス)を優先しなきゃ・・」 「は~い、ご免なせぇ。確かにねぇ、余り話に気を取られると、よく動けんみたいね。俺はそこに気をつけんとってか」 「はい、その通り!又、気持ち佳くなって来たわ。さあ、続けて・・」 「了解で~す」

前戯から含めると小一時間後、二組の男女は、一度体位を変える。「先生、お疲れでしょう。暫く、俺が下になりましょう」素早くベッドに臥した豊の申し出を、初美は素直に受け「じゃ、あたしが跨るわね。君の腰がよく動く様にしたげるから」笑いながら、ミニコスの裾を持ち上げ、腰を沈める。「ハハ、そりゃ楽しみですね。よ~し、又頑張りま~す!」豊は「自身」の礼儀を再び正し、迎える。

「んぁぁ、好いわぁ・・」再びの喘ぎと共に、騎乗位で行為再開。四十八手中の「百閉」とある、無理のない体位だ。上で腰を上下する師の臀丘を、教え子が支え、下からの腰の動きで応援す。「ああ、これも効くなぁ」豊、改めて感心す。「ね、この姿態(ポーズ)も好いでしょう。君はお尻に触れるし、あたしは顔を向き合わせてできるから、好きなのよ」 「ですねぇ。この姿態、エッチ度とても高いですよ~!』豊も応じ、二人は笑った。

一方の、小町と中条は、後背位での繋がりを試す。深く前にかがみ、ミニコスの裾を途中まで捲って、臀丘を突き出した女医の背後に男が寄り添い、礼儀を守る「彼自身」を秘花にゆっくりと返す。「はぁん、ふぅんん・・」の喘ぎと共に前後動を始め。この姿態は、四十八手中の「仏壇返し」だ。新しい体位での繋がりが、小半時程続いた。

その後で、女二人が再び臥し、男二人が最初と同様に重なって、正常位でもう一度高め合い。「ああ・・ああ・・行く!行くまで続けて~!」 「んん・・んん・・分った!の・・昇る~!」四人は、前後して頂へ。「ああ・・ああ・・良かった・・」 「お・・俺たちも、よ・・良かったと・・」暫くは、愉悦の続きに身を任すのが良いと、少年も理解した様だ。

小町?それとも初美?どちらからともなく「離れていいわ」の一声を待ち、中条と豊は、下半身の連結を解く。「二度目も濃いわね」外されたゴムの男精を見て、初美が感心している。「はい、お蔭で、俺のは随分濃いのが分りました」 「ハハ、健康な証拠よ。これからも、この身体を大事にね」 「はい、有難うございます」まずは誉められた豊、気分も良さそうだ。

ゴムなしで行為をした小町と中条、連結を解いた後、彼女の秘花から流れ下る男精を受け、口移しで男が女医に口づけをして返す。「いや~、凄いですねぇ」眼前で繰り広げられるザーメン・キスに、豊は驚いた様だった。初美は、その後ろで平静を装ってはいたが、心中は穏やかでなかったかも知れない。

行為が終わり、けだるさの漂う生徒の寝室内で、一人小町は元気そう。「ねえ、豊・・」 「はい」 「もう一度、しようか?」 「マジですか?俺はいいけど」 「しかもね」 「はい」 「今度は、ゴムなしでどう?」 「うわっ!そんなの、大丈夫ですか?」 「平気よ。さっきだって、中条さんと、ゴムなしだったもの」 「・・ですか、そう言う事なら、お供します」ベッドに戻った二人、再び口づけ。その後で。

小町「ねえ、新さん」 中条「はい、何か?」 「折角だから、貴方たちも、もう一度したら?」 「いや~、俺たちは無理できませんわ。明日の帰りの事もあるしさ。見物じゃ、ダメ?」 「仕様がないわねぇ。じゃ、それ、許可するけど、最後まで見届けなきゃダメよ!初美もね」 「はい、いいでしょう。従います。初ちゃんは?」 「ふふ、面白そうね。あたしも最後まで見届けるわ。今夜はもう、行為は勘弁だけど、見物は大好きよ」笑いながら返す。その美しい笑み、ほんの僅か、薄気味悪さを漂わせるものだった。

「さあ豊、又高め合おうね」 「はい、お願いします」再び、睦み合いが始まる。小町、豊の下方に手を伸ばし「少年自身」と陰嚢を、手コキの要領で丁寧に高めて行く。それは、打てば響く様に礼儀を正す。上方では、教え子が、女医の胸の双丘に手を回し、乳首から谷間へと、ゆっくり手指を滑らせて行く。「ああ・・若い男は、やっぱり好いわ・・」小町、喘いで一言。
「呆れたな。さっきと殆ど変らん勃起度や。さすが、若者は違うな」中条、呟き。それを見た初美、彼の隣にスッと寄り添い「何よ?嫉妬してるの?」挑発する様に言う。「いや何・・俺は事実を言っただけよ」男が返すと「それは逃げでしょう!」すかさず、女が突っ込む。行為中の小町と豊も、思わず苦笑いだ。

「悪い、悪い。さあ、続けてくれ」中条、平謝りで、師弟に行為を促す。「ああ、いや、気にしなくていいわよ。さあ豊、復習ね」小町はこう返し、豊の「自身」を咥え込み、陰嚢に手指を回しての、口唇愛撫(フェラチオ)をもう一度。「うう・・んん。せ・・先生・・や・・やっぱり、もっと感じるぅ・・」彼の感度は、早くも復旧した様だ。「お返しします」 「ええ、お願いね」小町はもう一度ベッドに臥して、脚を曲げ開く。着けるは、中条をも魅了した黒ずくめのガーター・ベルトとデザイン柄のストッキング。「ああ、素敵・・」股間に臥した豊、これまでを思い出す様に、秘花に唇を重ね、舌で合せ目を探って行く。「ふぅん、はぁぁ・・続けて」女医が喘いでいる。

「いやいや、こんな展開、想像もせなんだわ。俺たち二人が見てる前で行為なんて、ようやるわ。なあ初ちゃん」見守る中条、思わず苦笑す。初美も「まあね。あたしも、他人の行為を生で見るなんて初めてよ。さあ新さん、今夜はもうしないなんて、断言できるかしらね?」 「うーん、ブレるなあ。貴女の黒ミニコスも素敵やし、何か怪しくなって来た様な・・。でも大丈夫。今夜はねぇよって言ちまっては、貴女に失礼・・かな」 「無理しなくていいわよ。あたしはどっちでも好いわ。又次もあるんだし」小町と豊は行為の続き、初美と中条は、それを観察しつつ、とりとめもない会話・・で、山間の夜は更けて行く。窓外には、何事もなかったかの様に、蛍が舞い・・
(つづく 本稿はフィクションであります。無断転載等は、法令で禁じられております)

今回の人物壁紙 冬月かえで
松岡直也さんの今回楽曲「水のオブジェ」下記タイトルです。
Mizu no Obuje
スポンサーサイト
[PR]

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

hakase32

Author:hakase32
愛知県在住の後半生男です。恐れながら、主に18歳以上限定内容を記して参ります。

お手数ですが、拙各稿を初めからお読み下さる場合は、下方にあります月間アーカイブ他のご利用をお願い致します。
他ブログを含め、拙記事の無断転用及び引用は ご遠慮下さい。

下記ランキングに参加しております。
クリックをお願いできれば幸いです。

官能小説ランキング

アクセスカウンター

愛と官能の美学

Shyrockさんの R18読み物集。他の作者各位も多数リンクされています。入口は、下記タイトルです。

赤星直也のエロ小説

赤星直也さんの R18読み物集。入口は、下記タイトルです。

未知の星

赤星直也さんの R18読み物集もう一つ。他の各位の作品も収録されます。

Mikiko's Room

Mikikoさんの、カテゴリー豊富な R18読み物集。独自視点の旅日記も好感です。

Adult Novels Search

R18 読み物の検索サイトです。

ブロとも一覧

拙バナーです

知人様より、優れたバナーを賜りました。必要時はご利用を Produced by Shyrock

もう一つの 拙バナーです

知人様ご厚意により、拙バナー追加編も賜りました。必要時はご利用を。 Produced by Shyrock

清き一票を(笑)

下記ランキングに参加しております。

日本ブログ村バナー


にほんブログ村 →できますれば、こちらも応援を・・

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

月別アーカイブ

これまでの拙連載「想いでの山峡(やまかい)~林間学級の秘密(2016=H28,9~10)」と「轍(わだち)~それから(2016=H28,11~2017=H29,2)」  「母娘(ははこ)御膳(2017=H29,3~6)」  「南へ・・(2017=H29,6~8)」 「交感旅情(2017=H29,9~12)」 「パノラマカーと変な犬(2018=H30,1~5)」  「ちょっと入淫(2018=H30,6~10)」 「情事の時刻表(2018=H30,11~2019=R1,6)」 「レディオ・アンカーの幻影(2019=R1,11~2020=R2,5)」も お読み頂けます。